塚さんに聞いてみよう。きもののいろは。

*塚さんとは*

京都・室町に構える塚三株式会社の4代目。噺家並のトーク術を武器に、着物の面白さ、楽しさを今に伝える。また、若い人 に着物を着てもらいたいと立ち上げたイベント「浴衣コレクション」の実行委員代表を努める。今年で五年目を迎えるこのイベントは、浴衣がドレスコードの パーティ。確実に京都で着物文化に触れるきっかけを増やしている。


*京の呉服屋「塚三株式会社」のこと*

1904年着物総合商社として京都で創業。白生地の販売をメインに全国へ展開し、2003年には本社にて小売業を始める。「売り手よし・買い手よし・世間よし」をモットーに、関る人が皆笑顔になるような、商売ならぬ‘笑売’を続けている。



*呉服屋のこれから*

着物業界にはいろんな階層があり、派閥も少なくない。けれども、そういった枠を超えて業界全体が着物文化を残していくために立ち上がらなくてはならない時期だと塚さんは語る。「日本人ってどんな民族よりも着るものに気を使う人種だと思うんです。昔の人は着物と帯の合わせ方でストーリーを出したり、季節感を出したり、ほんまにおしゃれやった。そうやって日本人が培ってきた着物文化がなくならないように盛り上げていきたいですね。」