京都ミステリー紀行がご案内、怪談よりもこわーいハナシ
日々の悩みといえば人にまつわるエトセトラ。
本当に怖いものって、人間そのものだと思いませんか?
恋愛、政治、金…、「欲」というものは恐ろしく、
そこにはいつだって目も当てられないドラマが繰り広げられているのです。
それは現在だけの話ではありません。
京都は、長い歴史の中で幾度となく戦が行われた土地。
そこで繰り広げられた、現代に通ずる人々の名誉争いや愛憎劇…
しかも、その登場人物といったら、
豊臣秀吉、空海、菅原道真など日本史の教科書を彩るスーパースター揃い!
京都とは壮絶な人間ドラマの宝庫なのです。
今回ご紹介するのは、「京都ミステリー紀行」のガイド・谷口さん!
実際に寺社仏閣をめぐりながら、現代の目線で歴史上のドラマをわかりやすく紹介してくれます。
「何か新しいガイドツアーができないかな」と始めたのがこの「ミステリー紀行」。
それから毎年1作のペースで新作を発表し、
今では「祇園編」「冥界編」「東山編」「陰陽師編」「豊臣秀吉編」「二時間ドラマ編」の6コースに!
今年はその中から3つを選び、約4kmを3時間かけて寺社仏閣をめぐるガイドをされています。
今回参加したのは「東山編」!
集合場所の京都駅から東本願寺まで北上し、東へ北へと細い小道をぐんぐん進み、
全10箇所を訪ねながらゴールの祇園花見小路を目指します。
鳥辺野と呼ばれ、平安時代以前から墓地、葬送の場所とされている東山には、
いまだに多くの幽霊ばなしや怪奇ばなしが残っているのだそう。
思わずニヤリとしてしまうネタを一つ。
東本願寺の東に位置し、国の名勝にも指定されている渉成園(しょうせいえん)。
『源氏物語』の主人公・光源氏のモデルとも伝わる源融(みなもとのとおる)が造ったとされる庭園です。
ここに宇多上皇(867から931)とそのガールフレンドがデートにきたとき、
どこからか声がしたそうです。ふと見ると源融の幽霊が!
宇多上皇の腰のあたりをつかみながら
「そのガールフレンドをくれー」と言ってきたとか。
死んでも直らない女好きは、
モテモテだった光源氏のモデルになるのもうなづけるエピソードです。
谷口さんは、このような話を古典から拾ってきては
まるで綾小路きみまろのようにおもしろ可笑しく、辛らつに語ります。
途中には、甘春堂(東店)で嬉しいひと休み!
慶応元年(1865)創業の老舗和菓子屋さんで、上品なお菓子の甘みがじんわりと体に染みます。
京都の街を谷口さんと歩きながら、
歴史、また時にはあの世とこの世を縦横無尽に横断できるミステリー紀行。
少しでも知識があるとより楽しめ、谷口さんとの歴史談義も面白いかもしれません。
しかし、このツアーの「ミステリー」とは、
お化けや幽霊といった怖さよりも、人間の「情」の恐ろしさに重きを置いています。
どんなに歴史上の重要人物でも、愚かで可笑しい人間の一面が。
体温を持って蘇る彼らは、前より少し身近に感じられるかもしれません。
そして、あなたの目に京都の街はいっそう怪しく輝くでしょう。
子どもの時よりも壮大な、
大人の恐ろしさを古都・京都で体験してみてはいかがでしょうか。
日時:金・土・日曜、祝日 10:00から13:00※京都駅烏丸口集合、小雨決行
TEL:090-3653-5729(谷口)
料金:2000円(小学生半額)
予約:不要
・金曜:祇園編(このコースのみバス、地下鉄で京都駅より移動)
白川通り、巽神社、建仁寺など全10箇所(清水寺解散)
・土曜:冥界編
親鸞上人終焉の地、鉄輪の井など全9箇所(高台寺解散)
・日曜:東山編
耳塚、六道珍皇寺、西福寺など全10箇所(祇園花見小路解散)
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Posted by oku at 2009年8月24日 16:14
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Posted by oku at 2009年8月25日 09:55
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Posted by oku at 2009年8月25日 19:58
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Posted by oku at 2009年8月26日 11:42
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Posted by oku at 2009年8月26日 11:49
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