作庭家あれこれ 小堀遠州の巻①
メリとピエールの話題は日本の代表的な作庭家に移りました。
今日は小堀遠州についてです。
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ピエール:
まず、庭園史をかじったことがある人なら
誰でも知っているような有名作庭家が知りたいな。
メリ:
じゃあ今日は、桃山時代から江戸初期にかけて活躍した
小堀遠州(こぼりえんしゅう)について話すね。
本名は小堀遠守政一(とおえのかみまさかず)。
近江の国小室の藩主で、
千利休、古田織部と続いた茶道の本流を受け継ぎ、徳川将軍家の茶道指南役も務めた茶人としても有名。
ピエール:
茶道と庭はやっぱり結びつきが強いんだね。
ところで、なんで遠州と呼ばれたの?
メリ:
それは遠州が、遠江守(とおとうみのかみ)に任じられたから。
遠江っていうのは、現在の静岡県の浜名湖の周辺地域を指すよ。
ここらへんは現在でもしばしば「遠州」と呼ばれるところなんだって。
ピエール:
遠州が作った庭にはどんな特徴があるの?
メリ:
特徴としては、建築や風景と庭園との一体化が挙げられるかな。
遠州は単なる作庭家ではなく江戸城、名古屋城、京都御所などの造営、修築に携わった作事奉行(さくじぶぎょう)でもあったの。
庭だけでなく周りの建造物や景色までもトータルに考えるプロデュース能力があったってわけ。
ピエール:
それはすごいね。
遠州の作った庭はどこに行けば見られるの?
メリ:
じゃあ、明日は遠州作の代表的な庭園について話すね。
京都で見られるところが結構あるから楽しみにしてて。
ピエール:
わーい。また明日ね。
(Text by 冬木 明里)
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