2008年5月29日

いま座禅と写経がCOOLな理由「京都のお寺体験事情」

春から夏を迎えるまでの、短い初夏の時間。

観光のオフピークと思われがちなこの時期も、
京都の街は、修学旅行生と外国人観光客で
意外とにぎわっています。

さて、過ごしやすい新緑のこの季節。
おのぞみ編集部スタッフで遠足へ行ってきました。


「京都の良さを旅行者の目線で感じよう」コンセプトに、
数々の検討、投票を重ねた結果決まった目的地は嵐山


「修学旅行生多いんじゃないの?」
「大学時代に嫌というほど行ったしなぁ」
「渡月橋は別れた彼女との思い出の場所やから」


などなど、行くまでは不満な声もあったものの
実際に行ってみると、目からウロコの発見だらけ。

中でも早朝から盛り上がったのは、
世界文化遺産・天龍寺での写経体験


予め人数と日時を伝えてお願いしていたので、
後醍醐天皇を祀る多宝殿の中で(当日はほぼ貸し切り状態でした!)
静かに写経をすることができました。



写経といっても初心者向けのものなので、
用紙には予めお経が薄く書かれており、
体験者は、その上から硯で墨をすってなぞるように筆を走らせます。



そんな私たち編集部員の体験もさることながら、
いま、東京の丸の内OLの間でも

「座禅と写経がCOOL(かっこいい)!」と人気を集めているそう。
(仏教レジャーサークル「丸の内はんにゃ会」なんてのも)

若い女性に人気の理由は、
「静かに自分と向き合うことで何だか心洗われるから」だそう。


そこで、京都のお寺のプチリフレッシュ体験を集めてみました。

_________________________________Pick Up!

●天龍寺(京都市右京区)
京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
075-881-1235
<座禅体験>
実施日:毎月第2日曜9:00〜10:00、毎月第3日曜17:30〜20:30
<写経体験>
実施日:電話にて問い合わせ・予約
http://www.rinnou.net/cont_03/10tenryu/


●建仁寺(京都市東山区)
京都市東山区大和大路通四条下る小松町
075-561-6363
<座禅体験>
実施日:毎月第2日曜8:00〜10:00
本坊で午前8時から行われる座禅会。座禅の後には法話も聞ける。
開始時刻は時期によって異なるので、事前にHPor電話で確認を。
http://www.kenninji.jp/info/index.html


●黄檗宗大本山 萬福寺(宇治市)
京都府宇治市五ヶ庄三番割34
0774-32-3900
<座禅&写経体験>
実施日:毎日
※個人の方でも参加できる坐禅や写経を受け付けされている
(坐禅研修は5名から、個人の坐禅・写経は1名から)
その他、1日や1泊、2泊での研修コースもあり。
http://www.obakusan.or.jp/kensyu/index.html


●臨済宗大本山 妙心寺退蔵院(京都市右京区)
京都市右京区花園妙心寺町35
075-463-2855
外国人観光客に向けての座禅、茶、精進料理、写経/御朱印の
体験を英語で実施している。
海外からのゲスト案内にどうぞ。
http://www.taizoin.com/en/taizoin.php?itemid=24

▽副住職のインタビュー記事「真剣な会話」はこちらから↓
http://www.onozomi.com/kaiwa/myoshinji1.html

_______________________________________

ただ見て知るだけでなく、自ら体を動かして感じる喜び。
お寺には、そんな楽しみもあるのです。




                       (Text by Mariko OKU)


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2008年5月21日

京女のUV対策法!京コスメ2大ブランドが伝授するスキンケアとは。

 

ついこの間まで春の花が咲いていたと思えば、

もう夏さながらの暑い日が続きますね。

 

この季節、女性としてやはり気になるのが「紫外線」。

みなさんは日傘を持ち歩いていますか?

それとも肌のガードマンは日焼け止めにお任せでしょうか?

