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おのぞみドットコム京都らしいものの現在[化粧]「京都=あぶらとり紙」のワケ>[井澤屋]
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[井澤屋]は祇園の入り口にあり、中から南座が見えるほどの贅沢なロケーション。色とりどりの巾着やかんざしが並ぶ店内の奥には、舞妓さんが肩を並べてウィンドウをのぞきこむ様子を撮った昔のモノクロ写真が飾られている。歴史あるこの店で、三つ折にされたブルーのペーパーの表紙に、裏にはドイツ語の説明書きがなされたいかにも洋風なあぶらとり紙を見つけた。

祇園の老舗がなぜこんなものを?と話を聞いてみれば、話は昭和初期にさかのぼる。欧州旅行に行った当時のご主人が、現地で幅広く使われていた紙ナプキンがあぶらとり紙と同じ役割を果たすことに気付き持ち帰ったそうだ。祇園界隈の人たちに紹介するうちに珍しさが人気を呼び、密かな人気商品として定着し、今に至るのだそうだ。

南座の役者さんへの「お部屋見舞い」にもよく使われたというあぶらとり紙。今でいう差し入れ競争の中、人気の役者さんの目を留めさせたい、という思いは強かったのだろう。だからこそこんな珍しい商品が今も残っている。

 


京都市東山区四条南座前
075-525-0130
10:30AM〜9:00PM
無休
※ 『大判あぶらとり紙』(50枚入り) 310円
『あぶら取り紙』( 20枚入り) 310円







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