歌え!ファッションカンタータ
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時をかける少女
愛は輝く 船
過去も未来も星座も越えるから
抱きとめて
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天まで届くような原田知世さんの澄んだ歌声が響いたのは、
京都・嵐山にある大覚寺。
平安時代に嵯峨天皇の離宮として建立された格式高いお寺で、
2010年5月22日(土)に「ファッションカンタータ2010」というファッションショーが開催されました。
1992年にスタートし、京着物と洋服とのコラボレーションを目的としたこのイベントは
過去には2008年「フェンディ」、2009年「クリスチャン・ディオール」も参加。
一般の方も抽選で参加できますが、
「今年も外れた…」という嘆きの声も多いほど、毎年大人気のイベントです。
野外ステージでのショーは今年が初めてで、
まるで演出したかのように、大きな音に反応して鳥が飛び立ち、
どこからかお経を唱える声も…
作り込まれたステージとは異なる、お寺ならではの趣きでした。
今年のテーマは「風のうた」。
洋服ブランドは「ミナ・ペルホネン」が参戦!
自然をモチーフとして描くテキスタイルデザインで、コアなファンを抱えるブランド。
チーフデザイナー・皆川明さんのものづくりに対する姿勢も、多くのリスペクトを集めています。
のぞみスタッフもカンタータ情報が届いたときには
「ミナーーーーー!!!!!」とテンションが上がりました。

ミナの朱色がかった鮮やかなオレンジのワンピースをまとった女優・原田知世さ
ん、
チューリップの着物姿のゲストモデル・杏さん。

ショーの前に行われた記者会見で、皆川さんは
「洋服作りをする上で、色や柄の説明を“風のように”“光のように”と自然に見立てて話すのですが、
これは日本独自の美意識であり、着物作りから脈々と受け継がれてきたものだろう」と語っていました。
皆川さんから放たれた「風」のような言葉ひとつにも、ミナの世界をキャッチ。
さてさて本番は着物と洋服のどのような交わりを見れるのだろうと、ワクワクで待ちました。
ショーは、清水靖晃&サキソフォネッツによるサックス演奏からスタート!
優雅かつ雄雄しい音が響き、会場が心地よい緊張と期待感に包まれました。
そして民俗音楽の生演奏に切り替わり、
御影堂から延びるランウェイをモデルさんがゆったりと歩き出しました。
着物作家5人の作品25点と、
洋服ブランド「ミナ・ペルホネン」の洋服21点をまとったモデルさんによるめくるめくショー。

原田さんのライブには会場全体がうっとり。

今回発表された着物の中には、斬新なデザインや色の組み合わせを使用したものも多くありました。
(帯に「LOVE」の文字も・・・・!)
舞妓さんのようなぽっくりを履き、しゃなりしゃなりとウォーキング。
記者会見の中で杏さんは、
「こんな足元があるんだ!と驚きました。洋服とマッチして、すばらしい調和だと思います。
ショーという特別なものを超えて、日常にも広まれば面白いのではないでしょうか」という言葉を残していました。
それぞれに互いの要素を取り入れることで新しい可能性を発見していくのかもしれません。
着物業界も常に新しいモノを取りいれ、ものづくりされているのです。
「伝統は革新の連続」とはまさにこのことですね!来年はどんな着物、洋服ブランドが登場するのでしょう。
すでに楽しみです!

ファッションカンタータ2010(終了)
京都店
【住所】京都市下京区河原町通り四条下ル市之町251-2 寿ビルディング1階
【TEL】075-353-8990
【時間】12:00-20:00
text by 衣川くるみ


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