2008年5月20日

春の京都本戦争を勝ち抜いた本とは!?

 

この春も書店を舞台に繰り広げられた「京都本戦争・春の陣!」。

本の形や大きさ、値段も百花繚乱な売場で、実際に売れた本とは!?
東京・名古屋・京都の大型書店の旅行書担当の方へ
突撃リサーチしてみました!

◆ジュンク堂 京都本店のBEST3
コトコト らくたび文庫 カフェランチ 500円
コトコト らくたび文庫 京の仏像 500円
京阪神エルマガジン社 ARTを楽しむ京都地図本 500円 

◆アバンティブックセンター 京都店のBEST3
京阪神エルマガジン社 ARTを楽しむ京都地図本 500円
京阪神エルマガジン社 世界遺産の京都本 880円
成美堂 一度は歩いてみたい 京都さんぽ 1050円

◆三省堂 京都駅前店のBEST3
JTBパブリッシング 地図で歩く京都 500円
京阪神エルマガジン社 世界遺産の京都本 880円
山と渓谷社 京都歩く地図帳’08 500円

◆旭屋書店 名古屋ラシック店のBEST3
ナツメ社 京都ご利益めぐり 1260円
コトコト らくたび文庫 全般 500円
主婦と生活社 こげぱん京都ぶらり旅日記 945円

◆ジュンク堂 名古屋店のBEST3
SAVVY 京都ぷらぷら地図本 580円
Hanako WEST 大人のための京都案内 490円
京阪神エルマガジン社 ARTを楽しむ京都地図本 500円

◆紀伊國屋 新宿本店のBEST3
昭文社 ことりっぷ 京都 840円
BEST2  JTBパブリッシング 地図で歩く京都 500円
山と渓谷社 京都歩く地図帳’08 500円

以上の結果となりました!

今春の売れ筋の傾向をまとめると

1:ワンコインで買える
2:持ち歩きに便利なコンパクトサイズ(A4以下)
3:おしゃれでかわいいデザイン
4:地図がメインの「地図本」
5:若い女性がターゲット

この5つが挙げられそうです。

また、興味深いのは、東京・名古屋・京都それぞれの場所で
売れ方が違うということ!
そこで、書店員さんのコメントを参考にしながら
各都市での売れ方の違いをさらに分析してみます。

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【 派手好き名古屋人は、やっぱり見た目重視!? 】
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まずは旭屋書店。
ラシックという、若い女性ターゲットのファッションビル内に入っているため
本のセレクトもかわいいデザインのものが中心です。
「見た目がかわいければ多少値が張っても売れる」そう。

そしてジュンク堂。
「ビジュアルとテーマが良ければ、バカ売れする雑誌も多い」そうで、
「名古屋は喫茶店の街と言われるほど喫茶店が多いですから、
京都のカフェに反応する人は少数。
それよりも、寺と雑貨が特に熱いんです!」とのこと。
それも、堅く見せるのではなく、
雰囲気重視のビジュアルで見せるものが売れ筋なのだとか。

また、名古屋の方にとって「京都は近い」という実感があり、
結構土地勘のある人も多く、日帰りでふらっと訪れるそうです。
「旅行ガイド的なMOOKよりも、女性誌の京都特集の方が売れます」
というコメントからも、
ちょっとしたお出かけ気分で行ける距離感ということがわかります。
いずれにしても、名古屋ではビジュアルや見た目のかわいらしさが
キーになることがわかりました。

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【 東京人にとって、京都はリゾート的!? 】
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次に新宿の紀伊國屋。
この紀伊國屋自体は中高年のお客が多いそうですが、
京都本に関しては若い女性のお客さんが多いそうです。
そんな彼女達が買っていくのは500円地図本!
「やはり土地勘のない人に地図は必須なんでしょうね」。
そして興味深いのは、他のエリアでは挙がらなかった
「週末に行く小さな贅沢、自分だけの旅」を謳う
昭文社の「ことりっぷ」が挙がった事。

交通が発達し、気持ち的に京都との距離が短くなったこともあり
自分の街を歩く「ちょっと、そこまで」の感覚で
気楽に京都に来ている人が増えていることが伺えますね!

