浦沢美奈出版記念写真展

浦沢美奈出版記念写真展
「fleur + photographie Mina Urasawa」

「フローリストショップ プーゼ」は、ハイセンスな花を購入できるお店。フラワーアレンジメント教室を開講する「アトリエプーゼ」を含め、京都市内に4店舗を展開する。代表 浦沢美奈さんを中心とするフローリスト達のアレンジメントは、シックながら華やかな色合いと、ナチュラルなデザインで全国的に広く支持されている。

2007年3月26日に浦沢さんの新刊『お花屋さんの花ノート』(文化出版局)が上梓された。それを記念して、写真展「fleur + photographie Mina Urasawa」が4月14日(土曜日)、15日(日曜日)の2日間、京都・東山七条にある「ハイアット リージェンシー 京都」にて開催される。

浦沢さんが花の写真を撮るようになったのは、1992年に「フローリストショップ プーゼ」をオープンさせてから2、3年経った頃のこと。 「花は、ひとつとして同じものがなく、その姿は刻々と変化する。その場に居合わせ、目にした人しか体験することのできない感動を、写真に残すことでもっと多くの人と共有したいと思った。それが、花の写真を撮り始めたきっかけです」。



『お花屋さんの花ノート』には、バラや桜、あじさいなど、季節を彩るたくさんの花々が登場する。そのほとんどが、浦沢さんの自宅で撮影されたもの。添えられた浦沢さん書き下ろしのエッセイを読むと、ちょっとした工夫をするだけで生活に花を取り入れることができ、潤いある日常が送れることに気付かされる。

今回の写真展の会場には、浦沢さん撮影による約100点の花の写真が展示される。新刊『お花屋さんの花ノート』の掲載写真で同展に展示されるものは、わずか数点。そのため、同書を楽しんだ後でも、充分に見応えがある内容だ。 「写真は壁に展示するのですか」という問いに、「そう思うでしょ?それは、来てのお楽しみ」と浦沢さん。 写真とともに、浦沢さんが手がけるフラワーアレンジメントや、普段はあまり見られない生け花もお目見えするそうだ。



同展が開催される「ハイアット リージェンシー 京都」は、関西でも有数のラグジュアリーホテル。館内レストランの評判も高く、1F『THE GRILL』(ザ・グリル)では日本庭園を眺めながら正統派グリルが楽しめる。2Fの『trattoria sette』(トラットリア セッテ)の本格イタリアンもおすすめ。同展を堪能した後は、お茶やお食事をして、一息つきながら余韻を楽しもう。 花に囲まれ、優雅な時間を過ごしたなら、さらに「プーゼ」の魅力のとりこになっているに違いない。

浦沢美奈さんと京都



浦沢さんは、京都・西陣生まれ。幼い頃の西陣は、織機の動く音が朝から晩まで響き渡る、活気ある町だったという。友達の家に遊びに行くと、畳の間に反物が何反も広がっている。「いま出来上がったんだよ」と嬉しそうにおばちゃんやおじちゃんが持ってくるのは、着物の帯。 本物に囲まれて育った浦沢さんは、知らず知らずのうちにその色使いや形が感覚の中に擦り込まれ、デザインセンスの根底に息づいているのだろう。

フラワーコーディネートの仕事を始め、パリに強く影響を受けた時期もあるという。パリに行き、フラワーショップで美しくアレンジされた花々を買って、ホテルに戻る。練習のために、一度ほどいて再現してみる。「よし、うまくいった」と、日本に持って帰るが、もう一度京都でそれらを見てみると、パリで出会ったときのような感動はない。 おそらく、建物や人の服装などバックにある色合いの違いや、湿度の差が関係して、パリの街に存在するときと同じような輝きを放たないのだ。

だから、「プーゼ」のアレンジメントは、パリテイストと京都の伝統的な美的センスを融合させ、今の暮らしの中で映えるようにと独自のスタイルに昇華させたもの。 例えば、『お花屋さんの花ノート』の90ページに掲載されている写真の鈴蘭は、唐紙でラッピングされ、ピンク色の組みひもで結ばれている。一見、突飛な取り合わせだが、驚くほど調和していて美しい。 「繊細な色使い、和の雰囲気は世界に誇れるもの。現代のものと伝統的なものの組み合わせを構えることなく実践できるのは、京都出身の強みなのかもしれないですね」と浦沢さんは語る。

※当ページに登場する写真の無断転載はお断りします。

開催データ

開催日時:
2007年4月14日(土)11:00~19:30 15日(日)10:00~16:00
会場:
ハイアット リージェンシー 京都 ボールルーム2
住所:
京都市東山区三十三間堂廻り644番地2
アクセス:
JR京都駅より車で5分 
京阪七条駅より徒歩5分
TEL:
075−541-1234
 
 
駐車場情報:
コインパーキングあり
料金:
無料