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おのぞみドットコム
>昭和・平成、音故知新>AUX Live
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アコースティックギターとキーボード&パーカッション。夫婦で奏でるシンプルなメロディーとハーモニーはウェイビー。エロティックであり、密かにパッションを含んだ声。その声で歌えば、静かでスローなナンバーも熱烈な愛に溢れはじめ、むせかえりそうな熱さを胸元に感じさせる。日が沈む頃、紫色に輝いては消えていく海のように、エロティックだ。
AUX中毒とでも言おうか。ブルースやロック、ポップスでありながらも、ラウンジにも対応できるムーディーな音楽。どんなに時が過ぎようとも新鮮で、だからこそ危険因子を含み続ける二人の関係。微睡みの中でなされる愛の駆け引きを眺めているようで、ライブを観ているというより、夢に堕ちていくようなサイケデリックな感覚に陥った。
「静かな流れは深い」という。AUXは、派手なアクションをするでも、プロモーションをするでもない。AUXは、静かな流れの中で、ライブを重ね、簡装なディスクを世に送り出してみる。生活のうえに成り立ち得る音楽活動だからこそ、彼らの本能、感性、感受性の度合い、息づかい、大切なものの類が、とめどなく注がれた音楽となる。
AUXのライブには、京都のミュージシャンやエンジニア、アーティストが好んで足を運ぶ。それは、みんなが本来追究したい音楽スタイルを、AUXが成しているからだと思った。AUXは「音楽っていいな」というあの新鮮な風味を、常に感じさせ、思い出させるユニットだ。
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