 

今回は、「京ブランド」である2大コスメブランドにUV対策法をうかがってみました。

 

まずは、2008年モンドセレクション金賞に選ばれた黒塗り石鹸でお馴染みの「BLACK PAINT」に直撃インタビューしました。

 

あ.jpg

昨年リニューアルオープンした嵐山店

お.jpg

こちらでは5月31日から、紫外線対策ができるメイク仕上げのお粉「サンブロックパウダー」が新発売されます。

その成分は主に酸化チタンや茶カテキン、そしてシルクパウダーだそう。一体どのようなメカニズムで紫外線から肌を守るのでしょうか。

か.jpg
サンブロックパウダー \3,675(税込)

その秘密は鉱物から採取される酸化チタン。肌にも環境にも全く無害な酸化チタンによって、お肌に一枚鏡のように金属を張り、紫外線を反射する効果が得られるそう。紫外線を肌からシャットアウトし、さらにシミ予防で知られる茶カテキン、そして肌の凹凸を埋めてくれるたんぱく質のシルクパウダーが含まれているので、ただ単に紫外線をシャットアウトするだけでなく、お肌をケアする効果も期待できるのです。これぞ一石二鳥の優れものですね!

 

続いては二条城の東にお店を構える「京乃雪」。

え.jpg
う.jpg

「漢方屋?」とおぼしき壺や瓶が美しく並んでいます。

 

お話をして下さったのは、お風呂の体洗いは頭からつま先まで自社の石鹸でないとダメという、広報の葛城さん(男性)。UV対策商品をうかがうと、6月から販売予定のできたて商品を紹介してくださいました。

い.jpg

京乃雪UV下地クリーム \6,930(税込)

 

この「京乃雪UV下地クリーム」は、すでに同店でスペシャルケア商品として展開している「オリジナルエッセンス」の成分とUV効果を取り合わせたもの。ピンクベージュ色の下地なので、日頃から薄化粧を心がけている方はこれ一つで事足りるそう。実際に使用したスタッフさんが「肌が呼吸できる軽い付け心地」とおっしゃるように、肌に負担をかけないよう、使用する化学成分はできるだけ最小限に抑え、代わりに古くから自然治癒力を高めると言われる和漢植物の力を商品に生かしているのだそう。お値段は少し高めですが、一年以上熟成させた20種類もの和漢エキスが凝縮された下地クリームなら納得です!

 

 

面白いのは、京都の2大コスメブランドとも共通して「日頃からのケアが大事!」と提唱していたこと。

 

BLACK PAINTでは、スキンケアの概念を覆すコンセプトを掲げており、「化粧品に頼る肌」ではなく「自らの肌に存在する善玉菌を増やす」ことに着目。何も手入れしていない手首のほうが顔の肌よりキレイ・・・と感じたことはありませんか?化粧品に含まれる化学的に作られた成分などが、潤いやハリを作る源である善玉菌を減らしてしまうのだそう。そして、お肌にも口から入れる五大栄養素と同じ成分を与えて、余分になったものは垢としてどんどん出すことが必要なのです。これを繰り返すと肌のトーンも明るくなりシミ知らずになるとか。

 

京乃雪では「塩の成分が入ったマッサージクリームで角質ケア」が大切とのこと。角質にあるメラニンが溜まるとシミの原因に・・・そうなる前に余分な角質を取り除くことがポイントだそうです。京乃雪の商品は、ケーキ屋の女主人が20年の歳月をかけて開発したもの。もともと肌が弱かった彼女は、口に入れても安心な素材で化粧品を作りたいと思い、例えば使用する米ぬかも、契約農家から無農薬の玄米を取り寄せるという徹底ぶり。和漢植物を一年以上漬け込む壺も、20年もかけて試行錯誤を繰り返し、探し求めた信楽焼きの壺じゃないとダメだそうです。

 

伝統工芸などに代表される、京都の古き良きモノづくり文化同様に、京コスメブランドのものづくりに対する姿勢や情熱からも「高品質の京ブランド」を感じることができました。この夏は、紫外線に打ち勝つ京風スキンケアを実践してみてはいかがでしょうか。

 

 

●「BLACK PAINT嵐山店」

住所:京都市右京区嵯峨天龍寺瀬戸川町261

電話:0120-100-679

営業時間:10:0017:00

定休日:不定休

嵐山店のみ、「BLACKPAINTorOTTO」石鹸ミニサイズと

抹茶石鹸「抹茶実」が購入可能!

※背中合わせの鯛匠HANANAでは、朝じめ鯛の鯛御膳が味わえる!

http://www.blackpaint.jp/

 

●「京乃雪」

住所:京都市中京区二条通油小路東入ル西大黒町3311

電話:0120-79-5525

営業時間:10:0019:00

定休日:水曜

     61日から新発売の「京乃雪UV下地クリーム」先行予約受付中!

