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おのぞみドットコム新しもの好きがゆく!> [COCON KARASUMA]なぜ今、烏丸なのか?
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なぜ今、烏丸なのか?
四条烏丸
ここ1、2年で明らかに人の流れ、店の流れが明らかに西へ移ってきている。
ショッピング・飲食街の河原町、木屋町よりも、どうも最近烏丸、室町辺りが元気がいい。昨今の雑誌で取り沙汰されている通り、烏丸通の1本西の室町通では新店のオープンラッシュで、かつて織物業で栄えた通りも、もはや“飲食街化”していると言える。そして、ここにきて四条烏丸のド真ん中に[COCON KARASUMA]という大型複合施設の登場だ。 ついに京都も「西」の時代なのだろうか。四条烏丸界隈にオフィスを構える地元民としては、「なぜ今、烏丸なのか?」と半ば疑問に感じつつも、新たなビックフェイスの登場を嬉しく思っている。

四条烏丸
四条烏丸と言えば、阪急線「烏丸駅」と地下鉄烏丸線「四条駅」と、交通、そして人の交差する場所であり、また文化の交錯する場所でもある。そんな四条烏丸でこの施設の目指した方向とは、一方では伝統を残していきたいという懐古主義であり、その一方では新たな挑戦、新たな息吹を起こすことである。一見すれば両極を向いており、無茶苦茶だともとれるが、“古いものから新たなエッセンスを読み取り、活用していく”という、京都の街の「温故知新」の精神を引いているのである。昭和13年に[旧丸紅ビル]として建てられたビルを、あえてリノベーションという形で再生させ、今のニーズに合致した空間を提供しているのも、上記のようなワケがあったからだ。そして、四条烏丸という場所を選んだのは、「伝統と新しい息吹」、「人と文化」といったありとあらゆるものが、めまぐるしく行き交う、その中心に位置している場所だからだと私は考える。

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天天有
また館内を見渡せば、全国各地から選りすぐられたショップはもちろん、唐紙で知られる[唐長]、京都ラーメンの聖地・一乗寺の[天天有]、香の老舗[松榮堂]が仕掛ける[insn]など、京都を代表する名店も並ぶ。とりわけ興味深いのは、[COCON KARASUMA]の立役者でもある[京セラ]の稲盛氏が発起人となって開いた[京都経済倶楽部](館内3F)なる会員制サロンだ。昭和30年代、祇園に存在したという京都の経済人を集めた同様のサロンを復活させたものだ。かつて、こうしたサロンではお茶(時には酒)を飲みながら、京都の第一線で活躍する経済人同志の語らい、つまり京都のトップクラス級の懇談が行われていたという。今回、そうしたサロンを改めて四条烏丸に復活させたということは、即ちこの場所が京都経済の震源地となることは言うまでもない。

今回は、これら古今東西あらゆる場所から集まった“ショップ情報”はもちろん、今はなき[京都朝日シネマ]の運営を担っていた[如月社]の仕掛ける“新しい映画館の様子”、建築家・隈研吾の手がけた“リノベーションの全容”について、3つの角度からくまなく、京都いち早くリポートする。

今、烏丸が変わる。

Text by 奥 茉莉子
朝・昼・夕方・夜・休日、烏丸5段活用
新しい京都シネマのカタチ
建築家・隈が生んだ、浸透する表層
[COCON KARASUMA]
京都市下京区烏丸綾小路上ル水銀屋町620番地
075-352-3800
8:00AM〜11:30PM(※営業時間は店舗によって異なる)
http://www.coconkarasuma.com

<アクセス>
■地下鉄烏丸線
 四条駅2番出口「四条烏丸西」直結
■阪急京都線
 烏丸駅23番出口「住友信託銀行口」直結
 25番出口「住友信託銀行四条口」直結
■車
 京都南I.Cより堀川通(五条交差点よりより烏丸通)を北に15分
■駐車場
 京都市営「四条烏丸駐車場」直結

地図


 

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