2008年2月26日

日本庭園の歴史「江戸時代~庶民の庭も発達~」

日本庭園の歴史話。今日は江戸時代です。
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メリ
江戸時代には、これまでにないほどの長期政権が続いたため、
さまざまな庭園形態が生まれたよ。

ピエール
徳川政権だね。
文化がおおいに発達した時代だもんね。庭の文化も発達したんだね。

メリ
そう。
庭園文化における江戸時代の特徴的なできごととしては、
大名庭園露地(茶道の成立とともに生まれた庭)の確立が挙げられるかな。

そして、一般庶民が庭を持つようになったのもこの時代から。
一般庶民といっても、りっぱな庭を持つことができたのは、一部の豪商だけだけどね。

庭のデザインとしては、桃山時代の豪華絢爛さを受け継いでいるんだけど、
江戸中期からは自然風景をそのまま取り込む作風の庭園が現れてくるよ。

露地の発達も、この自然風景主義的な考え方を強めていった要因の一つ。

そして、一般庶民の町家に庭が作られるようになり、
限られた空間の中で露地的な考え方を導入した
壺庭(坪庭)というものが発達したよ。

ピエール
京都の町家によく見られるものだね!

メリ
その通り。
燈籠をおいたり、つくばいを組んだりというのは、この露地の考え方に習ったものなの。

つくばいっていうのは、石の手水鉢のこと。
お茶席に招いた客が手を洗うときにつくばうことからこの名がついたんだよ。


ピエール
そうだったんだ。
日本庭園に燈籠やつくばいがあるのを何気なく見ていたけど、
茶道の影響から置かれるようになったんだね。

メリ
そして次は明治時代。

ピエール
了解!またね。

(Text by 冬木 明里)
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