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山本 有希子 |
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【3月30日】
スポーツ小話(3)
脳みそ筋肉質が考えた「ワンマンプレーの結末」
世の中難しい話が溢れていますが、なんでもスポーツに例えると理解できることを発見しました。もしかしたら、脳みそは筋肉かもしれません。
だから最近感じたことをフットサルに例えて今からお話することにします。
ある日あるところに、フットサルのチームがありました。その中には1人、ずば抜けて能力の高い人がいます。あとの4人は中級者もしくは初心者クラスくらい。
ずば抜けくんは「できないやつにパスを回すのは不安だ」と思っています。 パスを繋いで攻撃するより、自分がドリブルで攻めてシュートにもちこんだほうがリスクも少なそうだし、得点のチャンスも増えそうです。
こんな状況であなたがずば抜けた能力の持ち主だったらどうしますか?チームの勝利のために1人でシュートに持ち込む?それともリスク覚悟のチームプレーで挑みますか?
もし、ずば抜けくんがワンマンプレーにはしった時、「どうせ走ってもパスなんてこないんだ」と気がついた他のプレーヤーのモチベーションは徐々に下がっていくでしょう。
他の4人のモチベーションが完全に下がった時、完全なワンマンプレーが完成されるが、いくらずば抜けた能力の持ち主とはいえども、5対1ではかなわない。
だからずば抜けくんは言います「ココに走ってくれ!」と。
でもおそらくチームメイトがこの要望に応えることはないでしょう。 自分がやりたいように進めて、チームメイトのモチベーションを下げて、困ったときは助けてくれ。こんな都合のいい話はナイナイナイ。助けなんてきません。助けません。
だから、ワンマンプレーは結局最後には自分を潰してしまうことになるわけ。
個人が集まったチームには必ずある程度の能力差が生じてしまいます。能力の低い人に仕事を任せるとそれだけリスクを伴い、他の人の負担も大きくなる。でもそれはチーム全体のレベルを上げることにつながる大切なこと。これはフットサルに限らず、仕事や社会でも言えることだね、とおのぞみ1分コラムニストの某氏と話して、なるほどと感じたのでした。
さてさて、今までは例え話でしたが、ここのおのぞみフットサルチームの実際はどうかというと、フットサル歴3ヶ月の私を上手くフォローして、いろんなチャンスを与えてくれています。フリーでシュート打てるようにお膳立てしてくれますが、はずしまくって非難ゴーゴーです。反省して練習に励みます。みんなゴメン!
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【2月28日】
スポーツ小話(2)
フットサルとコンパと初ゴール
「どうしても外せない大事な用があるから」といってコンパに遅刻してくる女子はいませんか?
最近そんな女子に出会いました。
しかもその「どうしても外せない大事な用」というのは「フットサルの練習」だったようです。その女子は、まさか「フットサルの練習があるから…」とは言えないので、あくまでも「大事な用事」という意味深な用語を使っていました。
その女子はその日の練習でちょっとイイカンジのシュートを決めたようです。嬉しくってチームの誰かに今すぐ報告して、その話題で盛り上がりたい気持ちでいっぱいでしたが、それを必死にこらえてコンパに参加していた様子でした。
しかも手荷物の中に明らかにスポーティーなものが紛れていました。あの妙に大きなバックの中にはジャージやらシューズが入っていたに違いありません。でも「なんか荷物多いね」という指摘には「あぁちょっと仕事で…。」とその詳細については多くを語ろうとしていませんでした。「そんな大きなバックを持つ仕事してないやろが。しかも今日は仕事休みやろが。」と間髪いれずつっこんでやってもよかったかもしれません。
世の中こんな女子もいるようです。暖かい目で見てやってください。毎週土曜日の夜をフットサルに費やすことを楽しみにしているようなんです。
そう、楽しみなんです。最近「土曜日まだかなー」が口癖なんです。
この女子は次の日に行われたおのぞみフットサルチームでの練習試合で初ゴールを決めたようです。敵の裏に出たスルーパスをドフリーで受けて、ドリブルシュートを決めた女子は「(フランスW杯出場を決めたゴールをきめた)岡野な気分!!」と嬉しそうでした。
こんな女子がいるおのぞみフットサルチームをよろしくおねがいします。練習試合の対戦相手も随時募集中です!
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【1月31日】
スポーツ小話(1) 『フットサル』
こんにちは山本です。最近フットサル始めました。
『フットサル=FUTSAL』とはサッカーを表すfutbol(ポルトガル語)と、室内を表すsala(スペイン語)、salao(ポルトガル語)を合わせた言葉で、簡単にいうとサッカーより小さいコートとゴールを使ってプレーするミニサッカーです。体育館や人工芝の専用フットサル場で行います。ピッチが狭いのでサッカーよりは体力的には楽で、しかもショルダーチャージ(肩でぶつかってくること)やスライディングタックルが禁止されているので、怪我の心配が少なく、女性や年配の方でも参加しやすいスポーツだと思います。
私はサッカー経験はなかったけれど、おのぞみの男性スタッフ達がプレーしているのを見て、「ボール蹴ってワーワー言いたい」と思ったので仲間に入れてもらいました。で、やってみて私が「フットサルいい!」と思ったところは、まず1チーム5人でプレーするのですぐ人が集まってゲームを楽しめ、サッカーよりゲームの展開が早いところです。この辺のリズムがいいとこ大好きです。それからフットサルはコートが小さいのでどうしてもプレーヤーが密集しがちになってしまいテクニックが必要な場面があります。そこで少しお洒落なテクニックを使う人を見て、スゴーーーーーィっと興奮し、自分もいつかは・・・と儚い夢を持って練習に励めるところなんかも好きです。
しかし、まぁこの『フットサル』。いつ頃盛んになりだしたのかはわかりませんが、現在は京都中のフットサル場の予約はいつもどこも一杯。休日や平日の夜で空いているコートを見たことがないくらい。そしてまた新しいフットサル場もできている様子。さらにこうしたフットサル人口の増加に合わせて、各スポーツ店(代表的なところで言うと四条通に移転してきたサッカーショップKAMOや烏丸御池のミツハシなど)のフットサル用品も充実してきました。それを見ているとますます京都のフットサル事情は盛んになってきそうな予感です。
さらに男性の間だけでなく、女性の間でもフットサルの人気はあがってきているようです。昨年は女子サッカー日本代表、いわゆるなでしこJAPANの活躍があり、これをきっかけに女子にも蹴球ブームの波がくるんじゃないかと勝手に予想しています。フットサルやりたいけど・・・と、モジモジしている女子の方、京都のフットサル場には個人で参加できる練習会や講習会のレディース部門を開催しているところがいくつかあります。まずはそこに友達と参加してみるのもよし、まず参加してみてそこで仲間を見つけるのもよしとにかく一緒にフットサルを楽しめる仲間を見つけましょう。ほんとに楽しいからー。 |
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【12月23日】
空気を読んで2004を振り返る
編集長からどうも1年を振り返るネタが続いています。ここで空気を読まずに流れをぶった切るのもありですがいろいろあるので空気を読みます。
さて、振り返ると言っても6割がた忘れてしまいました。中でも都合の悪いことは9割忘れていると思います。あえて忘年会で忘れる出来事もありません。先日別の忘年会で忘れたのは腕時計とその日の出来事です。
さて。今度の忘年会で何を忘れるかは置いといて。
今年はよぅスポーツやったなと思います。テニス、バスケット、水泳と今までする機会があまりなかったものから、ハンドボールを4年のブランクを経て再開し、さらには今話題のフットサルまで始めた次第です。生観戦にも積極的に出動しました。一番最近ではサッカー天皇杯の準々決勝を見に香川県の丸亀まで行って参りました。こうやってスポーツに親しんで「やっぱりスポーツはええなー」と思ったのが2004年です。
みなさんはスポーツ好きですか?
