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おのぞみドットコム真剣な会話>[白バラ]店長 木村 義一さん(3)
真剣な会話
木村義一さん

Q、これから挑戦したい曲球などはありますか?

理論的に考えて可能だと思うけど、技術がおよばないという曲球もありますね。やはりお客さんを楽しませようと考えたら、単純な曲球だけでは無理ですから。ボールにスピンをかけて走らせたり、ボールは止まっているけど回転はしているとか、ジャンプをして飛び越すとか、カーブを描いて障害物を避けるとか、そういうのは技術がいります。自分の能力の限界を超えたら無理ですね。やはり、そういう面では曲球も自分の限界との戦いです。

過去世界中で何億回と数えきれないほどのナインボールゲームがプレーされていますが、9個のボールが1回のブレイクショットで全部入ったというのはまだ聞いたこともありません。過去に私が聞いたうちで、一番たくさん入ったのは、7個です。9個全部いれたら大ニュースです。

ゲームではないですが、曲球では最高16個ポケットに沈めたことがあります。といっても、僕がやったのではなくて、タレントの堺正章さんに新年のかくし芸大会でやってもらったのですけども。ただ、これは1ヵ所に球を並べるのではなく、ポケットの前にいくつか置いて、落ちやすくしたような状態での曲球です。

1ヶ所にボールを9個固めて、全部入れるのは大変難しいです。ただ、不可能ではないです。僕は、理論的には可能な方法を一つだけ考え付いています。けど、まだ成功していない。スピード変えるとか色々試しているんですけども、どうしても失敗してしまう。ただ不可能ではないので、これからも挑戦していきたいなと考えています。

Q、木村さんがビリヤードを始めた頃から、今のようにスポーツ性があったのですか?

僕が最初にビリヤードに関わった頃、ビリヤード場は未成年者立ち入り禁止でした。深夜営業もダメ。ビリヤードやスロットマシーンなどの進駐軍が流行らせたものは、賭博の対象になるということで、風俗営業取締法の規制にかかっていたのです。それを業界が国に働きかけて、国会でスポーツ法案が通り、徐々にスポーツとして認められるようになったのです。今では老若男女、深夜でも営業しているビリヤード場は珍しくありません。さらにアジアオリンピックの正式種目にも採用され、ボーリングやゴルフなどと一緒にオリンピックの正式種目で採用されることを目指しています。

ビリヤードが市民権を得るには、ファンを増やさなければダメだと思います。ビリヤードをやったことがない人、ビリヤードをやり始めたばかりの人に、もっとビリヤードに興味をもっていただきたい。もちろん店にも来ていただきたいと思っています。テレビや雑誌なんかで僕のことを知って、ここに来る人も多いんです。観光に来た時に、ちょっと寄ってくれるんですね。その時に、「曲球を見せて欲しい」と言われますので、お見せするようにしています。ここだと目の前で、お客さんに見せることができる。やっぱり目の前で見たら感動してくれます。時には、僕が球を並べてお客さんに撞いてもらう時もあります。曲球の中には、どなたが撞いても入るようになっているものもあるんです。さっきも言ったように、力学の世界ですから。球を最初からくっつけておけば、運命がほぼ決まってしまうんです。ポケットに向かって走るように、あらかじめ4個5個と球を配置しておけばいいわけです。見ていたら面白いですよ。お客さんが自分で撞いて、「あっ入った!」ってビックリしているんです。ビリヤードの力学というか法則のようなものに触れて、感動してくれます。僕のお店でも曲球に接して、ビリヤードにはまってくれた人もたくさんいてますからね。そうやって一人でも多くの人が、ビリヤードを好きになってくれればいいと思います。



[白ばら]

京都市中京区新京極四条上ル東入ル
075-221-6869
3:00PM〜0:00AM
水曜休
1人1時間600円

木村義一プロの華麗な曲球を約130種類収録したビデオを、[白ばら]で販売しています。地方発送も可能です。値段は、送料込みで5000円。詳しくは、[白ばら]まで電話で連絡して下さい。

 
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木村義一さん
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