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おのぞみドットコム昭和・平成、音故知新>Second Royal 〜HANDSOMEBOY TECHNIQUE DEBUT SINGLE RELEASE PARTY!〜』
second royal
どんまい俺。明日もがんばるよ。
悩みは今日も絶えないよ。
頭ん中にどんどん課題を重ねていったら、新宿の高層ビルのようになってしまった。いつか地震がやってきて、自己崩壊したら大変だ。僕への処方箋は、もうセカンドロイヤルしかない!!大西さんも頷く、かもしれない。

「温泉行かない?」って誘いよりも、「遊園地行かない?」の方が魅力的なのはどうしてだろう。頭でっかちの現代人は温泉に行って疲労を癒してもらうけれども、頭のでかい子どもたちは週末の遊園地のために平日を生きている。言ってみれば遊園地は余計に疲れるのだけれども、それ以上に魅力があるのだ。温泉に身を浸すよりも、果てしない夢に身を委ねる。僕にだってそんな機会があってもいいだろう?ビールの飲める子どもなんだ。

ここにミッキーマウスはいない。けれども、耳をでっかくして音を聴きに来た奴らはいっぱいいる。ここにジェットコースターはない。けれども、暗闇を疾走する究極のダンスミュージックにノせられる奴らはいっぱいいる。ここに乗り物酔いをする奴はいない。代わりに、みんな片手にはアルコールだ。

今日ぐらい平和ボケさせて欲しいんだ。そう、現代人の僕も疲労を背負ってる。そいつを吹っ飛ばさなくてもいい、麻痺させてくれ今日だけは!今宵も叫ぼう、louder!louder!

今夜はHANDSOMEBOY TECHNIQUEがどう考えても目玉!この日、フロアの主題歌は「SEASON OF YOUNG MOUSS」。彼らの代表曲。こんなに楽観的な曲があっていいものなのか。どう考えても、衝撃の一曲。どう考えても、未来は明るい。どう考えても、ポジティブの呪い。セカンドロイヤルを象徴する一曲であることは確かだ。

知識で音楽を聴くなよ。感覚で聴け。そして一体化せよ。セカンドロイヤルは、底抜けにネガティブな僕にいつも元気玉を喰らわせる。いつも張ってる気をハサミでチョキンとして、営業スマイルにバイバイキン。僕が僕であるためには、尾崎豊じゃなくてセカンドロイヤルがどうしても必要なんだ。

もう今日はお腹いっぱい、いや、胸いっぱいだ。今日もらった元気玉は、ハート型の心臓をぱかっと開けて、少しずつみんなに配っていこう。

SECOND ROYAL前回のインタビューはこちら

__セカンドロイヤルのアーティスト陣はジャンルがばらばらなのに、何か音楽的に一貫性があるように思います。セカンドロイヤルには音楽的なコンセプトってあるんですか?

僕らのセカンドロイヤルっていうのは、もともとイベントで始まったものなんです。ずっと一緒にイベントをやってたHALFBY高橋さんがデビューすることになって、「さて、出すレーベルどうしよう」って所から始まったんですよね。で、「じゃあこの際、レーベル作る?」、「じゃあ全国にいる友達のDJ、バンド集めたコンピ作ったらおもろそう」ってなノリでレーベルが始まったんです。

だからアーティストに関しては、ホント友達なんですよね。でも、友達っていうのは音楽的に「わかってる」んです。自分らが今好きな感じとか、世に出したい音楽っていうのを「わかってる」友達で、そういう人たちが集まったら悪いものはできないだろうなっていう。

__全部友達から広がっていった輪なんですか?

そうですね、全部そうなんです。だからそれで「いいね」とか言われるとうれしくて。もともと自分がやりたかったことってそういうことだったから。今の自分らが体験してるものをそのまま出したいっていうのが根本にあるんでね。

__今の音楽シーンっていうのは意識してます?

ウチのアーティストは新譜はとりあえず聴いてると思いますよ。特に輸入版は出回るのが早いし、おもろいのとかにはみんなすぐ反応するんで、その情報交換したりして。「こんなん出たんやけど知ってる?」とかって。

__セカンドロイヤルって音楽的にすごくジャンル分け困難だと思うんですが。

メトロさんから、何度もイベントのジャンル記述を教えてくれって言われてるんけど、その度に困ってますね。自分でもよくわからなくなってます(笑)。誰か決めてくれ!というか。今鳴ってるのだってオールドスクールだし。お、繋いだ。つーかなんじゃこの太いベース音は(笑)。まあこれも全部ひっくるめて「セカンドロイヤル」なんで。セカンドロイヤルのイベント、そしてレーベルの音楽が面白いみたいな、そんな認識のされ方がいいですね。

