まだまだ終わらない!?一澤帆布の仁義なき戦い
みなさんスターの裏事情は知りたい派ですか?
本当に好きな人だと、思わず耳をふさぎたくなりませんか?
たとえば先日、突然死をむかえたマイケル・ジャクソン。
ここ数年、ゴシップばかりが目立っていましたが、
世界各国のメディアで映し出されたファンの追悼の様子は、
ポップスターとして愛されていた彼の一面を大きく伝えていました。
数日がたち、すでにテレビでは数百億にもなる遺産相続や養育権などのネタばかり。
しかしビルボード(アメリカの週刊音楽雑誌)のランキングで
過去のアルバムが1?9位を独占!という事実が裏付けるように、
魅力を再認識した人々は、アーティストとしてのマイケルをもっともっと求めているはず。
これもスターの宿命なのかと思いつつも、
一体誰が知りたい情報なのだろう?と首をかしげてしまいます。
そして舞台は、ロサンゼルスから京都へ。
全国にファンを持つ、京都が誇るカバン界のスター・一澤帆布。
「京都でとっておきのいいものを買いたい。
それも、毎日ちゃんと使えるものを。」
という想いに応える、一生使える丈夫なカバンを提供しています。
2001年にお父様の信夫さんがお亡くなりになってから、
お店の経営をめぐる長男・信太郎さんと三男・信三郎さんの間ではお家騒動が勃発。
しかしついに先日、三男の勝訴が確定。
「一澤帆布の取締役に三男復帰!」という内容のニュースが流れました。
そもそも、ことの起こりは各々が持っていた2通の遺言状。
まず、長男に同社株の5分の4を譲るというもの。
もう片方は、三男夫妻に3分の2を譲るという、全く別の意思が書かれていました。
結局、今まで家業に関与していなかった長男にお店を譲るという遺書が裁判で認められ、
1983年に取締役に就任して以来、職人をまとめあげ、毎日愛情をもってカバン作りをしていた三男は、工房からの退去を命じられました。
しかし、全職人さんがついていったのは三男。
「一澤帆布」の斜め向いに、「一澤信三郎帆布」を新しくオープンさせたのです。
信三郎帆布は職人さんの手作業によるクオリティを守りつつ、
新しい形や花柄などのテキスタイルを使い、今までになかった製品を打ち出しました。
そして、たちまち絶大な支持を得ました。
これは、「一澤帆布」のファンがブランド力ではなく、
製品やその仕事への姿勢に共感していたことの表れではないでしょうか。
おのぞみドットコムでは、
過去に「真剣な会話」というコーナーで長男・信太郎さん、三男・信三郎さんの
お二人に語っていただいたことがあります。
三男・信三郎さんに商売のコツをお聞きしたところ、
「商品自体で勝負すること」と。
「名前ではなくて、商品を見てもらう。商品を評価してもらう。長い目で商売をしてたら、お客さんも長い目で見てくれる。短期的な成功ばかりを追いかけてたら、短気なお客さんばかりになる。だからこそ、長いこと贔屓にしてもらおうと思ったら、ゆっくりやらんとあかんのや。」
京都のモノづくりの現場では、
外野にまどわされず、いいモノをつくることだけに心を注ぐ。
それが、作り手と買い手の強い信頼関係を築くのだと感じさせる言葉だと思います。
京都が誇る文化ともいえるほど存在力の強いブランドなだけに、
一連の動きに注目が集まってしまうものですが、
わたしたちも長い目で行く末を見守りたいものです。
新たなブランドを引き連れて一澤帆布に戻られる三男・信三郎さんは、
今後どのように「一澤」のカバンを展開していくのでしょうか。
長男・信太郎さんの動向にも目が離せませんね。
2009年7月2日配信 産経新聞記事
住所:京都市東山区東大路通古門前北 知恩院前交差点近く 東大路通西側
電話:075-541-0436
営業時間:9:00?18:00
定休日:火曜
一澤帆布
住所:京都市東山区東大路古門前上ル西側
電話:075-561-1380
営業時間:9:00?18:00
定休日:水曜
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Posted by oku at 2009年7月 7日 10:07
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Posted by oku at 2009年7月 7日 10:11
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