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真剣な会話
>画家 ボブ・マクドナルドさん
マクドナルドさんは、アメリカ出身の画家です。15年前に京都の街を訪れ、それ以来東山のアトリエで絵画活動を続けています。今回の展示会は、「Kojiki Dreams stories from Japanese Mythology 〜古事記の夢〜」と題し、古事記、日本書紀をテーマに据えたものです。21個のエピソードを描いた34枚の絵には、日本の政治家や有名人の顔をした神々が登場しています。
古事記と日本書紀を併せたストーリーの最後には、阿弥陀如来が登場する。これは、マクドナルドさんのオリジナルの展開です。私たち日本人が、古事記や日本書紀に思いをはせるといったことはほとんどなく、私たちの普段の生活に根付いているのは仏教的な考え方、世界の捉え方ではないでしょうか。マクドナルドさんは、その事に気づきストーリーの最後に阿弥陀如来を登場させたのでしょう。私たち日本人ですらあまり知らない古事記や日本書紀の世界観、またマクドナルドさん自身の興味の向かう先とは何かについてお話を伺いました。
※インタビューは全て英語にて行いました。
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ストーリー:
天地が創造される前、世界は神秘に包まれていた。陰と陽が忽然と出現し、それから葦の草原が生まれた。混沌とした世界の中で、陽から男性が、陰から女性が生まれた。イザナギ、イザナミの神の誕生である。
2人は多くの神々を産み、多くの島々を創った。その中にアマテラスとスサノオの姉弟神がいた。こうして神々の国づくりが続けられ、スサノオの息子であるオオクニヌシがその任務を成就した。人生の転機を迎えたオオクニヌシが神殿から去ったあと、はるか彼方から阿弥陀如来が山を越えてやってきていた。神々や人々は、そのことに気付いていなかった。
Q、今回絵画のテーマである「古事記」のどういったところにひかれたのですか?
古事記のもつ神話性です。ギリシャ神話と同じように、日本の古事記にも神話性があります。ギリシャ神話の神々は、人間らしい部分を持っているのです。彼らの行動に特別素晴らしいことなどありません。我々人間と同じように振る舞います。日本の神々もまた、人間のようです。彼らは恐ろしいことや、ばからしいこと、おもしろいことなど、すべてをやってしまいます。そして時々、素晴らしいこともするのです。
Q、マクドナルドさんは神話に興味があるのですか?
いや、神話自体に興味があるのではないです。どちらかというと、私は文化に興味があります。たくさんの国の文化に興味がありますし、だからたくさんの国の神話に興味があります。また、多くの神話には普遍的な部分があると思います。なにか普遍的なことを、物語の中で我々人間に言っている気がするのです。だから神話にも興味があるのでしょうね。
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