一人暮らしとしば漬けと
今年は例年よりも雪の多い京都ですが、
「積もった!」と
言えるくらいに降ったのは先週の土曜日が初めて。
なので日曜に雪景色を期待して
車をびゅんと飛ばしたのですが、天気が良すぎたようです。
昼過ぎに到着した頃にはもうべちゃっとした雪しか残っておらず、
「白銀の景色」とはいきませんでした。残念。
けれどそこはすぐに立ち直り、
せっかくここまで来たのだからと漬物をたんまり買っていくことに。
そう、大原といえば「土井志ば漬け本舗」の本店があるところ。
デパートに並んでいるときは「た・・・高い・・・」と
尻込みしてしまう小市民ですが、
旅先マジックでゆるゆるになった財布の紐。
気づけば
菜の花・みょうが・ごぼう・すぐき
と、一人暮らしの適量を忘れて買い漁っていました。
土井志ば漬け本舗と言えば、しば漬けを大々的に
大原の名物として世に売り出した立役者。
今では千枚漬け、すぐきと共に京都三大漬物として
数えられるしば漬けですが、
もともとは市内に柴を売りに行くことで
家計を支えていた大原女たちがお得意さまへの贈り物として
自家製のしば漬けを打ったのが始まりだったとか。
それに目をつけた土井志ば漬本舗の創始者・土井清太郎氏が
その「紫葉漬」を「大原名物 志ば漬」として命名したことで
一躍注目を集めることになり、今の地位を築いたんですね。
一軒家の軒先を店舗にしたことから始まり、
今や漬込みの様子がわかる工場、映画ホールなどを備えた
一大漬物テーマパークに変貌を遂げている土井志ば漬け本舗。
機械化などで、近代化された部分もありますが、
今でも樽は大量生産の場でよく使われるポリではなく
酒蔵で使われる八石樽を使用しているそうです。
どれだけ大きくなっても、
そういった初心を忘れない姿勢が100年以上の
歴史を作ってきたのでしょうね。
ちなみに、菜の花漬けはそのまま食べても
とてもおいしいのですが
すりおろした長いもと鰹節をかけ、
醤油をちょっぴり垂らして食べるとこれまた美味です。
とりあえす、来週みょうがと菜の花は賞味期限が切れます。
一人暮らしに加え、自炊が極端に少ないのが
不安の種ですが、なんとか頑張って消費せねば!
お漬物を使った簡単(ここ重要!)レシピなどありましたら
是非教えてください!
土井志ば漬け本舗
京都市左京区八瀬花尻町41
075-744-2311
(Text by Ryoko Horike)
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