
何が売れるかわからず迷走した時もあった。
だけど今は、自分の好みを貫くのみ。
「ここ始めたのは’96年ですね。僕はレコード屋で働いたことなんてなかったですよ。コンビニの店員でした」
「高校生になってバンドを組みました。当時はまだコピーバンド。ヘビメタ、ハードロックが大好きで、UFOやマイケル・シェンカーをよくコピーしてましたね。バンド名は秘密(笑)。マイケル・シェンカーはギターで魅かれました。僕はベース担当だったんですけどね。大学生になってからは新しいバンドを組んで、他のバンドもハシゴしました。」
店長・村松さんは言った。
「バンドでは、食べていけないですからね。そりゃコンビニでバイトでもしないと。ライブ?京都のハウスでよくやってましたよ。[MUSE]に[磔磔]に・・・、小さくて居心地のいいハコでね。曲は、ボーカルが主に作っていました。僕?・・・少しだけ(苦笑)」
彼は、はにかみ、にこっと笑った。
「ここには3千から4千枚ほどあります。開業し始めた頃は、これの3分の1くらいでした。始めたきっかけは、なんとなく、ですよ(笑)バンドしてたけど食っていけないな・・・じゃあ、レコード屋しかないかって。さっき言わなかったけど、ビートルズやローリングストーンズも好きだったんですよ。ベタでしょう?だから、始めはそういうのばかり集めていました。」
その品揃え、仕入れの仕方に、悩む時が来た。
「みんなが何を好きで、何を仕入れたら売れるのか、全くわからなかった。お手上げでした。だけど・・・、大型店と違って、ここみたいなレコード屋では、店長の趣味が反映されるわけですよね。よくわかんないけど、それでいいかって、思いました。で、いろいろ仕入れて、ジャンルにこだわらずに聴いていくうちに、ローリングストーンズから、ヨーロッパのインディーズからクラブ系が好きになっていったんです。さらに、フリッパーズ・ギターや、小沢健二を聴いてギター・ポップも好きになりました。ギター・ポップって、3年くらい前に廃れ始めたんですよ。ブームの時、それ中心に集めたレコード屋さんがいくつかやめはりました。だけど、僕は相変らず好きなんですよ。ここは、ハウスやブレイクビーツ指向ですから、お洒落なお姉さんやお兄さんがお客さんに多いけど。ひそかに扱っています、ギターポップファン頑張れ!っていう気持ちでね(笑)」
「そうそう、RUFAS(ルーファス)ってご存知です?京都発のレーベルで“SECOND ROYAL”ってのがあるんですけど、そこのアーティストなんです。彼も京都の人です。ビター・スウィートで、ソウルフルな声を聞かせてくれる、今僕が一番押している人です。ほら、ここにも置いてあるでしょう?」
と、レジカウンターのCDを手にとった。
「宣伝といえば、さっきお話したルーファスのことと、あ、これはホントおすすめね。それとあとは、月曜日に中古品の10%オフセールをしてます。大きなセールは、年末年始とゴールデンウィークに。あと、お金に困った時にたまにやります(笑)。どうぞよろしくです」
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ハウス、ブレイクビーツを中心としたクラブ系、欧州各国のインディーズを扱う。ギター・ポップファンのために置いているギター・ポップにも強い。在庫数は3千枚から4千枚。おすすめ品に添えてあるポップも適切で、思わず聴いてみたくなるものばかり。ここの場所は、三条通と川端通の交差点を東へ300メートルくらい進んで、三条通と花見小路通(川端通から2筋目)の交差点の南西に在るビルの2階です。
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スマートでありながらキャッチーなジャケットを飾り、スタイリッシュな内装に。
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欧州インディーズが揃うここ。コアな音好きにも人気です。
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京都在住のシンガー・ソングライター、上田修平のソロ・ユニット。話題騒然のレーベル“SECONS ROYAL RECORD”に在籍。要要要注目!!
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ホワイト×ライトブルーの爽やかな看板が目印☆
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