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レコード屋のおっちゃんは  
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レコード屋のおっちゃんは

KIKUYA RECORDS 店長、応治和博さん KIKUYA RECORDS 店長、応治和博さん
バッチリカメラ目線の応治さん。「レコード屋のおっちゃんは」のトップページの写真も決まっているし、撮られるコツを知っていらっしゃると見た。
ラジオから偶然聴いた音。そこから彼の人生は躍動し始めた。

15歳の少年は、ラジオの前で愕然とした。レゲエ・ビートの上を“レゲエ!!レゲエ!!”と叫ぶだけの音楽。頭がまっ白になって体がカチコチになった・・・“こんな音楽があるんか!?”。その曲はTappa Zukiの「Reggae Rock」。ロックや歌謡曲でもない音を探していた15歳。この時、未来の自分へ向かう片道切符を手に入れた。

その少年の名は応治和博。今彼は39歳となり、2軒のレコード屋を営みながら家庭を支える父親となった。

薬局店員から、友人に誘われ伝説のレコード店[スロートハウス]の店員へと転職。しばらくして仲間と独立し、平成2年、新京極に[KIKUYA RECORDS]を開いた。

父親に300万円の借金をし、開店を決めてからの1ヶ月で、相方(後に[SUPER MILK]を開業する)はソウル系のレコードをアメリカで、店長・応治(おうじ)さんはレゲエ系をジャマイカで買いまくった。買いつけルートもわからない手探りの状況。でも、ただ今を走り抜くだけだった。

「僕がレコード屋をやるって決めた時って、レコードの変わりにCDが世に出始めた頃やったんよ。だから母親は“レコードなんて何で廃れていくもんで商売するねん!”って猛反対。けど、父親は“楽しければやれ”って言うてくれて。失敗してもいいって感じやった。たぶん、最初で最後の貸し借りやと思ったんやろね(笑)」

商売が軌道に乗った頃、家庭を持った。そして、応治さんは海外へ買いつけに行かなくなった。「家族を置いて海外へ行けへんよ(笑)。それでいいんよねっ」。家族思いの人なのだ。そんな応治さんプロデュースの7インチシングルがこの度発売された。関西のベテランミュージシャンが参加しており、誰も応治さんの愉快な仲間たちだ。

約17年前、ラジオの前でひそかに心を振るわせたあの日から、回り道をしながらもたどり着いた居場所。彼の人生は「運命」というものを意識せざるを得ない。人生楽しめる、この人を見てそう思った。



KIKUYA RECORDS
ロックやクラブ系中心に、店頭に2万点置いている。レゲエ、スカは店員が好きなものを選んでいるため、こちらの不意をつく品揃えだ。ゆえにDJもご用達。応治さんプロデュースのコンピレーションレコードは、カーティス・フライ「カーティス・フライ・ハイ」、モンキー・ケン「H・A・P・P・Y」、ラッキー池ちゃん「イタリア〜ン(筋肉注射)」、プロフェッサー・チン「All Right Friends」の4曲を収めたものだ。「自分のレコードが店に並ぶのは、ちょっと恥ずかしいねぇ(笑)」と照れる応治さん。かなり期待してますよ!

住所: 中京区新京極蛸薬師上ル中筋町494 
T E L : 075-221-4985
営業時間: 11:00から20:45
定休日: 無休
駐車場 なし
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きくやレコード
「きくやレコード」と味のある文字。店頭では、リーズナブルな商品がたくさん発売されており、賑やかな雰囲気が写真からも伝わってくるだろう。

応治さんプロデュースの7インチシングル
こちらが、応治さんプロデュースの7インチシングル。オレンジ色は、MONKEY KEN「H・A・P・P・Y」、ブルーは、PROFFESSOR CHINNEN「ALL RIGHT FRIENDS」、ピンクは、KURTIS FLY「KURTIS FRY HIGH」、グリーンは、ラッキー池ちゃん「イタリア~ン(筋肉注射)」。

懐かしい7インチ)
こちらには、山口百恵、吉田拓郎、長渕剛・・・など、彼らの若かりし頃の7インチが販売されている。

 


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