私は京都で生まれ育ったので、昔から着物は身近なものでした。でも成人式を控えていざ振袖を選ぼうと思った時に、着たいと思えるような着物に出会えず、それなら自分で作った振袖を着ようと思い立ったのが全ての始まりでした。最初に着物制作の工程を指揮する悉皆屋さんと出会い、振袖が完成するまで何十もの工程を
たどり、半年近くかかって自分のデザインした振袖が完成しました。その中で着物の歴史や職人さんの技に改めて敬意を覚えました。そして成人式当日、初めて着物を着たという同年代のコがあまりにも多く、着物離れの現実を目の当たりにしました。この現実をどうにか変えたい。私が着物のデザインを始めたきっかけは、同年代に興味を持ってもらえる着物を作りたいと思ったことです。
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