私は言うまでも無くスポーツが大好きです。だから今からアツイこと言います。スポーツ馬鹿の暑苦しい戯言が嫌いな方はごめんなさい。
私は初対面の人と1時間話すより、一緒に1時間ハンドボールの試合をしたほうがその人がどんな人なのかわかり易い。思いやりがある人なのか、自分勝手な人のか、のんびりしてるのか、短気なのかいろんなことがわかります。それは私が初対面の人と話すのが苦手というのが言いたいのではなく(まあ苦手なんですけど)スポーツを通してのコミュニケーションはそれくらい濃いものがあるということが言いたいのです。
そしてスポーツの中には人生の縮図を感じます。おっとなんか大げさなこと言い出しましたが年末なので言わせてください。
前に進むときもあれば後ろに下がるときもある。仲間がピンチになればフォローしたり自分がしてもらったり。自分の成功をアシストしてもらったり、仲間にアシストしてみたり。敵の作戦を読んで欺いたり、戦ったり。どこに転がるかわからないボールを追いかけて、喜んだり、悲しんだり、悔しがったり、泪を流したり、笑ったり。まさに私の心地よい日常の縮図です。
それからゲームには流れがあります。まだ言うのか?と思った方。あと200文字ですから許してください。
今、いい流れきてるなーと思ったときのゴールは絶対に外すべきではない。なぜならいい流れがとたんに途絶えてしまうから。逆にそのゴールをきっちり決めるともっといい流れになるものです。人生もしかり。私は2004年でそこそこの流れをつくったと思います。そして2005年、いよいよ決めるべきゴールがやってきます。実際気が重いです。プレッシャーです。でもがんばります。流れをかえる1ゴールを決めるために。ではまた。
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【11月26日】
えーと。山本、『女子力』上げたいんです。
さてさて『女子力』とはなにか。
先日、京都某所にて発足いたしました女子力査定委員会によって「女子力とは、女子として身につけているべき基本的な女らしさである」と定められたところであります。それにしても、女子力の低下は自覚症状を伴わないものであり、また伝染するとも言われています。これが蔓延すると深刻な社会問題にもなりかねないという報告もあるとかないとか。
問題はどのようにソレを上げていくのかというところにあるのだが、一応、山本の取り組みを2、3紹介しておきたい。
その1:女子力アップセミナーの開催。
高い女子力を持つ女子に、そのノウハウを伝授していただく「女子力アップセミナー」なんぞなるものの開催を企んだが、すでに山本の周りでは女子力の低下がインフルエンザの如く蔓延しており、現在でも誰にも講師のオファーがかけられない状態にある。 せめて外見でもなんとか、と今まで年に1回行くか行かないかというレベルだったデパートの化粧品コーナーに通いつめ、化粧品カウンターのお姉やんにアレコレ質問してまわるなど、1人セミナーを開催。
その2:「女子力あげようと思ってます」と大きく公言。
これが思わぬ効果を呼ぶ。前述した通り、女子力の低下に自覚症状はあまりなく、低下を招くようなことをいつの間にか何気なく行っているということがよくある。しかし女子力を上げようとしている旨を周りに知らせておけば、自分では気がつかない反女子的な行為もさりげなく注意してもらえるのだ。かくゆう山本も先日、カレーうどんの底の方に沈む短いうどんをお箸でいつまでも探っていたところ「もう、うどんないで」とさりげなく反女子的な行為を注意されたばかりである。
その3:用事はないけど街を歩く
現在の山本の主な仕事において、華美な化粧や洋服は必要ない。どちらかというと控えるべき立場にあるのだがその立場に甘んじてなにかと適当になってしまいがちである。その結果、動きやすさを重視しすぎたあまりにジャージ(一応オシャレジャージね)で出勤という究極の必殺奥義も飛びたしたほどである。しかしそれはさすがにダメだと気がつき、適度に身だしなみに気を使う状況に身をおこうと、仕事帰りに途中下車を試み街を歩いてみた。これが結構イイ。街には高女子力な方々も数多く溢れており、そのオーラを肌で感じる度に女子力アップに対するモチベーションが上っていくと思われる。
というわけで今回はいつまで続くかわからないこの女子力向上活動を少し紹介してみました。当分はやるつもりにしておりますのでなにかアドバイスなどあれば下さい。女子力の低下に悩む女子の方はともに戦い、泪なしでは語れない伝説を1つでも消していきましょう。でわ。
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【10月28日】
科学の時間「もはや悩みがデカ過ぎて科学が考えられない」の巻
ああどうも。科学の時間です。しかしもはや科学どころではありません。最近悩みがあります。いや、正確には今に始まった悩みでもないのですが、あえて言うと摂取カロリーが抑えられないのです。溢れそうな泪をこらえてカミングアウトすると、それ故に3キロも増量してしまった…の…だ…。あぁ。
今日はそんな自分のためにダイエットを理論的に考えてみたいと思います。ダイエットというのは理論上では非常に簡単なものです。消費カロリーが摂取カロリーを上回ればいいのです。逆に摂取カロリーが上回ればいらんものがついてくるというわけです。「そんな当たり前のこと!今さらナニを言う!!」そんな苦情がきそうですね。しかし、意外にカロリーオーバーの認識が薄かったり。特に「運動しているのに痩せないわ」とぼやいている人は特にそうなのかもしれません。そういう私が1番そうなのかもしれませんが。えぇ。
さぁまずは消費カロリーから。大体、デスクワーク中心の20代女性の適正カロリーは約1500kcalだそうです。(男性や他の年令の方はネットなどで調べてみてください)つまり1500kcalを上回れば太るし、それ以下ならそれだけ痩せるということになります。
さてここで問題になるのが摂取カロリー。あなたは大体1食何キロカロリーくらい摂取してますかな?
「うーん大体1食500kcalかしら」と思ったあなた。はい大間違い。はい、カレーを食べましたあなたには730キロキャロリーヌ。あらあら、カツ丼ですか。それなら910キロキャロリーヌ。カルボナーラとビール1杯?あぁもう約1000キロキャロリーヌですがなにか?
