布構成家・丹羽さんの作る『陽気なbag』
5、6年ほど前から、京都の街中に古着屋さんが増えています。
それも、河原町通りなどのメインストリートではなく、
それを少し西に外れた御幸町通りや寺町通りに。
京都には大学が多く、他府県から京都の大学に入学して
卒業してもそのまま住み続けるなど
学生を始めとした若者が多く集まる街。
四条通りや河原町通りに建つ大型店や、百貨店に入る全国的ブランドショップなどの
ほとんど全国均一的なファッションに物足りなさを感じた若者が
一味違ったテイストのものを探し始め、
京都でもじわじわと古着愛好家が増えてきたのかもしれません。
その需要にこたえるようにして、京都の裏通りでは
アメリカの古着Tシャツを扱ったカジュアルなお店、
ヨーロッパのアンティーク雑貨も揃うこじゃれたお店など、
さまざまな種類の古着屋さんを目にすることができます。
でも、「いきなり全身を古着でコーデェネートするというのにはちょっと抵抗が・・・」という人もいることでしょう。
そんな方におすすめのものが、京都にあります。
それは、最近見つけた、眺めているだけで楽しくなるこの本の中に載っています。
主に1970年前後の古着の布を素材にしたバッグや雑貨を制作する
布構成家・丹羽裕美子さんの作品がたくさん載った本『陽気なbag』。
2008年3月に発売され、全国の書店で販売中です。
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『made in kyoto 陽気なbag』
発行元:角川SSコミュニケーションズ
定価:1500円(税別)
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表紙の丸バッグは
カラフルな色遣いや大胆な柄、ポップな形がかわいらしい印象。
本をめくるたびにさまざまな色や形の雑貨が目に飛び込んできます。
現在、グラフィック工芸家・井上由季子さんが主宰し、
ひとつひとつ微妙に表情の違う器など
生活に潤いを与えるものを作り出す「モーネ工房」で
布もの作りを担当している丹羽さん。
そこで、どんな経緯で作品を作るようになったのか、実際にお話をうかがってきました。
丹羽さんは、もともとアパレル会社でパタンナーとして勤めた後、
2000年から井上由季子さんのもの作りの手伝いをするようになったそうです。
2002年に芦屋のギャラリー「スペースR」で作品展を行うことになったとき
丹羽さんの頭の中に思い浮かんだのは、以前友達とした、こんなやりとりでした。
友達:「その服かわいいなぁ」
丹羽さん:「じゃあ同じような服着てみる?一緒に選びに行かへん?」
友達:「そうやなぁ、でも実際着てみるとちょっと派手かもしれへんわ」
そんな風に少し派手な柄や色にしりごみしてしまう人でも、
バッグやコサージュなどの雑貨だったら気軽に取り入れられるのではないか。
そんな思いから出来上がったのが、
古着のシャツやワンピースから裁った布を
色とりどりに組み合わせた雑貨だったわけです。
最初は一枚の布を使って作っていた作品を
小さな布をリボンでつなぎ合わるようになったのは、
布に愛着があり、小さい端切れも捨てられなかったからなのだそう。
古いものを大切にする心と、新しいものを創造する力、
このふたつを兼ね備えた丹羽さんの活動が今後も楽しみです。
PICK UP!?
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丹羽さんの作品が実際に購入できる場所が京都にあります。
ひとつは、「モーネ工房」の入る一軒家と同じ敷地内に建つビルの
3階を改装してできた「ギャラリー モーネンス コンピス」。
・暮らしを楽しくするエッセンスがつまった展覧会とショップ
住所:京都市上京区西堀川通丸太町下ル下堀川町154-1 (株)エーワンテック本社ビル3階
もうひとつは、複合ビル「COCON KARASUMA」の3階に入る「shin-bi」のショップスペース。
こちらは5月2日から約2ヶ月間の限定販売です。
・京都精華大学が発信。アートが楽しめるスペース
住所:京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620 COCON KARASUMA3F
現在、「ギャラリー モーネンス コンピス」に並ぶ商品の一部を紹介します。
陽気なbag』の表紙に載っているバッグです!
たとえ同じ布から作っても裁ち方によって1点1点表情が違ってくるのが魅力のひとつ。
(写真手前:丸バッグ(大)21000円 奥:おばあちゃんバッグ(大)18900円 (小)12600円)
コサージュ(一重1890円 二重2625円三重3360円※いちばん手前は一重)
おばあちゃんバッグ(小)12600円
おばあちゃんが愛用していた東袋(あずまぶくろ)をイメージして作ったバッグ。
荷物がたくさん入るのに、畳むとコンパクトになるので携帯に便利。
※どれも一点ものですので、既に売り切れていることがあります。
あらかじめご了承ください。
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