真剣な会話

映画は世界の共通言語であり、総合芸術。異文化理解の最良の教科書です。[京都シネマ] 代表 神谷雅子さん

Q. 京都を中心に活動されていますが、京都で映画に携ることの意味とはなんですか。

日本映画発祥の地であることが大きいです。また大学の街としても「大学コンソーシアム京都」という、全国初の府内の全大学連携組織があり、映画を重視し、「京都国際学生映画祭」にも取り組んでくれています。

立命館大学には今年4月から全国初の「映像学部」ができ、弊社(如月社=京都シネマの運営会社)と学術協力協定を結びました。東京だとたくさんの映画館や大学に埋もれてしまうこともありますよね。京都ブームということもあり、京都で始めたことは全国でニュースになりやすいとマスコミ関係の方に聞いたことがあります。

京都は、千年の都であった伝統の蓄積を引き継ぎながら新しいものを生み出し続けていますし、京都でやるからこそ目立つ、ということもあるのでしょう。その利点も活かしながら京都シネマを京都の映画文化の拠点にしていきたいです。

Q. 神谷さんにとって仕事とは、またこれからの目標も聞かせてください。

大げさに言えば「社会を変える挑戦」。そのためには自分の存在や可能性を客観的に判断して、キャリアを積む必要があります。自分の選択を後悔するのではなく、自己肯定して現状を打開しようとする意欲が大切。新卒入社の30%が3年以内に辞めるそうですが、就職することを目的としている面もあるのではないでしょうか。自分の目標は何かをみすえて、生き方を考え、仕事を選んでほしい。

また、当面の目標は、京都シネマはまだ創業3年なので、まずは経営を安定させること。そして、地域により根ざし、京都府内をはじめ、できれば関西、全国の地域に根ざしたアート系の映画館とのネットワークもつくっていきたい。目標を実現するためには、やらなければならないこと、やりたいことが山積みです。それを一つ一つきちんとやり遂げていきたいです。

  • 京都シネマ
  • 住所:京都市下京区烏丸通四条下ル西側 COCON烏丸3F
  • TEL:075-353-4723
  • 入場料:一般 1800円 / 大学生 1300円 / 高校生 1000円
  • 毎月1日は映画の日1000円均一
  • 毎週水曜日は、男女とも1300円
  • http://www.kisaragisha.co.jp/kyotocinema/