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おのぞみドットコム
>昭和・平成、音故知新>miniature garden
live !
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メトロノームの針が振れるような“揺れ”があるバンド。ポップでもブルースでもジャズでも、何を演っても身体がグラっとズレルくらい揺れる。 え、それって曲構成上のやりやすいテクニック?ま、よくあるやつ? そんなことならわざわざここで書かないよ。
構成がどうのテクがどうのって話じゃないんだ。音楽って、ミュージシャンとリスナーの気持ちがどれだけ共鳴し合うかってところがその音楽を好きになる大事な要素。だって、たとえば音数の少ないミニマルってジャンル。私は正反対って感じのファンクとかクラブポップとか聴いてたけど、すすめられて(気がのらないまま)イベントへ出かけてみたら、あらまあ、感動しちゃったんだもん。音にじゃなくて、閑散とした空間やほとんど聞こえないくらい小さな音に込められた精神みたいなものに。
miniature gardenもそう。曲自体は飛び抜けて目立つものってわけじゃないし、好んで聴こうと思う曲ばかりでもなかった。けど、そんな曲がminiature
gardenだけのものになり、思わず好きになるのは、曲に流れる精神みたいなものが半端じゃないからだ。精神っていうか音楽に対する念?もうメンバーそれぞれに深く根を張ってるんだよね。そして今夜のライブでさらによくわかったんだけど、メンバーは自分たちがどこへ向かうのか、その行き先を見据えてる。だからこっちが曲に酔いしれても、それはいつものように詩と自分の体験を重ね合わせたりなんかして自分に酔っているってのとは全然違う。miniature
gardenにクラブのホールに引っ張り出されて、バンドにぐいぐいおされて踊ってる感じ。もう気持ちも身体も揺れる揺れる。
ファンクやブルースほどメトロノームは振り幅を増す。女だからこその本能的な色気が、子宮から突き上げてきた。自分が壊れていく感じ、ほんとそういうのを恥ずかしいほど感じた。どんなにかわいこぶってもダメだよ、アタシは女、アンタも女。
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__みなさん音楽は昔からやってたんですか?
宮田:そうですねえ。それぞれ違うねえ。個人個人、初めは別々にやってた感じで。
__別々に活動されてたってことは、音楽性も違っていたのですか?
戸渡:そうですね。音楽性も、趣味も全然違う感じで。
__違うとこばかりの人たちがどうして出会ったのですか?
石田:メンバー募集ですね。
戸渡:笑、よくあるメンバー募集ですね。
宮田:最初始めたのは、私と戸渡なんですけど。なあ?
戸渡:僕とボーカルで、大学のサークルが一緒で。2人で立ち上げて、メンバー募集をしていった感じですね。
__最初、どんな音楽をされていたのですか?
戸渡:僕はわりとブルースとか好きやって。
石田:Tシャツにブルースハープて書いてあるもんなあ。
全員:ほんまやほんまや(爆笑)
戸渡:これはユニクロ! ブルースっていっても、海外アーティストばかりを聴くというよりも、何かこう、お店とかで聴いたりするのが好きやったんです。ライブとか行って。誰が好きとかではなく、ブルースっていう音楽が好きだったんです。
__結成当時は、どういうバンドにしたかったのですか?
戸渡:バンドをやる時に考えたのは、初めはあんまりロックバンドとか、ジャズバンドとか、そういう意識は持たなくていいってことですね。とりあえずこう、お互い刺激し合えるメンバーで、その形は何にせよ一緒にいい音楽ができたらいいなあと思っていました。
宮田:メンバーを集めてみたら、メンバーの人がR&Bとかが好きやったりしたからその方向にちょっといったみたい。最初は別に何でもよかった。メンバーが集まってから方向性がちょっとずつ決まっていった。でも今またメンバーが変わりたてなので、これからまた変わってくるね、これから。
__ポップな感じなのに、やっぱりファンクだったりブルースだったりって、ちょっと黒い展開や音があると思うんですけど、それも自然なんですね。
戸渡:そうですね、自然にですね。別に何か“この曲はこういうジャンルの音楽にしようとか”っていう音楽的な意識はなくて。こういういい方するのは恥ずかしいですけど、基本的には“ジャンルを飛び越えて”的な感じでやってますね。ま、好きな音楽がブルースとかって音楽なんで、ブルースっぽくなったって感じかな。
__曲を作る時は、何かにインスピレーションを受けて作るんですか?
戸渡:曲作る時とかは、その時に聴いてる曲とかはまってる曲とかにやっぱ影響受けたりします。
__そうですか。今、似た音楽が結構ありますよね。だからやっぱり突飛な音楽をつくるのは難しいと思うんですよ。ちゃんと意識的にしないとたぶんそういうのにはなれないと思うんですけど、そういう点について努力していることはありますか?“自分たちの音楽っていうのは、他のバンドとはこう違うぞ”、というところはありますか?