「東京人にとって、京都は癒しのリゾート的な感じがあるのかもしれませんね」
とのことでした。

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【 地元民の買う京都本はマニアック志向! 】 
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最後は京都の本屋群。観光客と地元民の入り混じるこの地では、
どんな本が売れているのでしょうか?

まずはアバンティと三省堂。
この2つは京都駅すぐにあるということで
「若い女性だけでなく幅広い年代の方が買いに来られます」
という共通の客層。
「この本屋に寄ってから旅行スタート!の観光客も数多く見られる」
そうで、新宿紀伊国屋で挙げられた地図本2冊もランクイン!
成美堂の「一度は歩いてみたい 京都さんぽ」も世界遺産特集ということで、
世界遺産特集が3冊挙がってきました。
やはり「世界遺産」という言葉の威力は強いようです。

そしてジュンク堂。
京都一の繁華街に立地している、地元民御用達の本屋です。
ここではらくたび文庫のカフェランチ、
京阪神エルマガジン社のART本が売れたそうですが、
これはある程度京都の土地勘のある人が
楽しめる内容だから売れたと言えます。

京都に住んでいれば、日々のランチには興味があるでしょうし、
京都中にあるたくさんのギャラリーに足を運ぶのもお安い御用。

そんな訳で、京都に住む人にウケる本の傾向は、
「一つの内容に特化し、なおかつ生活に密着した内容のもの」
ということのようです。

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【 売れた京都本を改めてまとめると! 】
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上記をまとめると

1:ワンコインで買える
2:持ち歩きに便利なコンパクトサイズ(A4以下)
3:おしゃれでかわいいデザイン
4:地図がメインの「地図本」
5:若い女性がターゲット

に付け加えて

6:観光客向け→地図をベースにしたり、寺社などの堅いテーマをビジュ
アルでキレイに見せるなど、「入門用にかみくだいた本」
7:地元および関西近郊→1つのテーマに特化しつつ、生活に根ざした本

この7つがヒットする京都本のポイントのようです。
調査にご協力いただいた書店のみなさま、ありがとうございました!

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【 おまけ☆これなら売れる!?京都本ネタ 】
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京阪神エルマガジン社「京都地図本」が売れてから、
いろんな出版社から地図本が出版されていますが、そのブームもひと段落し、
ただ500円の地図本を作れば売れる!というわけではないようです。

「誰に売るのか」、「どこで売るのか」までしっかり考える必要がありそう・・・
ということで、私ならこんな京都本を提案します!

◆地元向けなら「京都医者本」
京都にある内科、歯医者、整体などの医療情報に特化した京都本。
昔から京都に住んでいる人なら、いきつけの医者があると思います。
しかし、京都に住んで間もない人は、いざ行くとなった時にどの医者に
行ったらいいか迷った経験があるはず。
そんな京都に移り住んできた大学生、社会人をターゲットにした京都本です。
「ただ家の近くだから」以外の理由で医者を選べるようになる一冊。

◆観光客向けなら「京都みやげ地図本」
観光客の方が京都駅で漬物を買っている姿をよくみかけますが、
ちょっともったいない気がします。
作り手の見える店に足を運んでお土産を買えば
一緒に店主のものづくりに対する思いもお土産になります。
京都でしか会えない人、京都でしか聞けない事。
ただ買うだけではない、おみやげを歩いて探しにいける地図本です。

どうでしょうか!?


2008年3月12日

大学生による京都市長選!


冬期インターンシップ終了「大学生による京都市長選!」

株式会社のぞみでは、2月〜3月初旬にかけて
今年も、冬期インターシップ研修を実施しました。

今回は地元から5名の大学生が参加し、目下街を取材中!

