「べっ甲専門店はもう京都にウチだけ。専門店には専門店にしかできひaんことがありますからね」。昔から、着物姿に最も合う高級装飾品といえば、宝石ではなくべっ甲だった。[丹羽べっこう]は、艶やかな漆に金箔の蒔絵、貝を使った繊細な螺鈿など、贅を尽くした高級品を扱ってきた専門店だ。料亭の女将さんやお医者さんの奥さんなどステイタスのある女性たちに愛されてきた。
時代の移り変わりと共に客層も広がり、最近はフォーマル遣いに揃える奥さんから、卒業を記念に訪れる娘さんまで様々だとか。祇園が羽振りの良い大旦那たちで賑わっていた頃は、 花街の粋なおねえさんをつれてきて、数十万円もするべっ甲をサッと買っていく光景がざらだったとか。
最高のものが精一杯安い上に、買った後も様々なアドバイスをもらえる専門店ならではのサービス。「他にまだ安いお店を探すから」と出て行ったお客さんも、夕方になるとたいてい戻ってくるそうだ。
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京都市東山区大和大路通四条下ル大和町26
075-561-2537
10:00AM〜7:30PM
火曜休 |
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