2008年3月25日

京都の庭あれこれ 天龍寺

日本庭園に興味があるメリとピエール。
今日は天龍寺の庭について話しました。
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ピエール
こんにちは。

メリ
こんにちは。日に日に春らしくなってきたね。

ピエール
こんな季節には縁側なんかでぽかぽかの陽気を感じながら、ひろーいお庭を眺めたいな。

メリ
じゃあ、今日は天龍寺のお庭を紹介するね。

ピエール
嵐山にある大きなお寺だよね。
法堂(はっとう)の天井に描かれている雲龍図がとても迫力あるって聞いたことあるぞ。

メリ
そう。八方睨みの龍といって、法堂内のどこから見ても描かれた龍がこちらに視線を向けているように見えるの!

さて、のんびりと鑑賞したい方丈前の広い庭園は夢窓疎石(むそうそせき)が作庭したもの。

ピエール
夢窓疎石ってどんな人?

メリ
鎌倉時代の禅宗の僧侶だよ。
父は源氏の流れをくみ、母は平氏の出身だそう。
甲斐の地(現在の山梨県)で出家し、奥州(現在の岩手県)で悟りを開き、各地に多数の庵を営んだんだよ。
大の庭好きで、作庭家としての一面も持っていたと伝えられているんだ。
西苔寺(苔寺)の庭園も手がけているんだって。

ピエール
天龍寺の庭も疎石の作った庭のうちのひとつなんだね。

メリ
天龍寺の方丈前の庭は、曹源池(そうげんち)と呼ばれる大きな池を中心とした池泉回遊式庭園。
嵐山や亀山を借景として取り入れた雄大な眺めが楽しめるよ。

ピエール
桜や紅葉もいいけれど、新緑の季節の眺めもきれいそう。

メリ
曹源池には、前にも紹介した龍門瀑(りゅうもんばく)と呼ばれる滝があるよ。
龍門瀑というのは、鯉が中国の黄河上流の龍門瀑と呼ばれる3段の滝を登りきって竜となったという登竜門伝説に基づく滝の一形式のこと。

天龍寺の龍門滝には鯉を模した石・「鯉魚石」(りぎょせき)もあるから、ぜひ見つけてみて。
庭園の中央奥にあるよ。

ピエール
よーし、今度行って見つけてこようっと。

メリ
今回はここまで。またね!

天龍寺
【場所】京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
【拝観時間】8時30分~17時30分
※11月の土・日曜は7時30分~、10月21日~3月20日は~17時
【拝観料】庭園500円


(Text by 冬木 明里)
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