「私が京都市長になったなら…」という前提のもと、
京都市の抱える観光課題を見つけ、
さらなる観光集客を目指してそれぞれの施策を“マニフェスト”として発表します。

皆さんも、ぜひwebページから投票にご参加ください。

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<大学生による京都のための観光マニフェスト>


▼マニフェスト(PDF)のダウンロードはこちらから:
▽plan1「京都観光スタンプラリー 〜押しまっせ京都〜」
 http://www.nzm.jp/08internwin/shirai.pdf
▽plan2「一見さん、いらっしゃーい 〜町家で楽しむ京都、お座敷遊び〜」
 http://www.nzm.jp/08internwin/nagasawa.pdf
▽plan3「京都の観光業界の人材育成について」
 http://www.nzm.jp/08internwin/sakamoto.pdf
▽plan4「アートでてくてく 京の都」
 http://www.nzm.jp/08internwin/kita.pdf
▽plan5「冬の京におこしやすプロモーション」
 http://www.nzm.jp/08internwin/daiko.pdf


▼投票受付期間:
2008.3.11〜2008.3.23

▼投票はこちらから:

____________________________________

<〜マニフェスト発表会場の様子から〜>

08internwin1.jpg
発表時間はひとり7分
その後、参加者からのするどい質問が飛び交います。

08internwin2.jpg 立ってホワイトボードを活用したプレゼンを行う人もあり、

08internwin3.jpg思わずこぶしに力が入ってしまう人もあり。

08internwin4.jpg 会場のいい反応には、思わず笑みもこぼれます。


08internwin5.jpg プレゼンの順番も考慮して、みなが少し疲労してきた
ラストのプレゼンテーターはスッキリしめてくれました。

さて、どのプランがトップに輝くのでしょうか?


★発表資料は、上記URLよりPDFデータがダウンロードできます。
お手数ですが、よければ彼ら大学生市長が作成したマニフェストをご覧ください。


○今回の京都観光マニフェストに関するお問い合せは
メール:edit アットマーク onozomi.com
電話:075-254-0789
までお願いします。


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2008年3月10日

暖簾を守るとは?「阪急百貨店メンズ館と京都ファッション」

肌に感じる風が春めいてきたなぁと実感するこの頃。
我が編集部でも4月から新入社員がふたり加わります。

学生最後の思い出づくりというべきか、
「今こそ遊びそびれないように」という切迫感というべきか、
ふたりとも海外やら国内やら、あちこち旅行しているそうです。

そんな彼女たちの素朴な疑問として
「社会人になったらどこで服を買えばいいんですか?」
というものが寄せられました。

割とカジュアルな服装でもOKな編集部でも
やはり「ちょっとだけキチントした服」は必要です。

と、アドバイスをしようと思って困った…。

0502_back_pic.jpg

「とりあえず、なら大丸2Fのフラ●ドル系ブランド」
「カジュアル好きなら藤井大丸の1F・3F辺りを押さえておけばいい」
「ちょい安めなら京都駅のポルタの東側のお店かな」
「三条や御幸町の路面店も一応あるけど、大阪や神戸に比べたらね…」
という安直な答えでは、
京都のファッションは捉えられていないし
正確には伝えられないような気がする。

そこには何の面白さもなく、
だったら最近充実してきたmagaseekとかのネット通販の方が
便利だし、品揃えいい、しかもちょっとお得だし良くない?
となってしまうからだ。


そんな中、大阪では男子専門のファッションビル
「阪急百貨店メンズ館」がついにOPENした模様。

_________________________________Pick Up!

●阪急百貨店メンズ館 2008/2/1OPEN

キャッチコピーは「いい男は、そうして作られる」。

はて、どうやって?と思わずツッコミたくなるのですが、
B1F〜5Fまでフロアごとにコンセプトを設けて、
ルイ・ヴィトンやブルガリ、ckクライン、ジル・サンダー、
コム・デ・ギャルソン、アルマーニ、アクアスキュータム…など
世界のブランドが勢揃い、だそうです。

レポートはElasticさんのblogをご覧ください↓
http://taf5686.269g.net/article/9323614.html

阪急百貨店メンズ館
住所/大阪府大阪市北区角田町7-10
TEL/06-6361-1381(うめだ阪急本店代表番号)
http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/hankyu-mens/index.html
________________________________________

