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バカと呼ばれるとさみしい!  
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バカと呼ばれるとさみしい!

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■11月の問い
「バカと呼ばれると、悲しくなるのはなぜでしょうか?
バカと呼ばれないためにはどうしたらよいのでしょうか?」

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バカというのは、多分、自己や自我とかの自分といったものから、一歩外に出られないさまを指しているのと思いますが、一番悲壮なのは「ただのバカ」です。

ミーツなどでおなじみのバッキー井上さんは、自分のことを「酒場馬鹿」と表していて、そのうえでおれは決して「酒バカ」じゃないなどといっています。オレは酒場にいるしか能のないバカで、ほかのバカと一緒にしないでくれということです。

みなさんのまわりにも「○×バカ」はたくさんいるはずですよねえ。

けれどもそのようなバカは、時として困り者なのですが、そのバカぶりがおもろいし、しばしば人気がある。

対照するに「○×がつかない」バカは悲惨です。そのものズバリ「ただの」バカ以外に分節しようがない。つまり全方位型バカは、「バカ」「ばか」「馬鹿」しか表現しようがない。この辺がバカの奥深いところだとわたしは思います。

同じバカなら○×がつくバカでありたいし、その○×がほかに例を見ないバカであればあるほど世の中、面白いと思いませんか。

みんながみんな「野球バカ」とか「将棋バカ」とかあるいは「仕事バカ」だったら、ちょっとしんどい。そんな社会、わたしはいやだなあ。


【プロフィール】
江 弘毅

だんじりから生まれ、だんじりに育てられた由緒正しき岸和田文化の継承者であり、雑誌「Meets regional」の編集長。祭の現場よろしく、何事も即断即決のオトコマエであるが、イラチと紙一重という話も。
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