適正カロリーを単純に3食で割ると、1食500kcalまで。しかし摂取カロリーは消費カロリーをいとも簡単に上回ってしまうようであります。
えーと、脂肪1sがなんと「7700kcal」相当になります。そこで毎日250kcalずつオーバーしたとすると・・・。1ヶ月で1s近く増量してしまうということになりますな。逆に考えると、毎日250kcalずつマイナスしていけば1kg減量になるということです。塵も積もれば山となる。私はもうエベレスト級。
普段の食事でカロリー調整できない方は意図的にカロリー燃やしてください。運動してください。ちなみに、各種運動の消費カロリーはというと(すべて70kgの男性1時間あたりの推定値)、
バスケットボール 570kcal
サッカー 505kcal
野球 400kcal
テニス 505kcal
やっぱりすごいのが
ジョギング 720Kcal
意外にすごいのが
柔道 700kcal
ちなみに私の仕事はデスクワークのみではないし、週2回ハンドボールの練習をしたり、たまにサッカーの練習を軽くしたりと何かと動いているほうですが、このありさま。いかに摂取キャロリーヌがデカイか。ドデカイかっ。きぃーーっ。
なにかいい解決法があればyamamoto@nzm.jpまでお願いします。では、また。
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【10月4日】
『チビちゃんの誕生日』
こんにちは。やまもです。いつもは「科学のお話」というをやっていましたが今回は勝手にお休みです。というのも10月2日はうちの母の誕生日で今回はそれについて書こうと思ったので。
あぁ、本題に入る前に少し母の紹介を。どうでもいい話しだが、あだ名は「チビ」だ。親からも姉達からも甥や姪からもそう呼ばれている。さくらももこが家族から「まる子」と呼ばれていた、ちょうどあの感じだ。
「チビちゃん」と呼ばれれば、かわいらしくて聞こえはいいが、実際はそうでもない。なぜなら身長は167cm。そんなデカイおばさんが「チビちゃーん」と呼ばれて「はーい」と返事をするのだから、不可解極まりない。紹介になったかどうかわからないが、それがうちの母だ。(昔はチビだったらしい)
さて、そんな母はもはや「ハッピぃバースデぇー!!!」などと陽気に祝い事をする年でもない。しかしその日が偶然にも土曜日だったので、私は急遽、実家のある山口県に帰省することにした。
とりあえずその決定を伝えるために電話をした。「10月2日は家に帰るけぇね。」「へ?なんで?」母は驚いた。それもそうだろう。私は大学4年間、バイトだのなんだのと言って、盆も正月も帰省していない。そんな娘が社会人になったとたん、特に連休でもない週末に帰省するというのだから。
母はこれは怪しいとでも思ったのだろうか「あんたまさか…金の相談じゃあるまいね。」と私の下心を疑ってきた。「素直に誕生日を祝おうとしている娘になんという疑いをっ!」と声を荒げて言いそうになったが、銀行の残高を見て思いとどまった。これは余談だが、ここ最近エンゲル係数がやばい。そしてその飲み食い代が確実に家計を圧迫していることも確かだ。というわけでそんな金の相談もあるかもしれないので、強くは否定せず、やんわりを疑いを流しておいた
母はそれでも「しかし、あんたよ。わざわざ高い新幹線代払うのももったいなかろうに…。」とブツブツ言っていたが、それでも少し嬉しそうだった。
だから私も嬉しがって帰省することにする。高いプレゼントはあげられそうにないけれど、お土産に勝手に京都一だと思っている『福吉』の餃子を持って。
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【9月7日】
科学の時間 5時間目 「ちゃんと名前があったのねン」の巻
みなさんコンニチハ。科学の時間です。そしていきなり問題です。
ボラヴェン
チャンチー
プラピルーン
フランシスコ
ヤンヤン
コップ
さて、これらはなんの名前でしょう?
はい、正解はアジア地域の台風の名前でした。問題に出ているのはそのほんの一部です。
天気予報では「台風○号」のように、発生した順の番号で呼ばれているのをよく耳にしますが、その全部にちゃんと名前がつけられているのです。知らんかった!という方はネット上の台風情報見てください。どこかに名前が書いてあるはずです。
1999年まではアメリカが英語でABC順に、しかも男女交互の人名をつけていましたが、アジアの台風なんやから、やっぱウチらアジア人も命名に加わろうぜってなもんで、2000年からは東南アジアとアメリカの合計14カ国でつくる「台風委員会」が順番に名前を付けることになったそうです。しかし「台風委員会」とは、なんて中学校とかにありそうな安易な名前なんだ…と、思われる方もいらっしゃるかもしれませんが立派な国際的組織なのです。
ちなみに9月6日現在、九州地区で猛威を振るっている台風18号は「ソングダー」という名前です。これはベトナムの台風委員が名づけの親です。そして18号に続いて日本へ近づいている19号はカンボジアの台風委員が名付けた「サリカー」という名前です。もし20号発生すれば次は中国の台風委員が名付けた「ハイマー」という名前がつけられる予定…というように、既に未来の台風の名前まで「台風委員会」は決めてしまっているようです。
日本はどんな名前をつけているかというと航海でよく使われた星座の名前をつけているようです。最初の問題の中にも日本がつけた名前があります。
それは「コップ」。なんでもコップ座のコップだとか。コップやて。コップ。
「いやー今日はコップが大暴れやなー。」そう言ってあげてください。
今年中にもし台風23号がくればそいつの名は「トカゲ」です。日本の気象庁がつけたトカゲ座の「トカゲ」。
「えらいっこっちゃ!今晩、京都市にトカゲが上陸やって!」
こんなふうに台風の名前、使ってみてください。では。
〔関連リンク〕
台風の新しい名前
気象庁 台風情報
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【8月11日】
科学の時間4時間目
「ワサビは醤油に溶かしてもええんかい?」
こんにちは科学の時間です。夏休み真っ只中、ちびっ子たちはさぞ宿題に追われていることでしょう。8月31日。追い込まれた私は夏休み帳のページをところどころ糊で張り合わせて、勝手にページ数を減らしてなんとか提出した覚えがあります。
さてさて、今日のテーマは『ワサビ』。蕎麦や刺身を注文すると、必ずと言っていいほどワサビがついてきますが、あなたはワサビをどのように使ってこれらを食べますか?そばつゆや醤油にワサビを溶かして使う人、あるいは醤油には溶かさずワサビをちょこんと蕎麦や刺身に乗せて、そのワサビが醤油につかないように食べる人とその方法は様々だと思いますが一体どれが正しいのでしょうか?
