|
少し前に見たドラマの再放送でこんなやり取りがあった。深津絵里扮する女性が、常盤貴子演じる友人にこう語っていたのだ。
「もし自分がうどん研究家だったら、きつねうどんは編み出せたとしても、絶対にカレーうどんだけは思いつけない。うどんにカレーをかけてみようなんて考えない。でもあんたにはそれができる気がする」
[Creme de la Creme] 店長の石田さんの話を聞いていて、ドラマの2人のそんなやりとりを思い出した。もっとも、この店が研究を重ねているのはうどんではなくシュークリームであるのだけれど。
初めてこの店でランチを食べた時、サラダが詰まったシューに驚いた。シュークリーム=甘いお菓子、という貧困なイメージしか抱けない私(ドラマの深津絵里が語るところの、きつねうどんが限界な私)からは、シューを料理に使うなどという発想は微塵も出てこなかったからだ。
それ以外にもシューハンバーガーやシューティラミスなど、他ではまず見られないメニューがたくさんある。夏場に人気のシュラヴィも、この店オリジナルの新感覚デザート。
「シューわらびなんですよ。シューわらびシューわらび……って10回言うと、シュラヴィになるんです(笑)」
そんな風にお茶目に教えてくれたこのデザートも、シューの生地や外側の餅の部分に至るまで細かくこだわって作られた一品だ。
「時々無理矢理なものもありますけど(笑)。…シューが無い方がおいしいじゃあかん。シューがあるからええんやなって思わせたいんです」
そんな石田さんには、密かな野望があるようだ。いつの日かシュークリームが、カステラと同じ位置に来る夢を描いているそうだ。
「350年前に百貨店があったなら、カステラは洋菓子の列に並べられていたはず。でも今は和菓子のコーナーにある」
同じように、シュークリームを日本のお菓子として定着させていきたいのだという。
オフィス街に位置する事もあってか、意外にもサラリーマンなど男性のお客さんも多い。
「ケーキやったら恥ずかしいけど、シュークリームだと男性ひとりでも食べられるみたい」
男性から年配の方に至るまで、幅広く愛されてきたシュークリーム。石田さんが夢描いている光景も、遠い未来ではないのではないだろうか。
|

噂のシュラヴィ。カスタード・抹茶・胡麻の3種。1階で販売もしているが、日持ちしないこともあり、胡麻の味が楽しめるのは2階のカフェのみ。 |
|

卵、バター、小麦粉…どれもシューの為に厳選された素材。それを応用しているランチの味は、美味しくて当然!素材の味が生かされています。 |
 |
・「日替わりランチ」 892円
・「シューハンバーガー」 525円
・「マンゴーシェイク」 682円
・「シューティラミス」 630円
|
|
 |
Creme de la Creme
京都市中京区烏丸竹屋町少将井町225
075−241−4547
1F SHOP 10:00AM〜8:00PM(商品無くなり次第終了)
2F CAFE
ランチタイム 11:00AM〜2:30PM
デザートタイム 2:30PM〜8:00PM
火休
駐車場:8台程度
カード:VISA MASTERなど可
|
|
|