     町家を改造したお店で「京都・町家イベント楽町楽家2008」のイベントが行われるそう。詳しい詳細はHPで。

http://www.ichimoku.co.jp/

 

                         (text by 森 愛歩)

 

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2008年5月20日

春の京都本戦争を勝ち抜いた本とは!?

 

この春も書店を舞台に繰り広げられた「京都本戦争・春の陣!」。

本の形や大きさ、値段も百花繚乱な売場で、実際に売れた本とは!?
東京・名古屋・京都の大型書店の旅行書担当の方へ
突撃リサーチしてみました!

◆ジュンク堂 京都本店のBEST3
コトコト らくたび文庫 カフェランチ 500円
コトコト らくたび文庫 京の仏像 500円
京阪神エルマガジン社 ARTを楽しむ京都地図本 500円 

◆アバンティブックセンター 京都店のBEST3
京阪神エルマガジン社 ARTを楽しむ京都地図本 500円
京阪神エルマガジン社 世界遺産の京都本 880円
成美堂 一度は歩いてみたい 京都さんぽ 1050円

◆三省堂 京都駅前店のBEST3
JTBパブリッシング 地図で歩く京都 500円
京阪神エルマガジン社 世界遺産の京都本 880円
山と渓谷社 京都歩く地図帳’08 500円

◆旭屋書店 名古屋ラシック店のBEST3
ナツメ社 京都ご利益めぐり 1260円
コトコト らくたび文庫 全般 500円
主婦と生活社 こげぱん京都ぶらり旅日記 945円

◆ジュンク堂 名古屋店のBEST3
SAVVY 京都ぷらぷら地図本 580円
Hanako WEST 大人のための京都案内 490円
京阪神エルマガジン社 ARTを楽しむ京都地図本 500円

◆紀伊國屋 新宿本店のBEST3
昭文社 ことりっぷ 京都 840円
BEST2  JTBパブリッシング 地図で歩く京都 500円
山と渓谷社 京都歩く地図帳’08 500円

以上の結果となりました!

今春の売れ筋の傾向をまとめると

1:ワンコインで買える
2:持ち歩きに便利なコンパクトサイズ(A4以下)
3:おしゃれでかわいいデザイン
4:地図がメインの「地図本」
5:若い女性がターゲット

この5つが挙げられそうです。

また、興味深いのは、東京・名古屋・京都それぞれの場所で
売れ方が違うということ!
そこで、書店員さんのコメントを参考にしながら
各都市での売れ方の違いをさらに分析してみます。

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【 派手好き名古屋人は、やっぱり見た目重視!? 】
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まずは旭屋書店。
ラシックという、若い女性ターゲットのファッションビル内に入っているため
本のセレクトもかわいいデザインのものが中心です。
「見た目がかわいければ多少値が張っても売れる」そう。

そしてジュンク堂。
「ビジュアルとテーマが良ければ、バカ売れする雑誌も多い」そうで、
「名古屋は喫茶店の街と言われるほど喫茶店が多いですから、
京都のカフェに反応する人は少数。
それよりも、寺と雑貨が特に熱いんです!」とのこと。
それも、堅く見せるのではなく、
雰囲気重視のビジュアルで見せるものが売れ筋なのだとか。

また、名古屋の方にとって「京都は近い」という実感があり、
結構土地勘のある人も多く、日帰りでふらっと訪れるそうです。
「旅行ガイド的なMOOKよりも、女性誌の京都特集の方が売れます」
というコメントからも、
ちょっとしたお出かけ気分で行ける距離感ということがわかります。
いずれにしても、名古屋ではビジュアルや見た目のかわいらしさが
キーになることがわかりました。

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【 東京人にとって、京都はリゾート的!? 】
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次に新宿の紀伊國屋。
この紀伊國屋自体は中高年のお客が多いそうですが、
京都本に関しては若い女性のお客さんが多いそうです。
そんな彼女達が買っていくのは500円地図本!
「やはり土地勘のない人に地図は必須なんでしょうね」。
そして興味深いのは、他のエリアでは挙がらなかった
「週末に行く小さな贅沢、自分だけの旅」を謳う
昭文社の「ことりっぷ」が挙がった事。

交通が発達し、気持ち的に京都との距離が短くなったこともあり
自分の街を歩く「ちょっと、そこまで」の感覚で
気楽に京都に来ている人が増えていることが伺えますね!

