そして、出版社と広告店に勤める方々にお話しを伺うことができました。

具体的な仕事の内容
なかなか知ってもらう機会がないけど、編集者の仕事ってのは映画監督に似ている。映画って、撮影は順序バラバラで進めるけど、監督の中にだけは全体像が見えている。「この1シーンが含まれている2時間の映画」と、「2時間の映画の中のこの1シーン」というミクロの視点とマクロの視点の両方が必要なんですね。「映画」を「雑誌」、「1シーン」を「1ページ」に置き換えると編集者になる。基本的に黒子だから、もの凄く地味ぃ〜な仕事ですよ。そういう裏方仕事ですから、取材させていただいたお店の方が、「この店はどんな店?」と聞かれたときに、「大概のことはここに書いてある」と、『京都CF !』を見せてくださっていたら、救われます。
インタビュアー自身のライフビジョン
例えば、弊社では原稿を書く時、基本的に「こだわり」って言葉は使いません。今、こんなに便利な言葉ってないと思うんですよ。一軒なり、一人なりを紹介するのに、何度も何度も「こだわり」って使ってるメディアはバカじゃないか、とすら思っています。「こだわり」の本来の意味を知っていたら、そんなに連呼できる言葉か?と。それなのに、いつの間にか「これさえ書いておけばいい」という言葉になってしまっている。流行り言葉なんてそんなもんかもしれませんが、「癒し」とか「コラボ」とか、挙げればきりがない。僕達は、取材させていただくその人やその店にしかない言葉を紡ぎだすのが仕事ですから、どんな店にでも使えるような便利な言葉は使わず、常に純度の高い原稿を書くよう心がけています。
マスコミ業界を目指す後輩へのコメント
自分の身の回りに何があるか考えてみて下さい。今、身の回りにあるものが、これまでの人生で背負い続けて残ったもの。それはやめられないもので、つまり、続けられるものじゃないかと思うんです。僕はお年玉を児童書に使って、進んで図書委員に立候補するようなガキでしたし、少女漫画から辞書まで何でも読みましたね。常に本が身の回りにありました。やっぱり仕事は「続くこと」より「やめられないこと」をやるのが一番良いと思います。

株式会社フェイム
『京都CF!』編集長 竹中聡さん

今最も実現させたいことは何ですか?(仕事において)
『京都CF !』 はまだまだ認知度が低いので、いっぱしの雑誌になること。
10年後の自身の目標は何ですか?(仕事、プライベートいずれでもOK)
日本語を使う物書きとして、指折り数えられるようになりたいです。
最初の一歩をぶれずに踏み出すには、覚悟が必要。
どんな職業に就くとしてもそれは同じではないでしょうか。| 企業名 | 株式会社フェイム |
|---|---|
| 公式HP | http://www.kyotocf.com |
| 事業内容 | 出版・編集プロダクション業、広告代理業、 プランニング・マーケティング・プロモーション業 |
| 設立 | 1989年3月 |
| 資本金 | 1000万円 |
| 従業員数 | 20人(2007年9月末現在) |
| 連絡先 | 京都市中京区六角通烏丸東入堂之前町230-2 大輝六角ビル内 |
| 電話 | 075-256-7555 |
| FAX | 075-256-7557 |