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さ し す せ そ


ウイスキーとは、大麦やトウモロコシなどの穀物を原料とした蒸溜酒のことを言うんだ。焼酎も蒸溜酒だったよね。蒸溜したばかりのウィスキーは無色透明。樽の中で熟成させることであの琥珀色に変化するんだ。

普通は3〜4年くらい熟成させるんだけど、10年や20年も熟成させたものもあるんだ。それらは高級品として認知されているんだ。そういう意味ではワインに似ているお酒だね。
世界のウイスキーで有名なものは「アイリッシュ」「スコッチ」「カナディアン」「アメリカン」「ジャパニーズ」の5種類。ケイコちゃんも知らなかったけれど、スコッチという名前のお酒ではなく、スコットランド地方で作られたウイスキーのことを言うんだ。バーボンもアメリカンウイスキーの一種なんだよ。

それぞれ作り方や原料が違うため、味も香りもまったく違うんだ。だから「ウイスキーを下さい」とバーで頼んでも「どちらのものにいたしましょう?」と聞かれるので、各国のモノを飲み比べて自分の好きなタイプを探そう。
大麦麦芽だけで造られるウイスキーをモルトウイスキーと呼ぶ。ウイスキーの製造方法はいくつかあるんだけど、同じ蒸溜所のモルトウイスキーどうしを混ぜ合わせたものをシングルモルトウイスキーと呼ぶんだ。また、違う蒸溜所のモルトウイスキーを混ぜ合わせて造るとピュアモルトウイスキーという種類になるんだ。ややこしいね。

日本のウイスキーの多くはブレンデッドウイスキーという種類が多いんだ。これは、グレーンウイスキーというトウモロコシなどを主原料にしたウイスキーと、モルトウイスキーをブレンドしたもの。どの種類も味わいは違うので、これまた色々試してみるといいね。
池波正太郎の小説を読めばうまい料理が食べたくなるように、この本を読めば、ウイスキーを飲みたくなる!という本があるんだ。こういう本を読んで、自分の気分を高めるのもいいかもしれないね。

『もし僕らのことばがウイスキーであったなら』村上春樹/新潮文庫/新潮文庫/\500

テーマのある旅は楽しい、と村上春樹が乗り出したのはなんと「ウイスキーを飲みまくる旅」だ。しかもシングルモルト・ウイスキー。訪れたのはスコットランドとアイルランド。つまりスコッチとアイリッシュウイスキーの聖地。その土地土地のパブを訪れ、飲みまくり、酒飲みならずとも羨ましい旅をつづったエッセイがこの本だ。

ウイスキーを猛烈に飲みたくなる1冊に仕上がっている。1度ウイスキーを飲んだら、どうしようもなくテンションが上ることは間違いなしだ。まずはこの本を読んでウイスキーへの興味を膨らますのもいいかもね。


 
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