おのぞみドットコム - 過去の1分コラム 廣田 彩香
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 廣田 彩香
【3月16日】

着る服が違うとか、
そんな次元じゃない愛のお話〜〜


2つの目と、それぞれ2本の手足。人間が一番求めているのは其れ、イコール“愛”なんです。今回は愛の起源についてのお話。ポエトリーな世界に、うっとり頬を染めあげてくださいまし。

プラトンの戯曲「饗宴」では、喜劇作家アリストファネスのエロス(愛の神)に対する見解は以下のようなことが綴られる。

原始時代の人間は、男同士・女同士・男と女、それぞれがペアの結合体だったという。しかし、4つの目と4本の手足を持った3種類の人間たちは神々に戦いを挑もうとしたために怒りを買い、体を真っ二つに切断されてしまう。かつて同性と体を共にした者は同性愛者となる。当然、異性と繋がれていた者は異性愛者となるのは必然だ。男と女が“愛”と叫んで相手を探し続けるのは、神々によって引き離された“失われた片割れ”を探しているのだ。

これは無論、肉体だけの話ではない。一体化を求めるのは心もそうだ。なにせ大昔は心まで共有していたのだから。

女好きの人、男好きの人、恋愛を勉強しない人という種がいるが、彼らは即ち相手が結合していた人間ではなかったということで、つまり飽くなき探求者なのである。そう思えば、いやおう綺麗なモン。寝つきの悪い旅館の枕と同じく、体に合わない相手は、かつてシェアしていた相手ではないということ。

『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』という映画は、この愛の起源を基にグラム・ロックとドラァグ・クイーンでケバケバ・チープに味付けされた作品。タイトルにもある“アングリー・インチ”とは、手術ミスから股間に残された2.5センチあまりのアソコのことで、このアイデアからおバカ映画と思われがちなのだが、蓋を開ければかなり壮大な愛の叙情詩である。

映画のラスト、主人公ヘドウィグはドラァグ・クイーンの殻(カツラとブラと化粧)を脱ぎ捨て、愛する少年トミーと全く同じ格好になる(因みにトミーは彼女に最高の裏切りパフォーマンスを披露する)。見つめあう2人…、しかしヘドウィグは結局トミーと結ばれはしない。つまりは“片割れ”を見つけたとて、神の怒りの斧で割られた人間たちは元の結合体には戻れない。ヘドウィグは1人、汚い街を彷徨い幕を閉じるのであった…。

さて、貴方の横でスヤスヤ・スリーピーしている殿or姫は、本当に求めている2つの目と、それぞれ2本の手足なんでしょうか……ね。私は右尻に蒙古斑がありますよって、左にソレを蓄えている人間を探す旅に出れば良いのです。ただ、今は“資金”がないだけ。其れ、イコール“魅力”ですわな。



【2月15日】

チョコっとでも食べたくなくなったモテ男さんへ

チョコうぜぇ。チョコしばきてぇ。チョコに焼きいれてぇ。(←コレは旨そう)そんな1日でチョコに嫌悪感を抱いたアナタ。でも、結局勉強しないで、来年の12日ぐらいから女の子に予約入れたりしてね。(ウィンクとか、そんな男前のリザーブ方法で)いっそのこと、チョコ自体を嫌いになれれば、なんて胃もすっきりすることでしょう!

で、イケメンな来年の2月12日迄のアナタに朗報。これを期間中に観ておけば、14日にチョコに会わなくて済むんです!「俺、チョコ食べれへんねん。茶巾絞りにしてくれる?」な〜んて13日に言ってしまえばアナタのもの。そんなステキな作品がコチラ。

『ピンク・フラミンゴ』
監督はあのド変態のカルト教祖、ジョン・ウォーターズ。そして主演女優はあのドブスのかなんドラァグ・クイーン(ブスはコミック線の彼女たちにはほめ言葉)、ディヴァイン。この強烈異臭コンビが贈る、国宝記念には到底ならない伝説のトラッシュ・ムービー!!オリジナルは1972年、25周年を記念して1997年に完全版が登場したのも記憶に新しいでしょう!