私はワサビを醤油に溶かさない後者の方が正しい食べ方であるというのをよく耳にします。ワサビの辛味の成分は揮発性で醤油に溶いてしまうと、辛味も香りも飛んでしまうというのが理由のようです。
その揮発性のワサビの辛味成分とは「アリルからし油(アリルイソチオシアネート)」という物質のこと。このワサビの命ともいえる「アリルからし油」、実はワサビをすりおろす過程で起こる化学変化によって生まれるもので、細かく丹念にすりおろすほど、その化学変化が促進されて辛味は鮮烈なものになってくるのだとか。ワサビはおろし金でするより、目の細かいサメ皮ですりおろすのがよいと言われているのはそのためです。
さてこうして生まれた辛味成分は前述したとおり揮発性。ゆえにすりおろされた瞬間から辛味の素は空中へ飛んでいき、ワサビの風味は劣化の一途をたどっていくというわけなのです。これは大変!皆様、ワサビはすりおろしたらお早めにお召し上がりください!!
「アリルからし油」についてもう少し説明すると、これの主成分は「イソチオシアン酸アリル」という物質でこれはほとんど水には溶けません。
さて、ここで言いたいのは、そばつゆも醤油もほとんどが水分です。水に溶けない性質をもつ物質を主成分とする「アリルからし油」はそばつゆや醤油に溶けこんで、風味や香りを落とすとは考えにくいということです。
というわけで私は『ワサビはそばつゆや醤油に溶かしたからといってそれほど風味は劣化しないと思われるので好きなように楽しく食べるのがよい』という答えを出したいと思います。ヤマモのやつ上手く収めたなとか言わないでください。食事は好きなように食べるのが一番おいしいのですから。しかし我こそはワサビ博士でありヤマモの答えは間違っているという方はyamamoto@nzm.jpまで。でわ。
【参考文献】
美味しんぼ 第6巻
化学大辞典
化学辞典
エスビー食品H.P
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【7月18日】
科学の時間 2時間目
「なぜ水はたくさん飲めないのに、ビールはたくさん飲めるのか」
こんにちは。科学の時間です。前回はビールが美味しく感じるようになる「味覚のオッサン化」のヒミツについてでした。ホント、オッサン化が進んだ今ではビールがおいしいくてグビグビ飲んでしまいます。先日、スタッフの皆と焼肉へ行ったときには気がつけば90分間の間にジョッキ5杯のビールを仰いでいました。よく飲んだもんだーなんて自分でも感心しましたが、ここで疑問ビールってなんでいくらでも飲めるんでしょ?ビールに限らずアルコールって水やジュースよりたくさん飲めるような気がしませんか?というわけで今日は「なぜ水はたくさん飲めないのに、ビールはたくさん飲めるのか」という疑問を解明してみたいと思います
さてまずは水を飲んだときを考えてみましょ。飲んだ水は食道から胃に入ります。そのあとしばらくそこにいるけど、胃では水はほとんど吸収されません。小腸や大腸に着いて、ようやく本格的に吸収がはじまります。その腸につくまで30分から1時間とかずいぶん時間がかかるので、そのうちに胃がイッパイイッパイの状態になってしまう。だから水はあまり飲めないのです。
じゃあビールは?という話になりますが、ビールに入っているアルコール(エタノール)は胃の壁からからさっさと吸収され始めます。実はそのとき水も仲良しのアルコールにくっついて、胃の壁から一緒に吸収されてしまうのです。でもビールのアルコールはおよそ5%。これだけしかないアルコールがたくさんの水をどんどん連れていっちゃうの?と思った鋭い方もいるかもしれません。
じつはもう1つ理由はあります。体からでる水は最終的には膀胱にたまるわけですが、その手前には腎臓があります。腎臓には1日にドラム缶1本(180リットル)というすごい量の水が通るといわれていますが、その99%以上はリサイクルされて体内に戻り、尿として排出されるのはほんの1.5リットルでしかありません。
その水分のリサイクルを促しているのが「バソプレッシン」というホルモン。「水をリサイクルしろ」っていう命令を腎臓に出すのですが、そのホルモンをつくる酵素をアルコールが抑えて、ホルモンを減らしてしまうのです。だから水はリサイクルされず、大量の水分が尿として排出されます。ほら、ビールを飲むとトイレが近くなるでしょ。つまりそのとき排出される尿はビールに入っていた水分だけでなく、リサイクルされずに体から絞りとられた水分のほうが多く含まれているのです。体から水分をとられてまた喉が渇く。そしてまたビールを飲む。なんだかエンドレスで飲めそうな気がしますが、飲みすぎにはご注意を。
お酒をのんだらラーメンが食べたくなりました。なんで、お酒を飲むとラーメンを食べたくなるのでしょ。コレは次のテーマにします。でわ。
何か疑問があればyamamoto@nzm.jpまで。
参考:化学意表を突かれる身近な疑問 日本化学会 編
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【6月24日】
科学の時間 2時間目
「なぜ水はたくさん飲めないのに、ビールはたくさん飲めるのか」
こんにちは。科学の時間です。前回はビールが美味しく感じるようになる「味覚のオッサン化」のヒミツについてでした。ホント、オッサン化が進んだ今ではビールがおいしいくてグビグビ飲んでしまいます。先日、スタッフの皆と焼肉へ行ったときには気がつけば90分間の間にジョッキ5杯のビールを仰いでいました。よく飲んだもんだーなんて自分でも感心しましたが、ここで疑問ビールってなんでいくらでも飲めるんでしょ?ビールに限らずアルコールって水やジュースよりたくさん飲めるような気がしませんか?というわけで今日は「なぜ水はたくさん飲めないのに、ビールはたくさん飲めるのか」という疑問を解明してみたいと思います
さてまずは水を飲んだときを考えてみましょ。飲んだ水は食道から胃に入ります。そのあとしばらくそこにいるけど、胃では水はほとんど吸収されません。小腸や大腸に着いて、ようやく本格的に吸収がはじまります。その腸につくまで30分から1時間とかずいぶん時間がかかるので、そのうちに胃がイッパイイッパイの状態になってしまう。だから水はあまり飲めないのです。
じゃあビールは?という話になりますが、ビールに入っているアルコール(エタノール)は胃の壁からからさっさと吸収され始めます。実はそのとき水も仲良しのアルコールにくっついて、胃の壁から一緒に吸収されてしまうのです。でもビールのアルコールはおよそ5%。これだけしかないアルコールがたくさんの水をどんどん連れていっちゃうの?と思った鋭い方もいるかもしれません。
じつはもう1つ理由はあります。体からでる水は最終的には膀胱にたまるわけですが、その手前には腎臓があります。腎臓には1日にドラム缶1本(180リットル)というすごい量の水が通るといわれていますが、その99%以上はリサイクルされて体内に戻り、尿として排出されるのはほんの1.5リットルでしかありません。
その水分のリサイクルを促しているのが「バソプレッシン」というホルモン。「水をリサイクルしろ」っていう命令を腎臓に出すのですが、そのホルモンをつくる酵素をアルコールが抑えて、ホルモンを減らしてしまうのです。だから水はリサイクルされず、大量の水分が尿として排出されます。ほら、ビールを飲むとトイレが近くなるでしょ。つまりそのとき排出される尿はビールに入っていた水分だけでなく、リサイクルされずに体から絞りとられた水分のほうが多く含まれているのです。体から水分をとられてまた喉が渇く。そしてまたビールを飲む。なんだかエンドレスで飲めそうな気がしますが、飲みすぎにはご注意を。
お酒をのんだらラーメンが食べたくなりました。なんで、お酒を飲むとラーメンを食べたくなるのでしょ。コレは次のテーマにします。でわ。
何か疑問があればyamamoto@nzm.jpまで。
参考:化学意表を突かれる身近な疑問 日本化学会 編
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【5月10日】
痩身に励みたい
最近、気温はジワジワと上昇をはじめ、ちょっと汗ばむような日もチラホラ。夏だ!夏がきたぞー!!ワーイ!!!
