2008年2月29日

日本庭園の歴史「現代~三玲の登場~」

日本庭園の歴史話は、いよいよ現代へ。
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ピエール
前回までで、明治時代までの庭園の歴史について学んだね。
その後はどうなったのかな?

メリ
その後は、明治時代に確立された自然風景的な庭園様式を引き続き継承しているのが現状。
そんな中で、革新的な存在となったのが重森三玲だよ。

ピエール
おー、ミレーね。
最初に教えてもらったね。


台風の襲来によって破壊された京都の庭園を目の当たりにした三玲は
「これじゃいかん」と全国の庭園の実測調査を始め、
その結果を26冊もの本(『日本庭園史図鑑』)にまとめたんだよね。

メリ
その調査を通して、庭園における石組の重要さに気づいたそうだよ。

ピエール
どういうこと?

メリ
植物は大きくなったり、枯れたり、砂の模様や背景の景色も変化したりするけれども、
どーんと構えた大きな石組は台風が来ようとも地震が起きようとも
そう簡単には崩れないでしょ。

ピエール
そういわれたらそうだね!

メリ
だから、はるか昔に作られた庭園も石組だけは変わっていない可能性が高いわけ。
庭園を鑑賞するときは、庭園の骨組みともいえる石組に注目するといいかもね。

ピエール
そっかー。
ところで、日本には重森三玲の他にも有名な作庭家っているのかな?
もっと知りたくなってきたよ。

メリ
もちろん。
じゃあ次回からは代表的な作庭家について話していくね。

ピエール
やった!楽しみにしてるよ。

(Text by 冬木 明里)
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