内容は、お下品極まりない!これを目を輝かして観てる女とは速攻別れるべきですね。何たって、「世界でいちばん最悪最低下品外道なのは私よ!!」ってな争いを、隣人さんとこのお子さんとお受験戦争してるかの如しやってるわけですから。人肉を食べ漁るシーンなんて迫真、ってか妖怪。モザイクってなぁに?なシースルーでクローズアップなアソコや、身体的弱者も笑いのネタにするところなんて、とにかくPTAには観せれません。スプラッタでも何でも食える(観れる)私でさえ、PTA陣営側に立って、眼鏡にアクセサリー付けちゃいますよ。

で、=チョコとの関係性はと言うと、ソレはラスト。チョコのようなアレをパクッてなディ ヴァインのオスカー級の迫真渾身斬新何しとん!な女優魂満ちるシーンがございます。しかも“犬の”。コレさえ観れば、ドンウォーリー。来年は茶色いチョコは食べれません。あ、ホワイトチョコって手があるか。ま、それぐらい食うのが女子への計らいってものでしょう!それでこそ男。この映画観て、根性のある男か否か、査定くだされ〜。因みに、当分たまご料理も食べたくなくなります。

っていうか、来年のアナタたちを労うこの優しき私こそ、ホンモノの女じゃない??
(汚いコラムでごめんなさい。byやさぐれ21歳)
【1月18日】

蓋を開ければシネマな日
4日目『下弦の月〜ラスト・クォーター〜』


新年に入って、すこぶる星が綺麗なのをご存知でしょうか?流星群GOGOも話題でしたよね。わたくし、キロロのボーカルに似ていながらも(アンラッキー後藤/元イエモンのベース・Heeseyなんて筋も…って酷くない?)、お星さまを見るのが日課なのです。こんな21歳って、まぁ、なんてかわい子ちゃんなのでしょう! ファンタスティック・ガールの域ですよ。

で、知ってました? ある夜に見た星と同じものが、また次の夜も見れるなんて思ったら大間違いなんです。「私を拝めたことに感謝なさい! また会いたいなら、う〜んと待ってなさいよ。地上民!」と言わんばかりに、奴らは19年もおあずけ食らわしよるんです。(このS嬢具合は、まるでボタバラ)

でも、これって凄くロマンティックですよね。あぁ目に浮かぶ…。

女「わぁ、星が綺麗! ねぇマー君みてみて!」(マー君って、「ごっつ」のオカンしか思い浮かばんわ。へーンだ)

男「ほんと、降ってきそうだね」(刺さってしまえばいいと思う)

女「ね〜え、知ってる? いま見てる星が今度見れるのは19年後なんだよ。絶対、19年後も2人で同じ星をみようね、マー君☆」
(どうぞ、目をしょぼしょぼさせながら見て下さい。眼鏡をお忘れなく)

男「約束するよ。俺、絶対19年後もこうやってお前と星を見る。すっげーイイ星みせてやるよ!」
(そうそう、レジャーシートをえさこら敷いて、魔法ビンに入ったホットコーヒーを「ずびび」っとすすればいいじゃないの。で、野犬に襲われてしまえ!)

な〜んて言いもさりましたが、これって実は私の夢。こんな「リボン」から飛び出たような、クサクサ・ラブロマンス体験してぇ〜。

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『下弦の月〜ラスト・クォーター〜』は、こんなお嬢を喜ばせたのか??

評価★☆☆☆☆(ラブストーリーでみたら)
評価★★★★★(痛快コメディでみたら)
コメディアンHYDEにやられた!

原作は矢沢あい大先生で、主演はGOGO夕張こと栗山千明ちゃん。花形ボーイズは、可愛い少年・落合君(…と言っても、落合監督の息子じゃなくて扶樹君、ね)&成宮おな〜り〜寛貴!!そ…そ…そして、HYDEが謎の男・アダム役で登場です! もぅ、完璧。難題の矢沢あい=男の子かっこよすぎも、なんなとクリアですよ。

で、HYDEが超面白いんだから! もう、字幕ないと何言ってんだか聞き取れないボソボソ・ボイスに、挿入されるPVがしつこいくらい登場しちゃって、一種のHYDE売り込みプロモーション映画ですよ。(アダムは“伝説”のミュージシャン)

直球ロマンスなのに、コメディにみえるってのがイイ。このボタン掛け違え具合にはヤラレました。感服です。や、HYDEが画面に写ってくれてるだけで十分なんです、ってのが本音。あんなに皮パンが似合うのは氷室京介とこの人だけですよ。大石恵が羨ましい…うらめしや…コーン、コーン。と、ローソクをこめかみに縛り付けて、釘を打ちに行っちゃいそう。なんで、世の“マー君”連盟方のラブ・エントリーお待ちしております!(今年は宜しくお願いします)
【12月10日】

