京の夏に妖怪現る!?
この夏、京都某所に妖怪がぞくぞくと集まっています!
鬼太郎 with 目玉おやじと……背後霊!?

幽遊白書世代はおわかりですね?ダブル蔵馬 & 妖狐バージョン蔵馬。
彼らが集まっていたのは、「京都国際マンガミュージアム」のグランド。
さらに館内にも妖怪が!入口すぐのミュージアムショップではいったんもめんが空を舞い……
鬼太郎と猫娘がスタッフとして勤務中!?
原作通り人間にも優しいお二人。
ミュージアムショップのオススメグッズを教えてくれました。
なぜマンガミュージアムに妖怪が集結していたのでしょう?
実はこの日、「京都国際マンガミュージアム」で開催中の特別展
『妖怪天国ニッポン』にあわせて、妖怪をテーマにした
コスプレイベントが行われていたのです!
(8月9日(日)、8月16日(日)、8月29日(土)にもコスプレイベントあり!)
→http://www.comicon.co.jp/cosjoy/kmmindex.htm

『妖怪天国ニッポン』は、江戸時代の妖怪画をマンガの源流ととらえた特別展。
江戸時代の絵巻物をはじめ、紙芝居やマンガなど妖怪が描かれた作品や、
人魚のミイラ、件(くだん:頭が人間で体が牛)のはく製が展示されています。
思わず背筋がゾクッとしてしまうものばかりですが、スタッフいわく、
「妖怪は怖いだけではなく、滑稽でユーモラスな面もあるんです」とのこと。
たしかに展示を見ていると、オナラで人々を攻撃したりオシリに目があったりと、
思わず笑ってしまうような妖怪もいます。
このように妖怪を実際にいるものとして恐れるのではなく、
フィクションとして楽しむようになったのは、江戸時代からのことだそうです。
江戸時代は町民文化が発達し、人々が趣味や娯楽に興じるようになった時代。
その中で妖怪も絵巻物や浮世絵に描かれるようになり、人々を楽しませました。
なかでも歌川国芳(うたがわくによし:1797-1861)の浮世絵は人気だったそう。
しかし、妖怪の怖い面も完全になくなってしまったわけではなく、
紙芝居や貸本へと受け継がれていました。
水木しげるの「ゲゲゲの鬼太郎」は、
貸本マンガ「墓場鬼太郎」として連載が始まったのですが、
貸本マンガ時代の「鬼太郎」は不気味で恐ろしい存在として描かれていました。
やがて紙芝居や貸本の時代が終わると、
妖怪の恐ろしい面は少女マンガの中で生きつづけます。
楳図かずおの恐怖マンガが掲載されていたのも少女マンガです。
一方で、妖怪のユーモラスな面を受け継いだのは、少年マンガの妖怪もの。
先ほど紹介した「鬼太郎」のキャラクターも、
少年マンガ版では怖いというよりも滑稽で、親しみさえ覚えますよね。
『妖怪天国ニッポン』では、妖怪のいろいろな面を知ることができます。
涼をとるためだけでなく、妖怪の世界を知り楽しむために
ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
●妖怪天国ニッポン
【日時】2009年7月11日(土)- 8月31日(月)10-20時(入館は19時30分まで)
【場所】京都国際マンガミュージアム 京都市中京区烏丸通御池上ル西側
【料金】大人1000円、中高生500円、小学生200円(入場料込)
※期間中17時以降は入場料が100円になる
ナイトミューミュージアムチケット販売中!
(特別展観覧料大人500円、中高生200円、小学生100円は別途必要)
※7月11日(土)-20日(月・祝)はゆかた・きもの・作務衣・甚平を着用の方は
入場料無料!
(特別展観覧料大人500円、中高生200円、小学生100円は別途必要)
【URL】http://www.kyotomm.jp/HP/index.php
▼ここにも妖怪・おばけ出没中!!▼
●京友禅おばけ屋敷
京友禅のアロハシャツやカットソーを手がけるブランド「パゴン」が、
おばけ屋敷を開催。監修は映画監督の林海象氏。
【日時】2009年7月18日(土)- 8月31日(月)、9月19日(土)- 9月27日(日)
昼の部:13時-、14時-、15時-、16時-、17時-
夜の部(金・土のみ):20時-、21時-
※8月13日、9月20・21・22日は夜の部もあり
【場所】パゴン本店 京都市右京区西院西溝崎町17
【料金】大人2000円、小学生1000円 ※パゴンの服着用の方は入場料無料!
【URL】http://www.pagong.jp/
※予約制。詳しくはパゴンホームページをご覧ください。
●大将軍商店街「妖怪ストリート」
付喪神(つくもがみ)の通り道であった一条通を、「妖怪ストリート」と銘打って
町おこししている商店街。妖怪アートフリマや妖怪仮装行列などが行われています。
【場所】京都市上京区一条通御前通から西大路通まで
【URL】http://www.kyotohyakki.com/
※今後の予定は「妖怪ストリート」ホームページでご確認ください。
●東映太秦映画村
7月18日におばけ屋敷がリニューアルオープン。また、充実の教授陣
(学長・水木しげる、荒俣宏教授、京極夏彦教授)によるおばけ大学校が開校中で、
8月22日(土)・23日(日)には「化け大祭」が行われます(※詳細は決まり次第ホームページで紹介)。
【場所】京都市右京区太秦東蜂ヶ岡町10
【料金】入村料:大人2200円、中・高生1300円、子供(4才以上) 1100円
おばけ屋敷:大人(中学生以上)500円、子供(4才-小学生)400円、
修学旅行生300円
【URL】http://www.toei-eigamura.com/
●妖怪堂
妖怪をテーマにした町家カフェ。店主による妖怪話や、
勝手に動き出す!?おもちゃもあり。
【場所】京都市左京区孫橋通新麩屋町東入ル
【営業時間】13-22時(ラストオーダー21時)
【定休日】不定休
【メニュー】コーヒー500円、妖怪タコヤキ500円、
店主の妖怪話(1時間)ひとり800円
【URL】http://maekake.com/yokai_index.html
Text by 喜田智子
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