京都から友禅の絵師に来てもらい、現地の様子を描いてもらえばいいじゃないか、と。
そうして京都を代表して若い友禅絵師が単身ハワイに向かった。現地の風物などをスケッチして図案を制作し、それを基に京都ではせっせと生地が染められた。染められた生地はハワイへ運ばれ、メイドイン京都&ハワイのアロハシャツが誕生した。今でいうコラボ商品のハシリであり、京都はアロハシャツのふるさとでもあったのだ。
そんな歴史を経て今、京都では友禅染の技術を用いたアロハシャツが作られ始めている。生地のデザインから縫製にいたるまで京都の職人がたずさわる逸品は、友禅染の新たな名物となる可能性を秘めている。すぐれた技術は、形を変えてずっと生き残る。友禅染のアロハシャツは、その一つの例になろうとしている。
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