蓋を開ければシネマな日
3日目『誰にでも秘密がある』


はい、観ましたえ。観たさ、げへへ羨ましいだろぉ〜!とは、生意気たたいてごめんなさいまし。さて、えらい事で、遂にはあのペ・ヨンジュまでもが人様ん家のゴミ袋を覗く隣のおばちゃんみたく、いやらし〜い戦術を使いましたな。日本での公開日に来日しては、オナゴをかっさらおうなんて、ぺ。こそくだ、ぺ!!ましてや、人気をともに育んだチェ・ジウ出演の映画なのに。んな慈悲感情もってられっか、てなもんですか?血も涙もねぇな、ペヨンめ。

みんな韓国韓国って、ほんとカ行ばっかり発しておりますね。とかく韓国俳優にウトい私にとって、どうも彼らのどこがええのんだか…。「冬ソナ」のあのパク・ヨンハまで黄色い声ワーワーって、ちょっと皆さんあれですよ?イモっぽくねぇ?それがいいの?髪型、おかしいよ?あの人の吹き替え、「スパイダーマン」のトビー・マグワイアと一緒だよ?私の事をキルスティン・ダンスト似って言ってくれた人がいたよ?今までキロロ道まっしぐらな私がよ?「ピアノ?ボーカル?」って聞くまえに、「あぁ〜似てる!」ってあんたたち、気分悪いってんだよ、何であてちゃうかなぁ?そういや、消えたけどアンラッキー後藤にも似てんだよ?知らない?一生知らないで!検索しないでーーー。

…と、荒れるからには理由があるわけで。「蓋を開ければシネマな日」、なかなかセンスの無さが光るタイトルですが、とにかくこの主旨は映画を観て、「あぁ!これ私の日常と一緒★」なんてのを書き綴っていこうかと始動したわけですが…。あ?純愛?三股?四角関係?んなもん、経験ありまへんがな。蓋を開けても開けんでも、中には何も入っておりませんがな…。特に人に言えない秘密もなく…。この映画、変に落ち込んだわい!!

それでは、私のようにひねた皆さん。そのねじりにねじれた中尾巻きのハートで難癖付けながら、観ちゃいましょ。

●イ・ビョンホンがショットによって畑耕してそ〜な、ダサ顔になっている。

●あのチェ・ジウの痛いブリブリ演技がキラリ光って、苦笑。このご時世、んなベタベタな喜び方する女いるかい!と、韓流ベタさに突っ込みの右手もスピーディーに。

●三女役(女子大生ながらジャズ・シンガーの2面性)の女優が、ショットによってイモ顔に。これ、韓国主流?韓国マジック?

●ラストはホラーだ!絶対にホラーだ!何、みんなで幸せになってんだよ!こりゃ、ひねくれ隊にとっちゃ、屈辱だ!以後、メラメラ燃える活動が期待される事うけあい。

●イ・ビョンホンのアップ時は、隣の女性の顔を見なされ。とろ〜んとした目、開いた口!「あんた、そんな顔してちゃ、日本男性ですら逃げちゃうよ」な顔が拝めます。

ほら、どうです?観たくなったでしょう?さぁ、「私は、この映画をアンチするがゆえ、わざと観にいくんです」なんて理由付けて、Let’s劇場。素直に純愛に触れたいから観るの…と言えないところが、我ら1人ものの可愛いところ…なの。誰か、純愛して下さい。カムサハムニダ。ヨンドンサリ…。

【11月12日】

蓋を開ければシネマな日

2日目『エイリアン VS. プレデター』

1年通しとかく良いニュースを聞かなかった2004年。悪いことは「猿(去る)」な、エテモンキーの年、そう信じていた純粋無垢な私ですが、そんな私に「ヘイ、マダム」とある方が教えてやくれました。なんだか猿年とやらは、あまり良い年ではないそうやないですか。明日は明日の風が吹くでしょ!何サイクル作ってんのよ!と、猿がちょっと嫌いに。我が家のトイレに飾ってある「カンペーちゃん」人形も、別れたあの人の写真をパタン…とやるあれみたいに倒してみた…ら。私の肩で猿が笑いましたとさ。