しかし夏を迎えるにあたってどうしてもコレだけは何とかしないといけないというものがある。そう、それは『脂肪抹殺』。いや、前からデブだったんだけどもう限界。3月中旬からグイグイを脂肪細胞たちは膨れ上がりだし、今もグイグイと体脂肪率をあげている。
4月から1人暮らしを始めたので「一人暮らし痩せ」という意味不明な減量を期待したがまったくの期待はずれ。『自炊で体もお金もダイエット』というスローガンを掲げて自炊に励むが、一人分を作るのって難しい。いつも4人分くらいの量をこしらえてしまい今日も食べすぎ。そして夜遅くなってもうるさく言う人も、門限もないので夜な夜な飲み歩く始末。
これじゃイカンと少し危機感を感じた4月中旬。『脂肪は運動で燃やせ』というスローガンを再び掲げ、近所のスポーツクラブへ駆け込む。しかしなかなか重い腰が上がらない。
そんなこんなで、なんだかイヤになってきたので『ありのままの自分を受け止めよう!』とデブ開き直り作戦にでてみたが、GWに久しぶりにあった高校時代の友人たちに言われた。「それやばいょ。今までみたこともないくらいデブよ。」と。さすが高校時代からの悪友達、はっきり言ってくれた。そうそれくらいヤバイらしい。「らしい」というのは若干現実から目を背けたいという私の気持だ。察して頂きたい。
なにはともあれ、とにかく脂肪抹殺に励むことにした。ここで発表した以上やり遂げなければならない。やります、やります。ええ。スタッフ限定、幻のおのぞみドットコムTシャツ着て走ります。某スポーツクラブでその姿見かけたら私であります。「がんばってね」なんて声をかけてやってください。
でもたまには誘ってください、ケーキバイキングも焼肉もラーメンもお酒も。もちろん行きます。
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【5月10日】
痩身に励みたい
最近、気温はジワジワと上昇をはじめ、ちょっと汗ばむような日もチラホラ。夏だ!夏がきたぞー!!ワーイ!!!
しかし夏を迎えるにあたってどうしてもコレだけは何とかしないといけないというものがある。そう、それは『脂肪抹殺』。いや、前からデブだったんだけどもう限界。3月中旬からグイグイを脂肪細胞たちは膨れ上がりだし、今もグイグイと体脂肪率をあげている。
4月から1人暮らしを始めたので「一人暮らし痩せ」という意味不明な減量を期待したがまったくの期待はずれ。『自炊で体もお金もダイエット』というスローガンを掲げて自炊に励むが、一人分を作るのって難しい。いつも4人分くらいの量をこしらえてしまい今日も食べすぎ。そして夜遅くなってもうるさく言う人も、門限もないので夜な夜な飲み歩く始末。
これじゃイカンと少し危機感を感じた4月中旬。『脂肪は運動で燃やせ』というスローガンを再び掲げ、近所のスポーツクラブへ駆け込む。しかしなかなか重い腰が上がらない。
そんなこんなで、なんだかイヤになってきたので『ありのままの自分を受け止めよう!』とデブ開き直り作戦にでてみたが、GWに久しぶりにあった高校時代の友人たちに言われた。「それやばいょ。今までみたこともないくらいデブよ。」と。さすが高校時代からの悪友達、はっきり言ってくれた。そうそれくらいヤバイらしい。「らしい」というのは若干現実から目を背けたいという私の気持だ。察して頂きたい。
なにはともあれ、とにかく脂肪抹殺に励むことにした。ここで発表した以上やり遂げなければならない。やります、やります。ええ。スタッフ限定、幻のおのぞみドットコムTシャツ着て走ります。某スポーツクラブでその姿見かけたら私であります。「がんばってね」なんて声をかけてやってください。
でもたまには誘ってください、ケーキバイキングも焼肉もラーメンもお酒も。もちろん行きます。
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【4月15日】
「卒業式の朝に」
今までやってきた書籍の仕事もいろんな人にお世話になりつつ、迷惑をかけつつ、なんとか終えることができました。発売日は5月22日予定。さてさて、どんな風に仕上がっているのか。わくわく。しかし先述した通り、多くの人の助けを借りることになってしまった私。原稿はたまる。たまる。たまる。たまる。なぜこうなってしまったのか。オフィスで迎えた大学の卒業式の朝、原稿の合間に考えたどうでもいいこと。それが以下。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
時計の針は午前4:40をまわり。街はまだ動き出していない今。まさに。今。私はオフィスでこうして原稿を書いている。 というのも5月上旬に発売される書籍の原稿締め切り間近だというのに、まだまだ若干の(?)原稿を残しているからである。
ちなみにこのあと5時間後には4年間の大学生活の総締めである卒業式が行われる。 卒業式の朝にまでこんなことになって、相変わらずせっぱつまった奴だ。 よく思い返してみると、どうも幼いころからこの手のピンチが多い。小学生の頃は8月31日に必ず宿題に追われていた。もう、どうにもこうにも終わらせることが出来ないと判断した私は、夏休み帳の白紙ページを糊で張りあわせて、「そのページは無かったこと」に勝手にしていた。幼いながらなかなかの悪知恵である。中学校の頃も同様だ。読書感想文がなかなか書けず、本のあとがきをほぼそのまま採用していた。高校の頃はさすがにそれはなかったような気がするが、大学受験前にはもうちょっとはやく数学勉強しておけばよかった・・・なんて後悔しながら、正月明けから本格的な受験勉強を猛烈に始めた気がする。大学時代はレポート提出の前日は血眼になって徹夜の傑作を仕上げ、そして今に至る。
とりあえず冷静にまとめると腰の重い奴のようだ。いや、腰が重いというより危機感の足りない奴なのかもしれない。うだつのあがらない奴だ。ったくっ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
寝不足のせいなのか、どうもネガティブ思考。出来上がったこの日の晴れ着写真はなんだか顔色が悪かった。しかしこのコラムをこの日が懐かしく思える日に読み返すと、「卒業式の朝にようこんなことしたわ」なんて笑えるのかも。これが大学生活最後の思い出。あぁ。
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【3月25日】
最近はまっていること。「市」の巻
今回は初体験レポートは勝手にお休みして、逆に最近はまっていることをご紹介いたします。
最近はまっているのは「市」。まったく自慢にならないがそれは社内一の「市」好きを誇りたいほどである。といってもほとんど東寺の弘法市にしか行ったことがないのだけど、今年の初弘法以来3ヶ月間、21日を楽しみにして生きているといっても過言ではない。
しかし弘法市には魔物が住むと昔からよく言った・・・かどうかは知りませんが、すっかり物欲の魔物にとりつかれてしまいました。魔物は財布の紐をゆるめ値下げをしぶるおじさんに遭遇しても「ツヨキデ イケ」と耳元で囁きます。「イマシカ カエナイゼ」という悪魔の囁きを聞いてしまったらジ・エンド。というわけでほんの30分のあいだに気に入ったガラス製品を買い込んで6000円近く使ってしまったことを悔やんだのはつい1ヶ月前。
そしてまたこの21日もガラスのカップ&ソーサー2セットと、「それいつ使うん?」というつっこみがバンバンはいりそうなガラスのランプをお買い上げ。その前の15日には知恩寺の手作り市に行き、帽子とステンドグラスのペンダントトップをお買い上げ。普段はケチなのになんでか投資してしまう。ほんまに市ってやつは恐ろしいものですょ。
まぁその魅力はなんなのかというと、やっぱり他にはない品物との出会いと、お店の人との駆け引きかもしれない。店のおっちゃんに「コレいくら−?」と聞いてからおっちゃんが値段を言うまでのあの沈黙がたまらない。沈黙の間におっちゃんは間違いなく私の様子をうかがっている。「こいつ、いくらぐらい金持ってんのやろ。いくら言うたら買うやろか。」っていうココロの声が聞こえそうなくらい。だから私も「おっちゃん私貧乏だからあんまり高い値段言うたら買えませんやん」みたいな顔をしておく。そう、この沈黙のやりとりがスリリングなのだー!
