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昭和・平成、音故知新
>RALLYPAPA AND CARNEGIEMAMA
ライブに行く前から、ここに何を書くかそのほとんどが決まっていた。だからといって、ライブに行かなくてもいいわけがない。自分の気持ちを確認するために、どうしても行きたかった。
2002年9月末日、今夜と同じ会場 [磔磔]でRALLYPAPA AND CARNEGIEMAMAを聴いた。実際は古都にいながら、私はすっかりアメリカの荒野に立っていた。土臭い香りもしたし、ぬるい乾いた風が頬を撫でていった気もした。ライブってのは、そんなちょっと信じられないことがあるからこそ行く価値があると思った。
さて今夜のライブ。彼らは格段に老いていた。“老いたとはけしからん!”と早とちりされては困る。カントリーをベースにロックやフォークを展開する音楽にとって「老いた」とは相当のほめことばと捉えて頂きたい。それはジャズと同じ話。月日を重ねるほど井戸のように奥深くまた味わいのある、人生若葉マークにはどうしたって出せっこない音となるのだ。
のっけからバーボンをロックで2、3杯飲んだ気持ちよさ(私、お酒好きなんです)。うとうとしながらやっぱり思う…ラリパパはいつだって即興っぽい。ボーカルがリードしていたと思えばエレキが男泣きを始める(またこれがたまらね〜んだ)、次はウッドベース、その次はピアノそしてドラムといった風にそれぞれが見せ場を持って、メンバーはそれを引き立てる。そんなフィーリングはこっちの気分も高める。ラリパパのライブは身体の芯から温まるんだ、まったく。
今夜もやっぱり旅に出た。乾いた風が頬をピリっとさせた。
RALLYPAPA AND CARNEGIEMAMA公式ホームページ
http://www.rallypapaandcarnegiemama.com
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