京都次世代レストランの波!?

最近、聞けば「あぁ、あの店の」となるレストランから
独立したシェフの店が目立つ。
例えば、すぐに思いつくだけで3店ある。
寺町松原の『オステリア・ヴェント』
寺町二条の『レストラン ル・コント』
高倉姉小路の『ルナール・ブルー』。
それぞれ『フクムラ』『おがわ』『ドゥーズ・グー』で
修業を積んだシェフが昨年中にオープンした若い店だ。
フクムラ出身のヴェントはやはり
塩加減が絶妙のもっちり系パスタが出てくるし、
おがわ出身のル・コントは軽やかで洗練されたフレンチを出す。
昨年は『イル・ヴィアーレ』や『ガスパール』などの
人気店の別店舗が次々にオープンした年でもあったため、
つい目がそちらにばかり向いてしまっていた。
けれどその影で、修業先で確かな技術と
料理に対する姿勢を教え込まれた若いシェフ達が自分の城を建て、
着実にファンを増やしていっていたのだと思うと妙に清々しい気持ちになる。
こういう若い店の楽しみは「あの店」の面影と、
それとは違う面持ちの両方を包括している皿が出てくるところだ。
店のカラーを別の形に昇華させた人気店の別店舗とは違い、
なんとか修業先とは違う自分だけのカラーを打ち出そうと
意図した皿に、思わず口の端が緩む。
また、シェフが確かな腕を持つ若い店は
安定した人気店を刺激する。
今年も京都のグルメ人には嬉しい年になりそうだ。
osteria vento(オステリア・ヴェント)
京都市下京区寺町通松原下る 幸兵ビル1階
075-352-5501
LE COMPT(ル・コント)
京都市中京区寺町二条下ル東側
075-241-9642
RENARD BLEU(ルナール・ブルー)
中京区姉小路通高倉東入ル南側加藤重ビル1F
075-231-0972
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