とまぁ若干高テンションで魅力を述べてみたが、ソレほんまかいなと疑われている気もする・・・。おぉ、今日は偶然にも北野天満宮の天神さんの市ではないですか。よかったら行ってみてください。そのスリルが分ればあなたも「市」の虜です。
次の楽しみは・・・。大骨董祭りです。
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【3月8日】
今回は「財布を忘れたサザエさん」初体験の話
「買い物しようと街まで出かけたら 財布を忘れて 愉快なサザエさん」というサザエさんの歌があるが、買い物する前に財布を忘れたことに気がついたと思われるサザエさんはまだ賢いと思う。たとえ財布を忘れたことに気がついたのがレジだとしても、買い物を諦めて商品を返せば済むことだ。
しかし、喫茶店でコーヒーを飲んだ後の支払いで財布を忘れたことに気がついた場合はどうだろう。喫茶店でコーヒーを飲み終えてレジに向かう途中、バックから財布を出そうといつもの内ポケットに手を入れる・・・が何もない。「あれっ、今日は違うところにいれたのかな」と思いながらバックを覗く・・・が財布はない。「あれあれっ、書類の間に挟まっているのかな」と思いながら、もう一度席に戻り、バックの中身をテーブルに出す・・・が財布は見当たらない。変な汗が額と鼻の頭に滲み出す。そして数秒後、現実を冷静に受け止めた結論が出た。
「財布を忘れた」と。
財布を忘れて愉快・・・なんて言っていられない。愉快で済まされたサザエさんはある意味すばらしい。
とにかくコーヒーを飲んでしまったのは事実なので280円は払わなくてはならない。しかしお金は1円もない。「たった280円も払えないなんてぇぇぇぇ」と叫びながらテーブルをバンバン叩きたいくらいやたらとくやしい。
残っていたお冷をググッと飲み干し、冷静になって店内を見渡してみる。客は私を除いて日本人と外国人のカップル1組と若い女性の店員さん男性店員。財布を忘れたと告白するにしろ、できるだけ周りの人に知られぬよう1人の店員さんだけにひっそり告白したいものだ。
なんとか1人の店員さんと2人きりにならないかな・・・と思っていると、カップルの日本人の方がトイレに立った。「しめた!残された外国人のほうは日本語が分らないかもしれない」と思い、レジのほうを見た。すると若い女性の店員さんと目が合ってしまった。
チャンス到来!!!!!
私は足早にレジに向かいうつむき加減で「すんません。お金ないです。」と一言。顔をあげると店員さんは驚いた顔をしていた。そりゃそうだ。コーヒー飲んでおいてお金ないですなんて言われることはめったにないだろう。「あ・・・すみません。お財布を忘れたんです。取って来るので、2時間後でもいいですか?」と言うと「今日でなくても、また来てくれた時でいいですよ」となんとも優しい答えが返ってきた。
もちろんすぐに近くに住む友人にお金を借りて返しにいきました。あの時の優しい店員さんありがとうございました・・・。
ところでやっぱり飲食店でお金を忘れたら正直に言うしかないのでしょか?他の方法でこのピンチを切り抜けた方がおられましたらtegami@onozomi.comまでご一報ください。
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山本 有希子 |
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【2月19日】
今回は「初めて一人でラーメン屋へ行く」の巻
また寒くなってきました。ラーメンが恋しいです。
こだわったスープや麺は間違いなく舌もお腹を満足させ寒い日なんかカラダの芯から温めてくれる。「いらっしゃい。寒いのに毎度おおきに」なんて店主に言われたらココロさえもほっこりしてしまう。たった5、600円で手に入るそんな幸せがたまりません。
こんな具合にラーメンは大好きなのだが、今までラーメン屋に一人で行ったことがなかった。「そんなのラーメン好きって言えないよ」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、どうかお許しください。ファーストフードとかカフェなら余裕で一人で行けちゃうのに、ラーメン屋はなぜか勇気がでない。一人でカウンターに座って、額に汗を浮かべながら、一心不乱にラーメンをすする女の子って一体?という思いが頭を駆け巡ってしまう。「ラーメンは食べたいけど、一人では暖簾をくぐれない」このジレンマは小心者の私にとってしょーもないが重要でもある悩みだったのだ。
しかし、先日このジレンマをついに脱する日が来た。最近、塩ラーメンが気になる私は、塩がおいしいと言われる[風花]に行ってみたくなった。行きたいけど、誰もつかまらないという日が2、3日続くともう限界。一人で行く決心をし、ついに暖簾を一人でくぐったのだ・・・。
予想通り女一人の客はいなかった。私はカウンターでおじさん達と方を並べながら塩ラーメンを注文。[風花]には塩ラーメンしかない。一本勝負の職人がどんなラーメンをだしてくるのか・・・とワクワクしながら待つこと数分。透き通ったスープのなかにぷりぷりのちぢれ麺、とろけそうなチャーシューが入った塩ラーメンが出された。あっさりしているが、スープの深い旨みはある。思わず運ぶ箸の勢いが増す旨さ。今までちぢれ麺は苦手だったけど、それも悪くないなと思った。
というわけでおいしいラーメンに出会い、ちぢれ麺を見直した一人ラーメンは成功だ。
一軒行けば怖くない。一人でラーメンを食べれない女の子たち、勇気をだせば意外にすんなりいけるもんです。さて、次はどこへ行こうかな〜。
[新宿・めんや 風花]
京都市下京区高辻通東洞院東入ル三軒町551
075−344−6623
