2008年3月10日

盛りつけのコツとは?

「目玉焼きのせハンバーグ」

ヴィジュアルのみで
十分人を幸せにする
食べものだと思います。

去年、某有名グルメ雑誌の
洋食特集の表紙でこれが載り

dancyu.jpg

 

 

 

 

 

 

 

さらに同時期に関西のローカル雑誌の
表紙にもこの最強の洋食メニューが載りました。

keihanshinumaihon01.jpg

 

 

 

 

 

 

本屋でこの2冊が並んでいるのを見たとき

「うわ、かぶってるやん。ショッックやろうなぁ」という思いよりも
「あぁ、みんな一緒なんだなぁ」と妙に嬉しくなりました。

料理におけるヴィジュアルっていうのは
いうまでもなく最も重要な要素のひとつです。
どれだけ味が良くたって
見た目がなってなくちゃ食べる気も起こりませんからね。

じゃあ見た目よく料理を盛りつけるには
どうしたらいいのさ。ということなのですが

まず、基本的なところでは色でしょう。

料理をおいしく見せる色に
赤、黄、青、黒、白の5色があります。

赤と黄色。この2色は食欲を増進させる色です。
ハンバーガーや宅配ピザなど
ファーストフードの看板を思い出すと、
ほとんどにこの2色が使われていますね。

そして青。
これは青というより緑です。
仕上げに青ねぎを振ったり、
和食では木の芽を添えたりしていると思います。
単調な色合いの料理のアクセントによく使われるのですが
青みが少し入るだけで、全体がぐっと鮮やかになります。

次に黒。
全体を引き締める役割です。
イタリアンなど、お皿の周りに
バルサミコ酢などを絵を描くように
散らしているのを見たことはありませんか?
雑然として、ぼやけた印象の料理が
黒が少し入るだけできりっとします。

最後は白。
あまり多用すると、全体がぽやっとしてしまいますが
清涼感がある色で清潔感がでます。
涼やかな見た目に仕上がるので、夏によく使われます。
鱧、そうめん、冷や奴など、夏を代表する食べ物に白いものが
多いのはこの効果を狙ったのかもしれませんね。
食材に使うのが難しければ、白いお皿に盛りつけることで
代用できるでしょう。

さて、ここまで読んでみて
気づいた方も多いかもしれませんが
件の「目玉焼きのせハンバーグ」。
この5色すべてが入っていますね。

特に目玉焼きの黄身の部分が
色鮮やかでツヤツヤ。
とても食欲をそそります。

きっとカメラマンさん、黄身をうまく撮るため
ライティングを頑張ったに違いありません(笑)

まぁ、盛りつけの要素はもちろん
色だけじゃないのですが、基本のポイントとして
覚えておいて損はないと思います。

そして、使う食材で5色使えない分は
白色のところで述べたように、器で補えばOKです。
(3色入ればだいだいおいしそうに見えますし)

例えば先日和食屋さんでいただいた
コレなんか、赤色を器で補っているいい例ですね。
(わかりにくい写真ですが)

20071221211758.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(Text by Ryoko Horike)
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