うまいの奥に
見に伺ったというお話をしました。
それにちなんでかどうかわかりませんが、
今日は日本酒の話を少々。
お酒の良し悪しを決めるのは水だと言われている。
京都の伏見に酒蔵が多いのも、「伏水」と呼ばれるくらい
質のよい地下水があったから。
伏見だけでなく京都は
水にとても恵まれてきた土地で
そのために茶道が発達したし、
豆腐がおいしいのだと話に聞く。
けれど、美味しいお茶が水だけでなく
きちんと栽培された茶葉を必要とするように
おいしい豆腐においしい大豆が必要なのと
同じように
美味しいお酒には、やっぱり美味しい酒米が必要。
当たり前のことだけれど、私達はおいしいお酒に出会ったときに
ついつい酒蔵ばかりを褒めてしまう。
先日増田徳兵衛さんを訪問したときに
お米を卸している農家の方とお話をさせてもらった。
その方は
「若い子は日本酒が嫌いでしょう。
あれは、よくないお米で作られた安酒を最初に飲むからですよ。
きっちり栽培された酒米で、丁寧に作られた日本酒を飲めば
印象がガラリと変わるハズなんですけどね」
とおっしゃった。
真剣なのは酒蔵だけではなくて
そのもっと先にいる人も同じことだという
ごく当たり前のことに、生の声を聞いて初めて
実感をもって気づいた。
おいしい店もいいけれど、
おいしい素材を作る人たちにも興味がむくむくと湧いてきた出来事。
今後、店だけでなく素材や料理周辺の道具などについても勉強していけなくては。
ここでも今後、その勉強したことをお話させていただきたいなぁと思います。
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