 |
 |
|
 |
 |  |
カナダ出身のランディ・チャネルさんは「宗榮」という茶名を持つ裏千家の準教授です。20年前、武道を学ぶために来日した後、「文武両道」の精神から茶道を習い始めたことを契機に京都に移住し、2001年には裏千家の準教授になられました。
現在、御所に近い[梨木神社]や[NHK文化センター]などで茶道教室を開催し、国を問わず多くの生徒さんが参加しています。また、二刀流六段練士、田宮流居合五段練士、弓道五段、その他にも剣道、なぎなた、居合道などで有段の腕前という武道の達人でもあります。
5年前に日本に在住する決意を固め、永住権を取得したそうです。夕暮れ時の[梨木神社]内の茶室を訪ね、ランディさんに日本文化や京都に対する想いをうかがいました。
|
Q.ランディさんが茶道を始めたきっかけは何ですか?
日本の武道に興味を持つようになって、剣道と居合道を勉強するために20年前に来日したんですが、最初に住んだのが長野県松本市でした。それもお金を稼ぐために英会話学校の教師をすることになって、決まった勤務地が松本だったからです。その時、住んでいた家の隣に裏千家の先生がいて、茶道を習うようになりました。それまで武道ばかりやっていたのですが、茶道の世界に触れることで「武道だけだとバランスが悪い」と気づいたのです。その後、「文武両道」の精神から本格的に茶道を習い始めたのです。
京都に来たのは12年前、[裏千家学園茶道専門学校]に入学するためでした。そこで3年間ほど学びました。茶道は趣味のつもりで始めたので、その後(裏千家の)先生にまでなるとは思っていませんでした。今では、私の生活の中心になっていますが…(笑)
Q.日本の武道に興味を持つようになったのはどうしてですか?
カナダにいた時は、日本の武道には興味がありませんでした。というのも、日本の武道は型にはまっているばかりで実戦的だとは思えなかったのです。
日本に来る前はカンフーやムエタイを学ぶために、香港とタイに合わせて6年間住んでいました。その間に香港と日本を幾度か往復する機会があり、剣道と居合道に興味を持ち、日本に移り住むことにしたのです。日本に来てからは剣道、居合道の他に弓道、二刀流も学びました。
日本の武道の魅力を言葉で説明するのは難しい。だけど、奥の深い「道」があると思うのです。テクニックを身につけるのは難しくはないけど、深いスピリッチュアル(精神的)なものを理解することこそ難しく、また本当に大切なんだと思います。
茶道を始めるようになってから、実は武道の勉強の方がダウンしているんです。去年から徐々に剣道と居合道の練習を再開しています。いずれ茶道と武道を両立できるようにしたいですね。
|
|  | |
|

|
|  |