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山本 有希子 |
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【2月3日】
今回は「結婚式」初体験の話。
2月1日 大安吉日。
中学校以来の友人Tの結婚式が地元の山口県で行われた。22歳の私の同級生では第1号。この年で結婚するなんてすごいなぁ〜と思いながら、母親の振袖を引っ張り出し、初めての結婚式にドキドキしながら出かけていった。
瀬戸内海が遠くに見える丘にある教会で挙式は行われた。 パイプオルガンの演奏が始まり、新郎が入場した後いよいよ新婦の入場だ。真っ白なウエディングドレスを身にまとった新婦は、もはや私と一緒にバカなことばっかりやっていたTではなかった。凄くキレイでキラキラしていて眩しかった。父親から新郎へ新婦が渡される場面では、「ついにTもお嫁に行っちゃうのね。あんたは立派だよ。」と嬉しいような淋しいような、なんとも言えないキモチになった。式の方は順調に進み、最後にフラワーシャワーで皆の祝福をうけた新郎新婦は本当に幸せそうで、私はそのオーラにクラクラしてしまった。
「本当によかったね!おめでとう。」と新婦に声をかけると、「ありがとう。この後の披露宴でのスピーチも宜しく頼むね。」と言われた。めでたい席ですっかり浮かれていた私は忘れていたが、「友人代表スピーチ」という大役が待っていたのだ。
その後「あんたうちらの代表なんじゃけぇしっかり頼むよ。へましたら承知せんけぇね。」と友人たちのプレッシャーを受けながら、場内に若干の笑いをもたらしつつ、大役を成し遂げたことは言うまでもない(?)。
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山本 有希子 |
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【1月15日】
今回は『初恋』について考えてみた。
『初恋』について考えてみることにした。
あまり愛だの恋だの言うほうではないが、友人からのひょんなメールから考えるハメになってしまった。問題のメールは以下の通り。
友人:『ところで、初恋の人はいつ見ても心がときめいてしょうがない。』
私 :『初恋の人はいつ会っても好きになれそうなのはなぜだろうね。』
友人:『きみぃ、うまいこと言うねぇ。まったくその通りで困っちまったよ。』
私 :『こまっちゃうね。初恋マジック。』
ちなみにこの友人は男性である。彼は正月、地元に帰省した時ばったり初恋の人に出会ったらしい。そういう私も同様、帰省中にばったり初恋の人に再会したのだ。
こういう時大体、成長して、よりかっこよく(かわいく)なっているか、なぜこんな人が好きだったのだろうと疑問を抱くほどかっこ悪くなっているかのどちらかだ。幸い私も友人も前者だったようだ。
それにしてもなぜ初恋の人ってこんなに特別なのだろうか。初恋以外の人にあっても「おぉ、久しぶり」という程度で、前述したメールの内容のようなことはほとんどない。ただの片思いで終わった、忘れかけていた小さな恋にも拘わらずなぜなのだろう?うーん。
やはり、人に初めて恋心を芽生えさせた人の影響力ってすごいのだろうか。自分の気付かないところにすごく影響を与えているのかも。例えば『初恋』の人が好きなタイプの源流になっているとか。
それとも人間は初体験の記憶はちょっとした出来事で簡単に、当時の感情がフラッシュバックされるの仕組みになっているのだろうか。そう考えると、なんでも初めて体験した時の記憶って大事なんだなって改めて思った今日このごろ。
そういえば本で「なんでも初めての経験を大事にしたい。せっかくの初体験ならでっかいことをしたい」って言ってた人がいたような(?)でも考え方によっては何でも初体験。それを一つ一つ大切にしていけば、普段の何気ない生活も新鮮に思えてくるのかも・・・。
おっと『初恋』の話から随分外れてしまった。
ところで『初恋』の人についてこう思っているのは私と彼だけでしょうか?皆さんもちょっと『初恋』の人思い出してみてよ。もし皆さんもそう思うなら『初恋』を科学的に解明する価値がありそうだよね。
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山本 有希子 |
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【12月24日】
今回は「花火イリュージョン」初体験の話
12月23日に和歌山県のマリーナシティーで行われた『花火イリュージョン』。その新しい花火の形はあまりに新鮮で印象的だった。
花火というと、静寂の中、ボーン、ボーンと打ち上げられて、パッと夏の夜空に花を咲かせる・・・。淀川や宇治川なんかで打ち上げられる花火が思い浮かぶ。もちろんそういう花火も魅力的で、私も毎年欠かさずいくつかの花火大会に足をはこんでいる。
しかし『花火イリュージョン』はそれとは全く異なるもので、新しい花火の形に驚きと感動を与えられた。
待ちに待った19時半。澄んだ冬の空気に生のゴスペルが響きわたる。それに合わせて花火が打ち上がりだした。1つ1つの音に合わされた花火。音楽の高まりとともに徐々に花火も華やかになってくる。様々な音楽のシーンに対応させるため花火の種類も多彩だ。見たことのない花火もいくつか登場し、その度に、「ワァー」と観客席はわきあがった。さらに計算され尽くした音と花火のコンビネーションは花火自身の音(ピューだとかボーンという音)も流れる音楽の一部として組み込んでしまうほど。
それは単なる音楽つきの花火ではない。花火と音楽。視覚と聴覚。それぞれに訴えかける芸術が融合した『花火イリュージョン』は新しい芸術だ!!!