__巷でセカンドロイヤルの音楽はポップなイメージがあると思うんですが。どう思いますか?

みんなそんなん好きですしね。ポップなもん好きだし。でも、過去に出した2枚のオムニバスはジャンルの定義っていうのはできないんですよね。もう意味わかんないですから(笑)。僕も昔の音楽から今の音楽まで、ジャンルを問わず良い音楽っていうのを聴きたいんですよ。そういう音楽を今、レーベルでも出すことができたらいいなと思います。

__オムニバス聴いて、楽しい感じは伝わってくるし、聴きやすいって思いました。

そう言って頂けるとうれしいです。いっぱいいろんな音楽があって、それに対して良いとか悪いとかはあると思うんですけど、自分らでこのイベントのテンションみたいなのを伝えたいな、っていうのは常にあるかな。オムニバスはイベントでわーっていう、楽しいなーっていうテンションをそのまま音源にした感じですね。ジャンルは様々だけど、好きな曲を自分らの感覚で消化して出すってのが今自分らがやってるイベントじゃないかと思うんです。レーベルもそういう感覚でいろいろな音楽をリリースできればなと思ってやってるんですけど。なかなか難しいですね(笑)。

__“宇宙商人”のチョイスなんかは、さすがだなと思いましたが。日本語のラップがこんなにもセカンドロイヤルに馴染むんだなって。

そうですねー、宇宙商人はレーベル初めての日本語詞でしたが、でも、できてきた楽曲が良いからそんなん関係なかったですね。

__気持ちよかったです。何度も聴きました。

今「気持ちいい」って言いましたよね。その感覚なんですよ。「気持ちいい!」とか「楽しい!」とか思ってもらえたら「しめた!」って感じで(笑)。

__そういうところがクラブ発レーベルっていう感じですね。

バンドやってる人にもできないし、メジャーのレーベルやってる人にもできないかなっていう。僕らの場合、現場に直接つながってるじゃないですか。今自分らで良いと思っているものを率直にできるのがセカンドロイヤルっていうイベントだと思ってるので。

__音楽って流行が一つの大きなムーブメントになってたりしますよね。流行っていうのは意識してるんですか。

日本の流行は無視しますけど、世界的に流行っている音っていうのはもしかしたら意識してるのかもしれませんね。日本で今青春パンクが流行ってるからといって、やろうと思ったことなんて少しもないしね。

__今、セカンドロイヤル以外で、目をつけてるアーティストっていますか?

海外ではたくさんいます。日本に関して言えば、今のところセカンドロイヤルのアーティストたちの音源が一番待ち遠しいかな(笑)。良いって思ったものとかは案外近くのレーベルから出てたりするんで。エスカレーターレコーズとか。HALFBYのデビューも“キュビズモグラフィコ”をリミックスしたのがきっかけなんですよ。エスカレーターの人たちが出してるもの、やってることはすごいなと思います。あとはカクバリズム。曲良しキャラクター良し。いい意味でライバルです(笑)。

今自分らがやってることっていうのは、「やんちゃ」とか「やりたい放題じゃん」って言われますけど、別に「やんちゃ」にやってるわけじゃなくて、出来上がったもんが「やんちゃ」って言われてるわけだからいいかな、と。

__これからもそんな感じでやっていきたいですか。

そうですね。出すもの出すもの衝撃みたいになればうれしいですけどね。

__これからのリリース予定なんかはありますか。

もう、かなり遅れてますね(笑)。8アーティストぐらいがレコーディング中です。全部最高やと思うんです。セカンドロイヤルのオムニバスがあるじゃないですか。それに参加してた奴らの単独音源ですね。もう決まってるものだと、RUFUSの音源が8月に出ますし、FREDOも出すし、もちろんHALFBYも。HANDSOMBOYTECHNIQUEもアルバムをCDで出すんですけど、その他に4アーティストも出すんです。

__かなり待ち遠しいですね。

だから、それが受け入れられたらなんですけど、セカンドロイヤルはたぶんこれからすごく面白くなっていくはずなんです。

俺らが面白いものっていうのを出していくのがイベントじゃないですか。ちょっと受け入れられたかもしれない、その時にレーベルで曲作ったら、なんか分からんけど東京の店だけで何百枚も売れてるみたいなんですよ。っていうか京都じゃん、やってんの(笑)。そんな状況が面白いなーってね。そうやって全国に発信できてるってのが面白いですね。

__最後に、今後レーベルもイベントもどんな感じにしていきたいですか。

セカンドロイヤルのイベント自体は今のテンションのまま続けていきたいんですけど、やっぱりレーベルとしてアーティスト単独の作品が売れたらいいですよね。そういう風にアーティストが出ていって、そこでセカンドロイヤルを知ってもらってイベントに来てくれる、みたいな状況が作れたらいいなとは思います。CDとか見て、セカンドロイヤルってイベントもやってんねや、みたいな。

__そうですか、これからも頑張ってください。今日はありがとうございました。

こちらこそ、ありがとうございました。




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