「東京人にとって、京都は癒しのリゾート的な感じがあるのかもしれませんね」
とのことでした。

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【 地元民の買う京都本はマニアック志向! 】 
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最後は京都の本屋群。観光客と地元民の入り混じるこの地では、
どんな本が売れているのでしょうか?

まずはアバンティと三省堂。
この2つは京都駅すぐにあるということで
「若い女性だけでなく幅広い年代の方が買いに来られます」
という共通の客層。
「この本屋に寄ってから旅行スタート!の観光客も数多く見られる」
そうで、新宿紀伊国屋で挙げられた地図本2冊もランクイン!
成美堂の「一度は歩いてみたい 京都さんぽ」も世界遺産特集ということで、
世界遺産特集が3冊挙がってきました。
やはり「世界遺産」という言葉の威力は強いようです。

そしてジュンク堂。
京都一の繁華街に立地している、地元民御用達の本屋です。
ここではらくたび文庫のカフェランチ、
京阪神エルマガジン社のART本が売れたそうですが、
これはある程度京都の土地勘のある人が
楽しめる内容だから売れたと言えます。

京都に住んでいれば、日々のランチには興味があるでしょうし、
京都中にあるたくさんのギャラリーに足を運ぶのもお安い御用。

そんな訳で、京都に住む人にウケる本の傾向は、
「一つの内容に特化し、なおかつ生活に密着した内容のもの」
ということのようです。

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【 売れた京都本を改めてまとめると! 】
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上記をまとめると

1:ワンコインで買える
2:持ち歩きに便利なコンパクトサイズ(A4以下)
3:おしゃれでかわいいデザイン
4:地図がメインの「地図本」
5:若い女性がターゲット

に付け加えて

6:観光客向け→地図をベースにしたり、寺社などの堅いテーマをビジュ
アルでキレイに見せるなど、「入門用にかみくだいた本」
7:地元および関西近郊→1つのテーマに特化しつつ、生活に根ざした本

この7つがヒットする京都本のポイントのようです。
調査にご協力いただいた書店のみなさま、ありがとうございました!

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【 おまけ☆これなら売れる!?京都本ネタ 】
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京阪神エルマガジン社「京都地図本」が売れてから、
いろんな出版社から地図本が出版されていますが、そのブームもひと段落し、
ただ500円の地図本を作れば売れる!というわけではないようです。

「誰に売るのか」、「どこで売るのか」までしっかり考える必要がありそう・・・
ということで、私ならこんな京都本を提案します!

◆地元向けなら「京都医者本」
京都にある内科、歯医者、整体などの医療情報に特化した京都本。
昔から京都に住んでいる人なら、いきつけの医者があると思います。
しかし、京都に住んで間もない人は、いざ行くとなった時にどの医者に
行ったらいいか迷った経験があるはず。
そんな京都に移り住んできた大学生、社会人をターゲットにした京都本です。
「ただ家の近くだから」以外の理由で医者を選べるようになる一冊。

◆観光客向けなら「京都みやげ地図本」
観光客の方が京都駅で漬物を買っている姿をよくみかけますが、
ちょっともったいない気がします。
作り手の見える店に足を運んでお土産を買えば
一緒に店主のものづくりに対する思いもお土産になります。
京都でしか会えない人、京都でしか聞けない事。
ただ買うだけではない、おみやげを歩いて探しにいける地図本です。

どうでしょうか!?


2008年5月16日

京都が騒がしい!京都人総出で見つめる 葵祭

 

葵1.jpg

 

 

 

 

 

 

200805151227001.jpgものすごい人・人・人。

何かの出待ちでもしているんでしょうか?

