東洋と西洋の美のコラボ!
京都は言わずと知れた呉服業の多い街。
昔は飛ぶように売れた着物もライフスタイルの変化や、
その価格から売れ行きも伸び悩み、苦戦気味。
そんな着物不況(!?)に負けじと京都では着物を着ることで
いろんな店で特典が受けられる「きものパスポート」をはじめ、
着物でしか参加できない「京小町Night」や「浴衣コレクション」などの
着物の魅力を伝えるイベントがあります。
実際に「着る機会・場」を設けることで、着物業界をもう一度盛り上げようよう!
というのがスタンスです。
今回はそんな場を提供してくれる、あるイベントを紹介します。
クラッシックコンサートが行われます。
このコンサートが普通のものと違うのはドレスコードが
着物orスマートカジュアルだということと、
会場は日本古来の染の技法「辻が花(つじがはな)」を使って染められた
美しい着物で飾られること。
着物マニアなら「辻が花」は憧れのものとして認知されていますが、
着物素人の人は「はて?」といったところでしょう。
辻が花は西陣織や友禅よりも古くから続く絞り染めを基調とし、
さらに描き絵・摺箔・刺繍などを併用したものをいいます。
最盛期の桃山?江戸時代のあとは友禅染の発展に伴い、次第に姿をなくしたため
「幻の染め」とも呼ばれているそうです。
“辻が花”という名が表すように、路端などで見る身近な草花を使って
表現されるため、豪華なイメージではなく「侘びさび」の中に潜む美を感じる
ことができるのです。
日本でも数少ない辻が花の技法を守り続ける染め工房「絵絞庵」は
比叡山を望む地にあります。
福村さん親子が伝統の美を守るため日々丁寧に制作に励み、
商品の図案から染めに至るすべての工程を2人で行っています。
他にも、この辻が花の魅力を伝えようと東京での親子展の開催や、
日本工芸会での活動、そして装苑やファッションノートといったファッション誌で
ファッションデザイナーとコラボした作品を発表したりと活発に活動されています。
最後の工程「墨描き」を行う福村健さん
着物に憧れはあるけれど…という方も、
ぜひ一度今回のイベントに参加してみてはいかがでしょうか。
思っていたよりも身近で素敵なものだと実感できるハズです。
日本人に似合う服装はドレスより着物だと思いませんか?
案外クラシックの“洋”ともしっくり合うものです。
また着物で来場した方にはグラスシャンパン一杯プレゼントという嬉しい特典も。
当日の曲目も平原綾香でお馴染みの「組曲 惑星より 木星」や
「美しく青きドナウ」など、どこかで耳にしたことがある曲が中心なので、
クラシックといえど堅苦しいイメージはゼロ。
ぜひ着物という東洋の美と、クラシックという西洋の美の感動を
一度に味わってみてください。
「辻が花 ? classical harmony
東洋と西洋の美が響き合う、新春の京都・東山の地へ」
日時:2009年1月1日(木)・2日(金)
17:00受付開始 17:45開演
場所:ハイアット リージェンシー 京都(The Ballroom)
チケット:前売り 3500円 ・ 当日4000円
お問い合わせ:075-541-3161
text by 森 愛歩