と、思わず熱く語ってしまったが、いかんせん花火も音楽も素人なもので、詳細を上手くお伝えできないのが残念である。
しかし『花火イリュージョン』は従来の花火とはまた違った魅力が満載であることは確か。というわけで来年は是非その目で確かめて頂きたい。
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【12月9日】
今回は『顔の産毛抜き』初体験の話。
これはアカスリに続いて、またまた韓国での体験である。第一回目のコラムにある通り、私は韓国にてアカスリ初体験をした。その思い出の良し悪しは別として、アカスリというものはなかなか心地よく病みつきであることが分ったのだが、今回の『顔の産毛抜き』は正直、二度と経験したくない。
本来ならば、アカスリのみ行う予定だった。しかし突然「オキャクサン、ウブゲヌクト、オハダツルツルョ」という強烈なプッシュに遭い、少し気になってしまったので、『顔の産毛抜き』をお願いすることにした。
産毛抜き職人によると、産毛を抜くことによって、肌のくすみがとれ、化粧のノリが良くなるとか。さらに、ニキビの元になる角栓まで抜いてしまうので、ニキビにならないとも言っていた。「おおっ。産毛抜きすごいな」と思っていると、急に顔をグイッと力強く持ち上げられて始まった。アカスリの現場でも感じたが韓国の女性は力強い。
二本の絹糸の間に産毛を挟み、ピンッピンッとリズミカルに産毛を引っこ抜いていく。ピンッと絹糸が音を立てる度に、自分の無数の産毛が抜けて、フサァと顔の上に落ちている感触がある。しかし痛さが半端ない。産毛が抜けるたびに、無数の毛穴にピリッと痛みが走り、涙が流れ落ちる。「イタカッタラ、イッテョ」と言われたので「痛い」と言ってみたが聞こえていなかったようだ。あまりの痛みで、もうろうとする意識の中「韓国語で痛いってなんて言うんだっけ?」と考えを巡らせているうちに終了した。
産毛は根こそぎ抜きとられた。顔はむき卵のようにツルツルになり、その後の化粧のノリもすこぶる良かった。しかし、痛い。痛すぎる。ゆえに私はこれを今後行う予定はないが、それでもツルツルむき卵肌を手に入れたい方はやってみると良い。韓国語で「痛い」は「アパヨ」と言うこともついでに教えておく。
『顔の産毛抜き』が終わると、「マユゲ、イレズミシナイ?」と眉毛を刺青でかくことを勧められた。さすがにそれはお断りさせていただいたが、韓国にはいろんな美容法があるものだと感心した今日この頃である。
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【11月21日】
今回は「カフェライブ」(nossa@ ACE CAFE)初体験の話。
「カフェライブ」というなんとなくオシャレな響きに憧れを感じていた私。そのカフェライブが催されると聞いて、木屋町のランドマーク、エンパイヤビルの最上階にある[ACE CAFE]へ行ってきました。
その日は[nossa]という2人組のアーティストの出演。ギターと歌だけというシンプルな音楽だけれど、透き通るような声と温かいギターの音が心を穏やかにしてくれる、私の大好きなアーティストだ。
初めて訪れた「カフェライブ」で、私はなんて自由に、自然に音楽が楽しめるひとときなんだろう!と感じた。ライブハウスでのライブは、皆必死にステージを見つめて、音楽に耳を傾けているが、カフェライブはそうじゃない。
カフェライブではお茶をする人、食事をする人、おしゃべりする人、とその過ごし方は様々で、食器がカチャカチャ触れあう音や人の話し声やざわめきなど、普段通りのカフェの音もする。その日常的な風景に、音楽が自然に溶け込み、いつもと同じだけど、どことなく違う空間を創りあげている。そして一体感すらもたらしている、BGMとは全く異なるこの感覚。それが「カフェライブ」の魅力だ。
それから、アーティストとの距離も近い。数字的な距離の問題ではなく、聞き手とアーティストの、お互い気を使いあってない自然な関係がそう感じさせる。
ピースフルな空間が本当に心地よい「カフェライブ」。あなたもいかがですか?
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【11月6日】
今回は「ラーメン店複合施設(京都拉麺小路)」初体験の話
最近、新横浜のラーメン博物館の成功がきっかけだろうか、どうもラーメン店の複合施設が増えてきているように思う。ラーメン店複合施設というのは、いくつかの全国各地の有名ラーメン店が一箇所に集合した施設のことで、まさにラーメンテーマパークとも言える。とにかくそこに行けば全国各地のご当地ラーメンに出会えるのだから、ラーメン好きにとってそこらのテーマパークよりもよっぽど気になる存在なのだ。
関西にも泉ヶ丘の「ラーメン劇場」を初めとして、道頓堀の「ラーメン大食堂」、なんばパークスの「浪花麺だらけ」(これはラーメンだけではないが)といった具合に続々と登場してきているが、少し離れた大阪ということもあって、なかなか行けずもどかしい日々を送っていた。しかし、先日ついに京都にも「京都拉麺小路」というラーメン店複合施設が登場したので、早速行ってみた。
北海道から九州まで、全国のラーメン7店舗が集結する「京都拉麺小路」には、各地自慢のご当地ラーメンを求める人々で賑わい、なかでもカップルでの来店が多かった。ラーメンテーマパークは今もはや、新しいデートスポットであるようだ。USJもうかうかしていられない。
しかし、これだけラーメン屋があるとかなり迷ってしまう。尾道ラーメンもいいけど、熊本、徳島も捨てがたい。いや、ここは食べたことない函館にするべきか、とブツブツ呟きながらウロウロする人は私以外にも多くいた。どちらかに決めることが出来なかったのであろう。
結局2、3軒のラーメン屋をはしごして「苦しい」と呻き声を上げている人もいた。おそるべしである。お腹に自信のない方は初めからお目当てのラーメンを決めていくことをお勧めする。結局その日は尾道ラーメンを食べて帰ったが他のラーメンも気になるので少なくともあと6回は行かなくてはいけないようだ。
そんなことを言っているうちに12月にまたもや「明石ラーメン波止場」という新しいラーメンテーマパークが登場するらしい。どうしてこんなにも次々できるのだ!食べる人のことも考えておくれよ!と言ってやりたいが、本当は嬉しくて心待ちにしている今日この頃である。
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【10月21日】
今回は「アカスリ」初体験の話。
アカスリは私の憧れであった。エステシャンが鮮やかな手つきで、古い角質や毛穴に詰まった老廃物を綺麗に取り除く。一皮剥けたお肌はさぞかしスベスベだろう。さらに程よい強さで体を擦るため、マッサージ効果も期待できる。血行が良くなった体からは、持病の肩こりも消え去っているかもしれない。こんなことを日々考え、アカスリへの憧れをえんえんと募らせ続けていたのだ。
そんな時、友人に韓国旅行を持ちかけられた。ついに本場韓国で
アカスリを体験できる私は大喜びし、快く賛成した。焼肉よりも
キムチよりもアカスリが目的である。韓国行きが決定してからは、体により多くの垢を溜め込むことだけに集中した。垢を取り除いた後の爽快感を最大限に味わえるようにと心がけたことだが、今思えば唯の大バカ者である。
ソウルに着けば、どこよりも先にアカスリへ向かい、予約していた店で中年の女性に迎えらた。早速、サウナの中に入って待つように命じられたので、ジワリと汗を浮かべた古い皮膚を眺めながら、もうすぐ現われる最高の技を持ったエステシャンを待ち望んだ。
しかし、そこに現れたのはナゼか黒いビキニを着用した、体格のよいオバサンだった。オバサンは私をビニールの敷かれた簡素な台に仰向けで寝かせると、ゴシゴシと力強く擦り始めた。想像と全く異なる展開を迎え、さらにオバサンに「オキャクサン、アカイッパイダヨ」と片言の日本語で余計なことを言われた私は大きく動揺したが、オバサンには関係ない。私を台の上でくるくる回し、手早く大量のアカを擦り落とした後、ザッパーンとバケツで湯をかけて「ハイ、オワリ」と言った。
私の憧れのアカスリ初体験はあっけなく幕を閉じた。高級なエステシャンは現われず、マッサージのマの字も無かった。ただし、垢だけはオバサンの力強い擦りによってきっちり落とされた。
あれから随分経つ。そろそろ、アカが溜まってきたようだ。苦い初体験を繰り返さぬよう十分注意しながら、懲りずにアカスリに挑みたい。
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