ある日、内緒の映像を収めたビデオ数本が、カセットぐらいの小ささのテープ1本に内蔵される…という怪しさとダーティ色強めなそのテープを取りに行くよう使いに出されましたとさ。「誰かがこのテープを狙って、襲われはしないだろうか」「あの男前くん事務所のあの社長の秘宝VTRだったらどうしよう」「MJの秘宝VTR inネバーランドだったらどうしよう」なんてチビリながらの任務遂行に、心身ともに疲れた私。で、スタジオ近くにあるウツボ公園にて休憩することに。

わ〜、ブルーキャッスルがいっぱい!な、居住者とワンコさんがいっぱいの素敵プレイス“ウツボ公園”。ヨッとベンチに腰をかけ、リアルゴールドをセレブに飲んでいたわけですが、何やら背後で音が…。遂にマフィアが追っかけてきたんだわ!と、振り返った私。しかし、そこには誰もいない…。と思ったら前!いかにも怪しそうなおばさんがこちらを見ながら通り過ぎてはターン。通り過ぎてはターン。しかも口元には大きなマスク…。

べっ甲アメを持ち合わせていない絶体絶命のピンチ!しかも、ズボンが少しズッているノー・レディな方に綺麗なんて言えない!と、思ったらあの伝説のセリフをはく事もなく彼女は去っていったのでした。

も〜気にしすぎダゾ!ペロッ★…と、舌を出した瞬間!!目の前の木の陰で、何やら透明のモンが動きよったでッと、舌をガフンと噛みちぎりそうになったのでした。あやうく殺されかけたわけです。そう、あれはプレデター以外の何者でもない…。私の目にめやにが浮遊していたわけじゃない。あれは、異星肉食モンスター(インテリ嗜好の戦利品コレクションのオタク)。しかし、彼はあのおちょぼ口を、チウチウすることもなく、去っていったのでした。

家に帰って真っ先に向かったのはトイレ。そして、そっとカンペー人形を抱きしめた…。

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で、『エイリアン VS. プレデター」はいかに?!

評価★★★★☆
いいよ、いいよ!そのセット感

やっぱ、こういうイベント・ムービーは金かけてんのに安っぽいってんのがいい!芳醇なセットを組み立てたスメルは堪りません!誰か身きれちゃいないか、ソワソワしたぁ〜。

フレディVSジェイソンでは、お前らみんなジェイソン好きやろ!な、製作者たちのジェイソン贔屓がやったらめったら目に付きましたが、今回もみ〜んなプレちゃん好き!がダダ分かり。バカ女より賢い女が好かれるように、知的なプレちゃんは人間とも仲良くします。ジェスチャーで「コレ、爆発シマスヨ」なジェスチャーも。素敵〜。

【10月18日】

蓋を開ければシネマな日

1日目『コニー&カーラ』


友人のお友達さん(女)が、告白されたという。友人は目を見開いて、「しかも女に」とわざわざ後から付け加えた。大スクープを持ち帰った記者が、デスクに「美味しいネタでしょ」なんて言ってそうなやらしい顔。倒置法を使うあたり、どうやら「女が女に告白された」ことを強調させたいらしい。

話を聞けば、告白した女性は、自らを男だと思っているトランスジェンダー(性的倒錯)で、決して「レズ」だとは思って欲しくないらしい。男が女に一目惚れし、メールアドレスの番号を手渡した、それだけだ。

しかし、コーヒーを挟んだ目の前のこの友人はまだ何かわめいている。どうやら、「その2人が恋人になるかも、どうしよう〜」ということらしい。どうしようも、こうしようも、酒とつまみをコンビニで漁るか、もしくはチェーンの居酒屋か道端、とりあえず祝福会でもすりゃぁ良い。彼女の「どうしよう」は、2人のラプソディに入る隙間なんてないのだ。

例えば、そのお友達さんが悪徳業者の色恋作戦にハマってしまっていたらば、だ。「きれいだよ」「好きだよ」「愛してるよ」、そんな言葉は全て“金”を発生させるため。それは報われない恋なのだ、と指南してやればいい。どんな方法でお友達さんを救えばいいのか…それに辿り着くまでのワンクッション「どうしよう」は、存在しても不思議ではない。大いに悩めばいいし、友達のためにディープなため息なんかもしてやればいい。