 

 

 

 

 

 

ノンノン。

 

 

これは5月15日に行われた京都三大祭の一つ、葵祭での一シーンです。

下鴨神社で行われた、一般の人は参列できない「社頭の儀」を一目見ようと

たくさんの人が押し寄せている様子。

 

平日だというのにこれだけの人が集まるのは

やはり葵祭が京都の住民にとって一大イベントとなっている証拠なんでしょうね。

 

ただ、人々にもみくちゃにされて

デジカメを使うどころではなかったので

ケータイ画像とイラストでその模様をお伝えします。

 

 

日本最古の祭りと言われる葵祭は

下鴨神社と上賀茂神社の例祭です。

京都御所から下鴨神社を通り、上賀茂神社まで

葵の葉を王朝装束に身につけた行列が都大路を練り歩きます。

 

 

葵1.jpg 

葵祭の見どころはなんと言っても牛車。

平安時代は乗用車だったそうです。

参道いっぱいに進んでいく牛車は、牛だけでは引っ張れないほどで、

10人ほどが後ろから押していました。

  

 

葵2.jpg

 

頭に牡丹やカキツバタなど季節の花をあしらった風流傘も通ります。

 

 

貴族達の装束は一面に広がる青空と新緑に映え、

より鮮やかに目に飛び込んできました。

その美しい姿を見て感嘆の声をあげている人多数。

今年も葵祭はたくさんの観客を魅了していました。

これは人々にもみくちゃにされても見る価値、ありです。

今年見に行けなかった方、来年こそは是非!

 

 

葵祭の詳細はこちら>>http://www.onozomi.com/news/0425event.html

 

 

text by  鈴木 晴奈

 

2008年5月 9日

京都から世界へ 美のムーブメント「KYOTO ART MAP 2008」

 

美術系大学が多いからか、

昔から京都にはたくさんのギャラリーが点在している。

ビルの2階にあったり、路地裏にあったりして

なかなか見つけることができないギャラリーや

カフェや美容室などにもギャラリー的要素が見られる場合もあり

その数を数えると500近くになるという。

そんなたくさんのギャラリーで今日も

趣味で作品を作っている主婦

作家になりたい大学生

社会に何か訴えたいアーティスト

とさまざまな人が展覧会を開いている。

 

 

そんな中、京都市内の現代アートを扱う13箇所のギャラリーで

一斉に展覧会を開催するプロジェクト「KYOTO ART MAP 2008」が

5月13日から25日まで開催される。

 

 

 ヴォイス.jpg

ヴォイスギャラリーpfs/wで開催されている

小野田徹監修 The Act of Looking 展では

考古学で使われる実測図を使った展覧会を行っている

実際にこの場所で作業も行っている

 

 

アートをする目的にはたくさんの種類があるが、

現代アートは社会と繋がっていないと意味がない。

趣味でやるアートではなく、

社会に訴えることを目的としたギャラリーが自然と集まり

1998年にKYOTO ART MAP」としてスタートした。

 

KYOTO ART MAP」が始まったのは、ちょうど温室効果ガス削減のため京都議定書が発効された年。その後10年という時間が経つ中で、世界中でエコな活動が増え、省エネが美徳となるなど、人々の価値観は大きく変わった。

 

KYOTO ART MAP」も同じく今年で10年目。

そこで今回のテーマは「京都美定書」とつけられたそうだ。

アートの世界においても京都から世界へ

環境、教育、経済、景観など日頃の関心を現代アートとリンクさせながら

メッセージを発信し、人々の価値観をちょっと変えることができたら、という。

 

 

現代アートというと難しく聞こえがちで

どう捉えたらいいか分からない人も多いと思うが

難しく考える必要は全くない。

何かを訴えようとしている作品に対して

見る側も一生懸命見てみる、という事だけだ。

一人でゆっくり作品をみることで

普段は意識しないことを深く考えることができるはずだ。

 

 

天気も良いこの季節、参加ギャラリーで入手できる

KYOTO ART MAP」の紫色の地図を持って

ギャラリーをハシゴしてみてはいかがだろうか?

 

 

KYOTO ART MAP

http://www.kyotoartmap.org/

 

◆参加ギャラリー

アートスペース虹

ヴォイスギャラリーpfs/w

ギャラリーアーティスロング

ギャラリーギャラリー

ギャラリー恵風

ギャラリー16

ギャラリーすずき

ギャラリーなかむら

ギャラリーはねうさぎ

ギャラリーマロニエ

同時代ギャラリー

ニュートロン

立体ギャラリー射手座

 

 

シンポジウム:「美術と環境」

 

 パネリスト:天野一夫(美術評論家、豊田市美術館チーフキュレーター)

       太田垣實(美術評論家、大阪成蹊大学芸術学部教授)

       島本 浣(美術史、京都精華大学学長)

       ※司会/松尾惠(京都アートマップ実行委員会代表)

 

 

日時:2008年5月18日(日)13:00~15:00

会場:京都芸術センター フリースペース

電話番号: 075-213-1000

住所: 〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2

地下鉄烏丸線「四条駅」/阪急京都線「烏丸駅」22番出口から徒歩5分。

入場無料

 

 

text by 鈴木晴奈

2008年5月 2日

三条木屋町の高層ビルにフレンチレストラン登場。

フレンチを一言で例えるなら、あなたはなんと答えますか?

