ビルの地階にあって、カラオケ屋に入らないことには辿りつけない(!)のが[Le Monument bleu]。1番最初のお出迎えはカラオケ屋の女の子。驚き、面食らっていると「こちらになります」と地下へ続く階段が現れる。彼女の「ごゆっくり」という言葉を背に、階段を1段1段降りるとテンションは静かに上っていく。
「隠れ家的な要素って、やっぱりお酒を飲む店には大事ですよ」と言うオーナー。この見つかりにくい立地は、確信的な狙 いあってのこと。「ホントは店に降りる階段も、もっと長くて螺旋なんかだったらもっと良かったんですけどね」とニヤリ。西院に隠された秘密を1つ知ってしまったかのような気分になる。 |
この店には驚かされてばかり。多彩な味わいを持つベルギービールに魅せられて、メニューはベルギーやフランスのものが中心。特に注目すべき点は、スウィーツの多彩なラインナップ!「ベルギーといったらチョコレート、ワッフル、クレープ…」と続く言葉にウキウキせずにはいられない。それらをデザートとしてではなく、格好のアテとして酒と一緒に楽しむのがここでは正解。スウィーツはいつもと違う風味を発揮してくる。
中でも最も力を入れているのが、ワッフルやクレープなど生地そのものの味作り。「リェージュワッフル」は、甘すぎない素朴な風味を楽しむために、はちみつや生クリームなどトッピングを使わない。表面が固く、ビスケットのような噛み応えとモチッとした弾力が組み合わさった不思議な感触でクセになる。これには、オレンジピールの甘味を含んださわやかなベルギービール「ヒューガルデン=ホワイト」がベストマッチ。 |
また、オーナーは「ビール1杯でも、スウィーツだけの注文でも大歓迎」と言う。隠れていても心はかなりオープンのよう。学生や給料前のサラリーマン、飲み会帰りの喫茶族にも心強い存在である。1人で秘密のひとときを楽しむもよしだが、こんな楽しい秘密は誰かと分かち合えるともっと楽しい。今宵も静かに、メニューリストは新しい発見者を待っている。
リェージュワッフル 400円
ヒューガルデン=ホワイト 680円
チョコレートづくしの1皿 400円
ポモ=ド=ノルマンディ 700円 |
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