 |
 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
“京都随一の文壇バー”と称するこの店は名前の通り“図書館”のような場。本を読むにはチョット暗いが、お酒の飲める読書小屋である。といっても本を読みにくるお客ばかりではない。半数以上はこの店の店主・ひよ子さんに会いに来る。もちろん“ひよ子”はニックネーム。由来は大学時代、落研で与えられた呼び名「れもん亭ひよ子」から付いたとか。とにかく常客はみんなそう呼んでいる。
実はひよ子さん、コピーライターという本職を持つ。無休でここに立っているが本職もまだまだ現役。さらに2児の母という違った顔も持っている。「自分にこの先何が出来るのかと考えたときに、料理本の仕事をしていたことを思い出したんです」「編集の仕事をしているうちに覚えた料理なんですが、これなら食べてもらうことできるかなって思って」と飲み屋を選び、2年前の夏にオープンした。
日替わりのメニューもつきだしも毎日ひよ子さんの手作り。煮物やサラダなど家庭料理が中心だ。焼酎が合うから、居酒屋の雰囲気になることもしばしば。コの字になったテーブルでお客同士も友達になるパターンはまさにソレ。常客には芸術家やミュージシャンも多く、ここでライブを行うこともある。また、読書好きなお客が集まった朗読会や句会、詩会も行われている。
そんな一風変わったこの店は、小さな会館の通路のどんつきにあり、ドアからは怪しげな空気が漂う。中に入るとそこには限りなく家に近い光景。じゅうたんが敷かれる店内にはちょっといいソファと、裏返したビールケースの上に座布団が置かれて並んでいる。秘密基地のような、文字通りの隠れ家である。
正面にある本棚の真ん中には大好きな「織田作之助」の写真と本。その他は、「本が家に置けなくなってきたんです」というひよ子さんの私物がズラっと並ぶ。「店を始めて本がためらいなく買えるのが何より嬉しい」と本はまだまだ増え続ける。が、貸し出しは店主と友達になってからがお約束。
最後に、ひよ子さん曰くここは「京都で1番清純バー」。私語、飲酒、喫煙はOKだけど、不純、異性行為は絶対NG。過激な発言なんかがあると、常備の笛が鳴る恐れもあるのでご注意を。
「つきだし(この日はひじきと千切りのたいたん)」 200円
「焼酎」 1ショット600円
「アボカドとコーンチップス」 600円
京都市下京区西木屋町仏光寺上ル
寿苑会館1階そのままどんつき
090-3943-6429
8:30PM〜翌3:00AM(日〜木)
8:30PM〜翌8:00AM(金・土)
無休
カード:不可
駐車場:なし
|
 |
|
|
 |
| |
|
|
| |
|
|
|
 |
|
|
 |
|
 |