しかし、今回のことで言えば、「愛してるよ」など2人の間で交わされているであろう一連の愛の言葉は、“愛”しか発生させないはずだ。それを「どうしよう」とはこの女、祝福の言葉以外に何を口に出そうしているのか。この恋愛物語のサブキャラでしかない人間が、何に口を挟もうというのか。私的には、挟もうとするあんたが大スクープだ。一面はこう、「勘違い女出現!!この恋物語にやぁ、御呼びでない」。

私には、女性に告白された経験はない。それらしい匂いが香り始めそうな女性にはキャッキャと好かれたことはあったが、残念なことに愛されるほどの魅力が私には備わってなかった模様。男も駄目なら女も駄目、我ながら頭が痛い。

11月公開の映画で『コニー&カーラ』という作品がある。話は、マフィアに追われた女性2名が、身を隠すためにドラァグ・クイーンに扮するのだが、あれよあれよと人気が出過ぎてしまい…という娯楽街道まっしぐらなコメディ作品。まっしぐらと言っても娯楽の王道というわけで、ダダ笑い以外にも、もちろんお涙頂戴なホロリん・ストーリーも用意されている。それが、ジェンダーに関する問題なのだ。

ドラァグ・クイーンである男と、理解に苦しむ弟が歩み寄ろうとするドラマ。そして、その弟に恋をした、ドラァグ・クイーンに扮する女の葛藤のドラマだ。映画としては、後者の女装した女の恋というコメディにも、シリアスにも効果的なストーリーを付け加えたことで面白さが際立っている。と、まぁドラァグ・クイーンをジャニーズ君たちのように見る私には、クイーンたちがスクリーンにいるだけで星数は多いんだけど。

ただ、納得いかなかったのが、弟役のデヴィッド・ドゥカブニーが、ニア・ヴァルダロス演じるクイーンを男だと思い込んでいたときは恋愛感情すらなく、むしろその愛さえ拒んでいた。キスをされれば、吐き気をもよおした程に。しかし、女だと打ち明けた途端、猫同様にまっしぐらに抱きついたわけだ。

もし、打ち明ける前段階で、ドゥカブニー側にも恋が芽生え、同性という問題に葛藤していたのなら良い。ここでこそ、「どうしよう」の出番だというのに。しかし、それが全くないということは、この映画にはまだ2つの性しかないというわけだ。男と女、それ以外ないとなると、ドラァグ・クイーンはいまだ「男」なわけで、ドゥカブニーは「女」だったから飛びついた。

結果的に残念ではあるが、つまりこの映画には偏見がかすかに残っているように思う。たぶんカスが残っていたことに、製作団長ニア・ヴァルダロスは気が付かなかったのだろう。まぁ、ドラァグ・クイーンは「男」をしっかり商売にしているのだから、そんなに敏感になる部分ではないのかもしれない。しかし、ドラァグ・クイーンを題材にしながらも万人受けを狙おうとしたため、ベタに恋愛や家庭問題を加えたよって、性別の問題が鮮明に浮き彫りになってしまったわけだ。

ニアの見落としが生んでしまったもの、それはドゥカブニーは「女」を性的対象として見ているのではないのか、という疑念。

荒く言えば、彼にとって問題は「穴」。「前」か「後ろ」か、それですわ。

そんな前方アナリストは、ギスギス身体の隙っ歯美人、ジェーン・バーキンとウォーホルのお膝元、ジョー・ダレッサンドロの『ジュテーム・ノア・モン・プリュ』を観るべき。ストレート女とホモセクシャルの恋愛物語で、ジェーン・バーキンが断末魔のような叫び声で後方アナリストの愛を受け入れる話。(日活映画ゆえレンタル版ビデオにはピンク映画の予告が入ってるが、なんでそんな鬼畜なことをしたのか…と思うほどの秀作!)

とにかく、愛に前・後ろは関係ない。
とにかく、愛に関係するのは心のみぞ。

そこんとこ、ドゥカブニーよろしく。

それでは、ご贔屓に。
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『コニー&カーラ』
評価:★★★★★
女装してりゃぁ、星5つ!!