140Bの江氏によると
「大阪のファッションのシーンにどういう影響を与えるか」との
ご質問だが、その総数を勘定するのも億劫になるほどのブランド数は、
これを「編集型のフロア」と呼ぶのかどうか知らないが、これは完全に
「ファッションブランドの情報アーカイブ化」だと思うと答えた。

とのこと。

その後、発売された月刊誌『Meets』4月号では、

大阪駅前のヨドバシカメラに行って、その帰りに
阪急百貨店メンズ館へといた感覚は、ワンボックスカーで
警備員の指示に従って駐車場に入る郊外のショッピング
モール的感覚であり、そこには「大阪が、キタが」あるいは
「今のファッションは」という問いは立てようがない。

ということが書かれている。



最近、京都で洋服を買いに行っても面白くないのは
その土地ならではのセレクトや店構え、
ないしは店員さんのサービスが目に見えて
減少しているからではないかと、気づいたのです。


一方で、百貨店やネット全盛の時代において
「京都以外では売りません」
「卸はぜったいやりません」

という、一見すると頑なにも思える老舗こそ
街で買う面白さをかろうじて残しているのかもしれません。


             (Text by Mariko OKU)


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2008年2月20日

お帰りなさい「拝啓 はてな様」

 


拝啓 はてな

立春とは申しながら、きびしい寒さですがいかがお過ごしでしょうか。
京都ではめずらしく雪が積もったりなんかして、
社寺では大人たちがキャッキャッと観光を楽しんでいます。

さて、あなたとの出合いはちょうど2年ほど前。
知人からとても素敵なネーミングを聞いてビビっときて、
思わずキーボードを叩いてしまったことを思い出します。


人がたずね人がこたえてくれるあったかーいサービス
外出先でもパッパと好きなページへ飛ぶことのできるサービス
気になるあのネタの続きを自動的に教えてくれるサービス

あなたとの出合いの中で、どれほど多くの恩恵を受けたことでしょう。

はてなさん

そんなあなたが、まもなく京都に帰ってこられるとのお話を
風のたよりで耳にしました。

桜のつぼみが少しずつ大きく膨らみながら春の訪れを待つように
私たち編集部も、同じ京都で活動をできることを楽しみにしております。

それでは、近い日に京都で。烏丸御池で。

                           早々
                  おのぞみドットコム編集部



_________________________________Pick up!

●米国から京都へはてなが里帰り


【インターネットだから、東京じゃない場所で】/ITmedia Newsより

米国シリコンバレーを生んだのは、西海岸のヒッピー的な精神。東海岸の「中央」「大勢」に対する、一種のカウンターカルチャーだ。「日本の中心・東京」と「カウンター文化としてのインターネット」は、どこか矛盾している気もする。

「東京で、既存のメディアと仲良くしながらべったりやるのは、何か違う。ネットの進化のモチべーションの源は、個人の力を最大化するところにあったと思う。ネットを使えば、どこにいても個人が自分の力で表現でき、世の中に物を言える、という」

東京から離れ、大勢から距離を置いた京都。ネットの力を信じる人が集まり、ここが日本のシリコンバレーのようになれば面白い。

はてなが1つの求心力に、なれればいいと思う。


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関連リンク)はてな

             (Text by Mariko OKU)


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2008年2月18日

企画勝負なんです「叡山電車のつくる京都観光」

 

○東京-新大阪間を2時間20分台で走るN700系のぞみにはもう乗りましたか?

○京都-大阪を結ぶ京阪特急には テレビカーがあるって知ってましたか?
なんだか、小田急線のロマンスカー的な香りがして素敵なんです。

○京都駅の0番ホームは北陸行き列車の発着ホーム。
 サンダーバードなんか特に“乙女萌え系”の車両だと思いませんか?

○難波-和歌山を結ぶ南海電車の特急「ラピート」のシートは豹柄。
 やっぱり大阪やなぁと思うのは私だけ?

…そんな鉄子はお嫌いですか?