戸渡:あんまりこう、人との違いっていうのは考えてなくて。それに、周りの人がこんなんやってるから違うのやろうっていうのは特になくて。ギターならギター、ベースならベースと、その人にしか出せない表現があって、ほんまに音楽に対して真剣に取り組んでいれば、自然に周りとの違いは出てくるかなあと。だからもう結構わりと、自然に音楽を一生懸命やってるっていう。
宮田:メンバーが変わったとこなんで、また今までやってたものとは別のものがでてくるというか、持ち味を生かせるような音楽をつくりこんでいきたいと、楽しみなところで。だからみんな熱くなる時がありますね。
__みなさんで意見を言い合う時は熱くなる感じですか?
全員:ははは(微妙な笑い)
__あれ?ケンカとかするんですか?
嶋谷:ケンカとかたまに(笑)。もう殴り合い。
全員:笑
__熱いですねえ。やっぱり昔から、今みたいにいろいろなライブに出て、いつかはデビューしようって意識していたのですか?
戸渡:そうですね!もう生まれた時からメジャーデビューしようと思っていました!!ま、生まれた時からっていうと言いすぎですけど(笑)、僕は音楽始めた時から“どうやってメジャーデビューしてやろうか”っていうのを考えててて。それが今に至ってる感じですね。
__では最後に、みなさんそれぞれに、miniature gardenのいいところを紹介して頂けますか。
嶋谷:リズム隊がよくケンカしてる(笑)。それはいいんですよ!バンドって、ドラムとベースがカッチリしてたらそれだけで音楽として聴けるんです。けど、そこがダメやったらボーカルとかピアノとかギターとかサックスとかうまくても聴けないですし。その点でリズムに関してはドラムとベースは言い合える関係じゃないとよくならない。
__なかなか折り合いがつかないんじゃないですか。
石田:それはそうやと思いますよ。お互いねえ、ゆずらないところありますし。でも言わないでやってたらたぶんね、よくならないんですよ。
嶋谷:個人個人がうまくなっても、バンドとしてうまくならない。
__石田さんは、このバンドのいいところはどこだと思いますか?
石田:そうですねえ。やっぱドラムとケンカできるところですかねえ(笑)
宮田:さっき言うたんといっしょやし(笑)
石田:笑、やっぱりそのバンドを向上させていくためにはそういうポジションで…そうですねえ、ん〜、すいませんねえ〜〜!!
__笑、そんな感じですか。
石田:すいませんねえ〜〜!!
__いやいやもういいですよ(笑)。声入れようとして。
桜井:このバンドに入る前に、ライブを見たんですよ。もともとファンだったんです。・・・・・。・・・・。
石田:緊張してんねんなあ!(笑) 次いこか。
嶋谷:このバンドねえ、メンバーの入れ替えとかあったんですけど、でもそん時そん時に、何かこっから音楽的にも人間的にも尊敬できる人たちで。僕だけじゃなくて、みんながみんなそう思ってくれてる人たちで。そういう人たちが集まった・・・
石田:たのしいバンド。
嶋谷:何でお前がしめんねん!(笑)
宮田:笑、やっぱり演奏している時以外にも、本気度はすごくって。話してると、みんなそれぞれ本気でやってる人たちやってことがわかって、お互い刺激になります。あの、“こいつこんなけ考えてんねんな”っていうのをお互い読み取りつつ、高めあっていけるところがええバンドやなあと思います。それと、音楽的には結構ジャンルにはこだわってないというか。自分らの色っていうのは、カッコイイと思うのをどんどん素直に取り入れて、いろいろな音楽のいい所をかいつまんで、自由に作れるところです。ここが楽しいです。・・・絞まった?(笑)
全員:うんうん(笑)。
戸渡:しまったしまった。しいて言えば、お酒がみんな好きっていうね(笑)
宮田:それぞれ趣味も全然違うのに酒好きやから、酒をかわせばわかり合えるっていう。
嶋谷:ライブやってる時も、みんな酔っ払ってるようなもんなんですよね。
宮田:自分に酔ってるんやん(笑)
嶋谷:二日酔いするじゃないですか、お酒って。ライブはね二日酔いはないんですけど、疲れるくらい飲まないとっていうね。何を言ってるんだ俺は!
石田:しまってないよしまってない!(笑)
宮田:酒を飲んだ時のように、自分に陶酔するってこと!?
嶋谷:まーね、まーそんな感じやね。
__嶋谷さん、何か言い残したことは?
嶋谷:きょーは、がんばりまーす!!
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