「京都ブランド」という言葉が定着し、京都が京都らしさを売る今、一年間に訪れる観光客はなんと、5000万人近くにのぼる。
来る人増えれば、泊まる場所も必要。というシンプルな流れから、京都には続々と新規ホテルがオープンし、戦国時代に突入している。
今回はそんなホテル戦争の模様をながめ、今後の動向なんかもちょっと考えてみたい。
まずニューオープンといえば、昨年3月に開業したハイアット リージェンシー 京都。世界的な高級ブランドホテルだけあって、スタッフのサービス、見事に和のニュアンスを取り入れた客室の雰囲気、館内レストランのレベルは相当なもの。京都にお忍びでやってくるVIP(ハリウッドスターも含む)の心を早くもつかんでいる様子だ。
これを横目に、旧宝ヶ池プリンスホテルも高級ホテルとしての復権を目指し、グランドプリンスホテル京都へとリニューアル。ウェスティン都ホテルや京都ブライトンホテル、ブッシュさんも泊まった京都ホテルオークラ
など、高級ホテル戦争も白熱してきている。
三条四条の都心部のニュースとしては、今年3月のホテルモントレ京都の開業。凝った内装も相まって女性の心をつかみそうな気配だ。三条近辺では、烏丸御池ホテル(仮)が建設されようとしている。四条ではヴィアイン京都四条室町が来週オープンするなど、リーズナブルだけれど質の高いホテルが続々登場していて、予算や旅行プランに応じた選択肢がどんどん広がっている。
かたや京都駅近辺。直結の利便性で愛されるホテルグランヴィア京都に対して、近鉄グループの次の一手はなんと駅直結型ホテル!新幹線出口は近鉄電車乗り場に近い位置にあることから考えると、新幹線出口から最も近いホテルになるのかもしれない。平成20年春にオープン予定ということで、このホテルの登場が、京都駅近辺のホテル勢力図を塗り替える可能性もある。新・都ホテルをどう共存させるのかという点も興味深い。
上記に限らず各地のホテルがロビーや客室の手入れに余念がない様子。リーガロイヤルホテル京都や京都東急ホテルのようにいかにも京都らしい内装を、という方向に向かうところが多い中、京都ロイヤルホテル&スパはフランスのコスメブランド「クラランス」とタイアップしたスパを新設し、観光客のみならず地元OLのアツい支持を得ることに成功している。
このような状況をふまえつつ、自由自在にホテルを使いこなそう!ということで、宿泊以外の楽しみを来週はじっくりご紹介。待て、次週!