さて、先週末に雑誌「nid」の取材で、
京都を代表するローカル電車・叡山電車(略称・叡電)さんに取材に行ってきました。

昨年、らくたび文庫さんから『叡電ゆるり各駅めぐり』という
乙女ブックが発刊されたこと、また沿線の一乗寺駅がカルチャーメッカとして
注目を集めつつあることもあり、最近では観光中の女子の利用談も多く耳にするように。



実際に叡電さんにうかがったところ、
他の電鉄さんの収入の大半が通勤定期であるのに対し、
叡電さんでは通勤利用が半分、観光利用が半分だそう。
(一乗寺、修学院、貴船、鞍馬…など確かに停車駅の界隈は観光名所ばかり!)

そこで、
「ローカルで希少な電鉄だからこそ個性のある電車にしよう!」と考え、
○現在12両ある現役の車両のほぼ全てが異なるデザインカラーの車体で構成、
○特に「きらら号」「こもれび号」などユニークな車体の発案、
○周辺の観光名所とセットにした観光切符の企画&発売、
という取り組みを盛んに行っているのです。


「一日で沿線をすべてまわるのは難しいと思うけれど、
 少し時間をかけてゆっくり足を運んで欲しいんです。
 僕ら鉄道会社はあくまでも『移動のための手段』、
 地域と一帯になって『地域の魅力を売って』いかなくては ならないんですよ。」


との談。




叡電の往復乗車券+鞍馬寺 愛山券+くらま温泉露天風呂入浴券がセットになった
「鞍馬・貴船散策チケット」(1700円)なんか、この時期にピッタリですね。

あくまでも「地域ありき」とのことですが、
その地域の埋もれた魅力を発掘し、発信することが
どれほどありがたいことか、はかりしれません。


_________________________________Pick up!

●叡電沿線 鍋合戦

「叡電が仕掛ける、冬の京都のあったか企画」



<鍋合戦の心得/参加方法>
一、鍋合戦参加店舗より、お好みの鍋料理店を選ぶ。
二、叡山電車に乗れる乗車券を買う。
三、乗車券とパンフレットを「出町柳駅」または「修学院駅事務所」にて、
   係員に提示する。
四、パンフレットに付いている“鍋クーポン”に叡電印を押印してもらう。
五、叡電印を押印したパンフレットを鍋料理店にて提示する。

2008年1月15日(火)〜3月31日(月)
場所/叡電「鍋合戦」参道店舗一覧
★詳しくは駅パンフレットをご参照ください
_________________________________


>カメラ系・鉄ちゃんの皆様
叡電のおすすめ撮影ポイントは貴船駅です。
きらら号に乗車して、おでかけくださいませ。


関連リンク)叡山電車

             (Text by Mariko OKU)


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2008年2月 7日

ほほえみのタイ、イケズの京都「京の商いシンポジウム」

以前タイを訪れた時のこと。
関空から乗ったタイ航空のスチュワーデスさんの対応からして
まさしく「ほほえみの国・タイ」そのままで
いたく感動した思い出があります。


その一方で、京都の地域情報を編集していると
よく東京の編集者さんから質問されることがあります。

「京都の取材って、やっぱりイケズされることってあるんでしょう…?」

そんな質問自体ちょっと思わせぶりなんですが、

実際には、まっとうにやればそれほどイケズなことはないので

「その逆で、一度関係を作ればこれほど取材をしやすいエリアはないですよ」

と答えることにしています。

 

確かに長い歴史の中で、京都の街の人たちは
コミュニケーションのある種の方法として直接的な言葉ではなく
「少し婉曲的な方法」で主張を伝えているに過ぎないのです。

ーーーーーこの話は長くなるので、ここでは割愛。



そんな中、京都商工会議所から発表された『ニュー京商ビジョン』。

この中で語られている通り
いま、京都では“知恵”“サービス”をビジネスに活かし、
新たな「観光立国」としてのまちづくりが検討されています。

★「ニュー京商ビジョン」詳細はこちらからダウンロードを↓
http://www.kyo.or.jp/kyoto/vision.pdf


日本のモノヅクリは、確かに高い技術と品質で
国内のみならず世界からも評されていますが、
もはや単なる生活用品を大量生産するだけでは
国際的に生き残れない…そんな時代になりつつあるのです。


