甘党?
甘いもの、お好きですか?
かくゆう私は「おいしければ好き」くらいの
ライトな甘党です。
甘けりゃいいってもんじゃなく
ちゃんと素材の持ち味を生かせているものが好き。
昔、ダウンタウンの松本さんがテレビかコラムだかで
「甘さ控えめでおいしい」という言葉は矛盾している。
というようなことを言ってらした。
甘いものが食べたいと思ってケーキを頼んだのに
甘さが控えめのものをおいしいと思うなんておかしい
というわけだ。
なるほど、と思う。
そうかなぁ、とも思う。
和食は素材を活かした料理だ。
「素材を活かす」
すごく口当たりがいい言葉だし、使いやすい言葉だと思う。
だから雑誌やテレビですごく気軽に使われている。
だけど、本当に「素材を活かす」料理を作ろうと思ったら
そう間単にはいかないことは、ちょっと食べ歩きをすればすぐにわかる。
食材の持つ香りや、風味、食感、その他の全ての
いいところを際立たせるのが「活かす」ということだ。
決して、ただ焼きました、ただ煮ましたのシンプルな料理が
素材を活かしているというわけじゃない。
食材の個性を活かすために、
気の遠くなるような下準備や、
微妙すぎる火の調節など、
到底シンプルとは言えない仕事がなされている。
私は、スイーツも
そうだといいのになぁと思うのである。
マカロンやカップケーキと、最近は
とにもかくにも「甘い物はかわいくなくっちゃ!」
みたいな風潮になってきているけど、
それってすごく日本人の本質に合っていないと思う。
だって、どっちも甘すぎて歯がいたくなるもん。
いくら甘いものが好きな人だって
日本人でそこまで甘さを求める人なんていないだろう。
よく言われていることだけど
日本人の美意識はちょっと独特だ。
足して美しいものより
引いて美しいものを好む。
それはきっと食べ物でもそうだし
身の回りの調度品だってそうだと思う。
(檜の一枚板のカウンターのよさをわかる民族なんて他にいるのかな?
ロココ時代のフランス貴族に見せたらどんな反応するんだろう)
だから、なんとなく最近女性誌でよく
取り上げられる装飾過多なスイーツは
「見るだけでイイヤ」となってしまう。
やっぱり食べるんなら
徳屋のわらびもちや、
宝泉のぜんざいや、
末富の野菜煎餅なんかがいいなぁ。
徳屋
以前の記事へ→http://ameblo.jp/onozomi-kyoto/entry-10072660101.html
宝泉
http://www.housendo.com/
左京区下鴨西高木町25
075-712-1270
10時~17時30分(LO)
水曜休
末富
下京区松原通室町東入ル
075-351-0808
9時~17時
日曜・祝日休
(Text by Ryoko Horike)
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