私がまず連想したのは「ソースの世界!」でした。

というのも私の勝手なフレンチを想像すると、

真っ白なお皿に彩りよく上品に盛り付けられた具材とソース…

という絵が頭に思い浮かぶのです。

 

 

ところが…

「それは古いですよ!

 フレンチではソースはあくまでアクセントにすぎません」

ときっぱり話すのは、93年~99年にフジテレビで放映された

「料理の鉄人」にも出演したシェフのティエリー・ウンゲスさん。

 

 

 

ティエリー.jpg

 

フレンチにおいてソースは命ではなく、あくまでも料理の引き立て役。

そして「フレンチ=バターがたっぷり=カロリー高そう…」

のイメージも今や古いのだとか。

最近のフレンチでは健康志向も作用して、バターの代わりにオリーブオイルを使用し、素材本来の味を引き出すのが主流だそうです

 

ははぁ。頭が上がりません・・・。

 

 

さて、425日に三条木屋町の交差点を東へ入ったところにそびえる「タカセビル」の9階にティエリーさんが手掛ける

フレンチレストランがオープンしました。

去年までは京都の若者に支持を得るカフェー&バー「Ace café RED」があった場所。

このカフェグループは京都市街に多数の店舗を構え、

和食料理屋やバーなどがあり、いずれも若者文化の発信基地といえます。

 

 

 

三条.jpg 

なので、一体次はどんなお店にリニューアルするの?とワクワクしていると、フランス料理La Table de Thierry(ラ ターブル ドゥ ティエリー)」と不意を突かれたわけです。

 

19年前に来日し、今年で京都生活9年目に突入したティエリーさんは家でもキッチンに立つほどの根っからの料理好きだそう。

小さい頃から料理に親しみ、今までに一度も挫折を経験したことがないというから驚き。

 

「料理を作るときに大切なのはハートです。だからフレンチは決して難しいものではないんです堅苦しくて、やたら値段の高いイメージもなくしたいですね」と目を輝かせて話すティエリーさん

 

 

 

料理.jpg

 

 

料理2.jpg

 

数あるメニューの中でも京野菜を使った料理は、毎月テーマが変わるそうです。

ティエリーさんいわく、「料理が美味しいのは当たり前」。

お客さんに「この店に来てよかった」と言ってもらえるのが一番の喜びだとか。

 

 

 

夜.jpg

 

そのため店内もカジュアルでゆったりくつろげる空間

(普段フレンチを食べ慣れない私も息が詰まらない)になっており、

店内一面のガラス窓からは鴨川を見渡せます。

これからもお料理と、この絶景を目当てにたくさんのお客さんが訪れることでしょう。

鴨川と東山とをまるごと望めるので、記念日の一幕にももってこい。

さらに816日には五山の送り火を眺めながらフレンチ・・・という事も可能ですね!

 

<メニュー>

ランチ:1890

   (オードブル・メイン・デザート・珈琲or紅茶)

    3150

   (前菜2品・スープ・メイン・デザート・珈琲or紅茶)

    5775

   (前菜・お料理4品・デザート・珈琲or紅茶)

 

カフェタイム:デザートアラカルト 1260

 

ディナー:3990

     (前菜2品・お料理・メイン・デザート・珈琲or紅茶)

     5775

     (オードブル・スープ・お料理・メイン・デザート・

      珈琲or紅茶)

     8400

     (前菜・お料理3品・メイン・デザート・珈琲or紅茶)

 

 

 

La Table de Thierry

京都市中京区三条通木屋町東入ルタカセビル9

TEL 075-212-0069

ランチタイム 12:0014:00

カフェタイム 14:0017:00

ディナータイム 18:0021:30Last order