京都人も、もはや「イケズで結構」と鼻でヨソもんを
あしらっている場合ではないのです。

国内屈指の観光都市である京都は
世界のオアシスとなって、おもてなしでお金をもらう
というポジションを築いていくべきなのでしょう。




たとえば、

編集部でインタビューをした妙心寺 退蔵院の松山副住職も
「本当のJapan Cultureを、今こそ海外の人に知って貰わなければ」
【Zen experience tour】を実施しています。


ほんもんの文化とは何か。
今こそ、真剣に見つめ直さなければいけない時なのです。




最後に、京都市によるビジネスイベントのご案内。
まちなかの商い戦略を聞きに行ってみませんか?

_________________________________News!

●京都市 産業観光局 商工部 商業振興課
『京の商いシンポジウム・商い百花繚乱〜お店咲く咲く京のまち〜』

京都市中心部では大型店や海外ブランド等の新規出店が活発化し,
商業を取り巻く環境が激変しています。最新の動きを浮き彫りにし、
京都の商業の未来のあり方についてのリレートーク及び
パネルディスカッションが行われます。

2008年2月19日(火)
18:30開演・20:30終了
会場/キャンパスプラザ京都2階ホール  参加/無料(申込必要)

<講師・コーディネーター>
●「introduction〜京都市商業ビジョンとは〜」
 京都大学経営管理大学院教授,京都市商業ビジョン推進委員長
 若林 靖永氏

<講師・パネリスト>
●「都心の店舗・顧客の移り変わり」
 京都府立大学生命環境学部准教授 宗田 好史氏

●「大丸京都店の戦略について〜路面店の拡大〜」
 (株)大丸執行役員京都店長 内田 隆氏

●「商店のキラメキが京都ブランドを強くする」
 コンセプトグラマー(有)代表取締役社長,
 京都市商い創出事業選考委員 曽和 裕次氏
_________________________________



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ところで、米のシャンパンって知ってますか?「月の桂」



先日見学させていただいた伏見の酒蔵「増田徳兵衛」さんの
立春朝搾りの様子はコチラのblogでもご紹介した通り。


ここ最近こそ食の安全に対して不安が高まりつつありますが、

その10年以上も前から、自分たちの扱う商品に誇りを持った
農家の生産者さん、杜氏さん、販売店さん、飲食店さんと
生産者から消費者に接点を持つ人までが一堂に会する催し
行われ続けていることに、改めて敬意を払いたいと思います。

こういう方々がいるからこそ、
京都のお酒の文化やブランドが保たれているのでしょう。



さて、先日おじゃました酒蔵「増田徳兵衛」さんの主力ブランドは『月の桂』




●元祖「米のシャンパン」●
厳冬期に仕込まれた清酒がその味わいを静かに醸し出す工程で、
もろみ が十分に醗酵し熟成した頃に、桶の中ほどから汲み出される酒なのだそうだ。
上槽した ばかりの生酒のオリを分離させ、1回だけ”オリ引き”したものがにごり酒。
もろみを漉しとらないどぶろくとは性格の異なる酒である。


生きた酵母を味わうために火入れをしないのがこのお酒の特徴の一つ。
現代のようくクール便がなかった時代は、京都市内だけで消費されていたというもの。
しかも、日持ちがしないために、冬の寒い時期だけに味わえる貴重なお酒だったとか。

「増田徳兵衛」さんでは、今年も数量限定で販売です。
お取り寄せはwebサイトからも可能。お早めにどうぞ。



最後に、「醸界タイムス」によると日本酒の出荷は前年比で減少している中で、
純米酒は堅調な伸びを示しているそうです。

あなた好みのお酒を見つけに、伏見を歩いてみてはどうでしょうか。
新春のきき酒イベントも満載です!

