2008年2月27日

日本庭園の歴史「明治~自然的な庭の時代~」

今日は、明治時代の庭園の話です。

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メリ
明治時代の庭園は、
いままでのように先進的だったり、とがったりしたデザインではなく
自然風景をそのまま再現したようなものが中心だよ。

そして、そんな庭園につきものなのが、借景(しゃっけい)。

前にも話したけれど、
庭園の外の風景を、庭を形成する背景として取り込むことを借景というの。

鎌倉時代や室町時代にも、背景をまったく意識しなかったわけではないのだけれど、
どちらかというと、庭園空間だけで完結したものが多かったかな。

ピエール
それが明治時代には、背景の景色を取り込むことを前提とした庭園が多く作られたってことだね。

メリ
そう。
だから、庭園そのものの魅力という面では、今までの時代よりも劣る、という考え方もできるわね。

ピエール
それでも見ごたえのある庭はあるんでしょ?

メリ
うん。
京都だったら、小川治兵衛(おがわじへえ)の作った庭がたくさん残ってるよ。

ピエール
明治時代を代表する作庭家だね!

メリ
平安神宮の庭園や、無鄰庵がその代表作ね。
この時代の庭は、景色を楽しみながらゆったりとした気持ちで散策したいね。

ピエール
そんなおだやかな庭園の時代を経て、
現代へ至るってわけだね。

メリ:
そうね。続きはまた次回!

(Text by 冬木 明里)
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