2005年公開の、ラテンの貴公子ガエル・ガルシア・ベルナルを女装にしちゃった、アルモドバル監督作『バッド・エデュケーション』がいまから楽しみ。

とりあえず、今のうちから星5つ用意しとこう…。
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【9月23日】

好きな科目は鈴Kiss
嫌いな科目も鈴Kiss


ご無沙汰、1ヶ月ぶりでございます。この1ヶ月、色々なことがありました。例えば今日なんて、イクラとカニとステーキと秋刀魚が夕食に並びました。

そう言えば昨日なんて、ポテトサラダを贅沢にもサラダボールのままスプーンでパクってなもんで、気分はアメリカンなご家庭の娘アンジェラがベッドの上でジャスコの「トップバリュー」かのようなビッグサイズのチョコアイスを大きなスプーンで食べながら母モーリスと恋愛話なんかしてよってに、「あぁ〜あ、そういえばジョニーって奴が隣のクラスにいて、それが超嫌な奴で、なのに私にちょっかいばっかかけてきて、腹立つったらないよ!」なんて言う娘アンジェラに対し、母モーリスが「あら、ジョニーはアンジェラの事好きなんじゃない?」ってな事を言うからアンジェラったら、「ば…ばっかじゃない!」と顔を真っ赤にして、そんな娘の純情な感情のマイ・ハートに母モーリスはクスリと笑ってらりるれろろれるりら…。すみません。ポテトサラダの美味しさを思い出してしまい、つい取り乱してしまいました。

お詫びに前回の続きです。
メモとペン、そして涙を拭うハンカチを

好きな科目:
国語 と 鈴Kiss

嫌いな科目:
体育と社会と算数と家庭科と理科と給食当番と給食当番の役割が飲み終わった牛乳ビンの返却(臭いの…)と 鈴Kiss

この好きなの?嫌いなの?状態の鈴Kissこそ、私の小学校5年〜6年を薔薇色にした貴公子、そして、私の中学1年生〜現21歳までを真っ黒な世界にした鬼公子なのです。

話は長くなりますが、吉田栄作のような黒い肌に薄い色のジーンズが似合う鈴Kissはクラスの人気者、というか学校全体でもう光GENJI SURPER5なんて屁でもないくらいの人気で、実は私も木の陰から覗いては、「や…やだ、好きじゃない、ばかばか何で見ちゃうんだろ」ってな小芝居うってからに顔を真っ赤にしてクスリと笑ってらりるれろれるりら…。すみません。当時の鈴Kissの事を想い出し、つい取り乱してしまいました。

要訳すれば、鈴木君が好きでしたという事です。そしてあまりにモテる鈴木君を好きになったがため、恋が怖くなったの、という涙無くしては語れないストーリー。

腹が減ったので、昨日の残りのポテトサラダを食べます。
鈴Kissを噛みしめながら。
また1ヶ月後。

かしこ


【8月28日】

名を名乗れ
そんなご謙遜なさらずに

ご観覧のみなさま、はじめましてでございます。この度、「京都のことならまかせなさい」と鼻息荒たげ、京阪四条駅で迷子になっては“おけいはん先生”の足元で「ぼえ〜、ぼえ〜」と泣いております、新入りのnot京都人・廣田でございます。

お主、名を名乗れ…とはいいますが、人間名前を聞いただけでは腹は膨らみません。面接官かて、名前を聞いただけでは採用はしてくれません。ということで、本日は私の履歴書を掲示させていただきます。お気に召された方・嫁にしたいと思われた方、おられましたらハローワークの窓口までお越し下さい。

H16.8.27

廣田彩香(21)
昭和58年 7月17日

【学歴】
奈良市立かつて跳び箱が盗まれ落雷で運動場に穴あいたよ小学校 卒業

奈良市立ちびまるこ的サスペンダーな制服に60cmルーズソックスで半田ゴテに夢中中学校 卒業

大阪私立金持ちお嬢の頭はお蝶夫人、無理したあの子は田中昌之(クリスタルキング)女子高等学校 卒業

学校法人あれ僕、結構学費納めてるのに、印刷1枚させてもらうのにえらい頭下げなならんの何でやろう専門学校 卒業

以上、現在の「ぼえ〜、ぼえ〜」に至る

次回の私の履歴書は、もっと興味が沸いてくる、好きな科目・嫌いな科目(仮)をやろうかしらと予定しております。予定は未定、よくある話よね。by 広瀬〜旦那が羨まし過ぎる。どんな黒魔術つかったんやろう〜香美

それではみなさま、これからもご贔屓に宜しくお願いいたします。

ヒロタ

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