_________________________________News!

●伏見夢工房
『桂米朝一門 若手落語会 伏見酒蔵寄席』

2008年 毎月第2土曜開催(★次回は2/9)
18:30開場・19:00-20:00落語会・20:00-20:45伏見の清酒きき酒会
おひとり 1800円(落語・きき酒会)
会場/伏見夢百衆
大正時代に製造された月桂冠株式会社の旧本店社屋を活用した建物。
通常はおみやげ処としてさまざまな伏見名物を販売。喫茶もある。

●伏見夢百衆
『第2回 伏見の清酒 蔵出し新酒 日本酒まつり』

2008年3月22日(土)
10:00-16:00(きき酒会は15:30まで)
会場/伏見夢百衆
当日は開場周辺で物産市や、周辺飲食店での酒粕汁販売、商店街によるキャンペーンが行われる。
_________________________________

関連リンク)醸界タイムス

             (Text by Mariko OKU)


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2008年2月 6日

コラボ熱上昇中↑「菊乃井×マールブランシュ」

突然ですが、うちの上司はお茶にうるさいのです。

それがたとえペットボトルのお茶であろうと同じことで、
次々と登場する新ブランド茶を試して「これぞ!」というものに
出会ったら、しばらくは「特定銘柄制」が続くのです。

○第一期:サントリー「伊右衛門」
京都の老舗茶舗「福寿園」さんとのコラボ商品。
老舗系ペット茶の先駆け的存在。竹をイメージしたボトルデザインも秀逸。
★上司評「うーん、濃いよねぇ。贅沢!」

○第二期:コカ・コーラ「はじめ」
中嶋農法という土作りからこだわった茶葉を丸ごと挽いて入れた
素材こだわり系のペット茶。
★上司評「スッキリ。夏はこっちかなぁ」

○第三期(現在):コカ・コーラ「綾鷹」
宇治の老舗茶舗「上林春松本店」さんとのコラボ商品。
緑茶本来の“にごりある色味”と“ふくよかな味わい”を実現したプレミアム緑茶。
★上司評「150mlが標準量なのにこれは140ml。プチ贅沢だけどうまい」


それにしても、京都の老舗のコラボ商品によるヒットには
めざましいものがあります。



コラボレーション自体は「企業間」に限らず
音楽やマンガ、雑誌、ショップなどの分野で多数展開されていますが、
常々気になるのは「単なる暖簾の貸し借り」ではないか、ということ。

京都ではここ数年「社寺でライブ・コンサート」というものが
行われていますが、その場合の京都の社寺は「単なるハコ(会場)」で、
来場者は、社寺の本質的な魅力を知り得ぬまま帰ることになって
しまっているように思います。
これぞ、まさに「暖簾のちょい貸し」状態…。

共に働きかけることで
単体では発揮しきれなかった力や新しい魅力を見出すこと。

これこそコラボレーションの面白さであり、目標ではないでしょうか。




先日も東京駅から新幹線に乗る前にくだんの「綾鷹」を購入しようと
東京駅地下街・グランスタを物色していたところ発見したのは
「SAZARE」というお菓子。

京都の洋菓子店「マールブランシュ」さんと
老舗料亭「菊乃井」さんとのコラボレーションで生まれた
新感覚のパイ菓子です。

甘ったるい洋菓子の苦手な方でも、和菓子には縁遠い方でも
きっと唸る味わいでしょう。

職場のおやつや、ちょっとした手みやげに
まずは一度お試しあれ。
_________________________________

●京都・北山「マールブランシュ」
プチパイ「SAZARE」さざれ白ごま(1袋・630円税込)




「京・菊乃井」の良質な白ごまをふんだんに使い、
サックリ香ばしく焼き上げた、ひとくちサイズのパイ菓子。
ゴマとメープルシロップの風味が口中に広がって…
とまらない、やめられない、美味しさ。

※ネット販売もやっています
_________________________________


関連リンク)
PingMag「日本のパッケージ・デザイン#5:おしゃれなペットボトル!」

             (Text by Mariko OKU)


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