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おのぞみドットコム 音楽を生かす>照明 谷さん

自分を苦しくさせるのは自分自身。
反省したり、考えるのも大事だけど。


PAに関すること、音ですね、音に関すること意外、クラブの仕事をだいたい全部しています。照明やバーカウンターなどいろいろありますが。一番好きなのは照明ですね。

照明の勉強なんてしたことないんですよ。メトロっていうところが、良くも悪くもみんなができるチャンスがあって。だから、マニュアルもほとんどなくて。もう先輩がやってるのを見ながら自分がいいと思う道を選ぶ感じ。みんな「自分が一番」って言うてる状態なんで、ある意味怖いんですけど(笑)、可能性は伸ばせるかなと。もともと好きやったんで。といってもやったことなかったんですけどね(笑)。

聴いたことないバンドの場合、自分の予測に反した展開が来る時がありますね。その時は間違って…っていっても、メトロで働く場合は、何が間違いかっていうのがわからない状況から始まりますから(笑)。私はまだ1年半だし、「今日はきまったぞ」って思う日もあれば、つかめず終わった日もあるし、毎日どうしたらいい照明になるのかっていうのにはやっぱり気を遣います。

メトロに来る前は服屋で働いてました。もともと音楽好きなので、音楽のあるとこで働きたいなってボーっと考えてて。ライブハウスって音楽が偏るじゃないですか。それに夕方から夜までしかに働けないですよね。だったらクラブかなと思って。で、クラブといえばメトロかなって(笑)、電話したんですよ。そしたらたまたま採用してもらえて。

経験がないのに受け入れてくれました。ここでは仕事をいかに覚えていくかやし。個性を伸ばしていくっていう感じですね。間違った方向へ伸びていく時もあるけど、それもメトロっていうハコ的な雰囲気はあって。規則っぽいのも何もない中で、みんなが何を探ってどんなけやっていけるかっていうのがありますね。言うたら基本的なことやし。みんな楽しくしてます。たぶん、それは来ている人がよくわかってはると思いますね。
 



見よう見まねで覚えていく世界ですから、自分なりにするしかないですね。チェーン店的にマニュアルを作っていった方が、みんなも仕事覚えるの早いと思うし、仕事の流れもうまくいくと思うんですけど。メトロは、フリーな状態にして一つのものを作り上げていくっていうスタイルですから。一般社会ではあまりない方法で成り立っているのがメトロだと思います。

ここは入った時から信用されているような感じがしたんですね。でも、その信用がどこからきているのかとか全然わからなくて(笑)、戸惑いましたよね。基本ネクラなんで、深く考えるんですよ。

今まで働いてきたところは、やることだけやったら成り立ってきたのですがメトロは違いました。メトロでは、自分から関わっていこうとする姿勢が望まれている感じがあって、最初は戸惑いましたね。まあ望まれてるっていうのは、私が感じるだけかもしれないですけど。自分の仕事だけじゃなくて、気持ち的にも、仕事的にも、普段の行動的にもメトロを作っていくということに加わらなければならない。それをプレッシャーに感じたこともありました。私どんなけ考えられるんやろうとか、心からスタッフになりたいって思うんやろうかとか、それでどんなけいいアイデアが浮かぶんやろうとか。…けど今は、あんま何も考えてない(笑)。今はぁ…協力できてないかな!?(笑)




ジャズパンクが一番好きやったんですけど、メトロへ来ていろいろなジャンルの音楽を聴くようになりました。私、歌ってるんですよ。メトロや他のライブハウス、ホテルとかで。

アブソリュートフリーダムオーケストラっていう長いバンドでボーカルしてます。’70年代のサルソウルを、21世紀版で再現しようじゃないか!みたいなバンドです(笑)。好きものが集まって、12〜13人+αの大所帯だから続けていけるかわからないんですけどね。好きものが集まれば何とか続けていけるんじゃないかっていう。

サルソウルっていうのは、ラテンとソウルが組み合わさった感じのバンドなんです。基本はクラシックソウル。古い音もいっぱい入った音に、ラテンテイストなリズムでパーカッションが入るんですよ。バンド作る時に「サブカルチャーのシーンで、なかなかそういうバンドがいないな」って話をしてて。サルソウルっていうのは、ハウスへの先駆けにもなったバンドなんですよ。だから、私らもハウスのシーンにも呼ばれるし、もちろんソウルシーンにも呼ばれ、そしてパーティーにも呼ばれるようなバンドになったらすごいなって。

まだ今はサルソウルをカバーしたりアレンジしたりしてるだけなんですけどね。私らはやっぱり日本人やから、いずれは日本語でかっこよく歌えたらいいなって思ってます(笑)。まぁ、日本語っていうのはリズムがないんでなかなか難しいんですけど。

私はずっとボイストレーニングを受けていました。これやるまでも、パンクのオリジナルバンドをしてましたし。けど外国人の歌声聴くと、へこみますね(笑)。この間も、ニューヨークとシカゴへ行ってきたんですけど、私の声に限界を感じたという・・・。向こうの人は、英語の発音自体がボイストレーニングにつながりますからね。赤ちゃん時からしてるわけですよ。

へこんだりするけど、今の段階では、カバーをやってる中で自分だけが歌えるものをどうしたら出せるかっていうのを考えないといけないと思いますね。その人に近づくので精一杯っていう人もいますけど、それを追ったら限界を感じるし、もちろんある程度は近づかなければいけないけど、その他に何をしなければいけないのかと。お客さんを前にして、完璧に歌っても仕方ないんですよね。どんなけ自分を出していくかですよ。

バンドの面で言うと、どんなけみんなの気持ちがまとまるかです。どんなけプレイのうまい人たちが集まっても続かないですよね。それが心配なので、自分もそういう面を面倒みられる人にならなあかんのかなっていうのは思いますね。私、もともとネクラなんで(笑)、ほんま。バンドも黙っている人が多いし。みんな芸人タイプじゃないんで、うまくいかない時もありますね。その中で、自分がみんなの気持ちを一つにしていけるか、とか考えますね。



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