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小川 潤 
大学/学部: 京都大学工学部地球工学科
出身高校 : 奈良・東大寺学園高等学校(私立)
他受験校 : 立命館大学理工学部 センター方式 

『背水の陣で挑んだ、大学受験。』


・合格体験記


浪人することが考えられなかった。あと1年勉強漬けの日々が続くかと思うと耐えられなかったし、またそこまでして行きたいと思うような大学もなかった。そんな私は、第22志望の大学にセンター入試で合格。本命大学の受験に向けて追い込みをかけることができた。試験当日、緊張はなかった。2回目はない。背水の陣。あとは…力を出し尽くすのみ。私が合格した理由、それは自分が押しつぶされないギリギリのラインを見極め、追い込み、平常時以上の力を出せたことだと思う。



・普段の勉強場所は?


塾には行っていない。時間を拘束されたくなかったからだ。電車の中で勉強するのも嫌いだった。私の勉強場所は学校、家の机、そしてベッドの上。私たちが学校にいるのは起きている時間の半分程度。とても長い。だから先生の話はよく聞いた。例外はもちろんあったが。学校が終われば家に直行する。一呼吸入れて勉強を始める。学校の予習、復習をする。参考書は良いものを選ぼう。そしてたっぷり寝る。一日で蓄えられたものが整理される。これで十分だったし、ベストだったと思う。



・息抜きの仕方は?


息抜きはたくさんある。友達としゃべること。スポーツをすること。テレビを見ること。ゲームをすること。たっぷり寝ること。肉体的に疲れていても夜更かしをして遊んだ。精神的な疲れを癒すことも大事だと思ったからだ。ひとつのことだけをするのはとても疲れる。私は楽器を弾くのが好きである。でもずっと弾き続けるのはつらい。それと同じだ。勉強も嫌いではない。だから、楽器を弾くこと、勉強することが互いに目的であり息抜きであった。好きなことをバランス良くすること。 これが私の息抜きの絶対条件だ。



・受験の大失敗


高校3年生の夏、受験までまだまだ遠いところにいた私に転機が訪れた。はしかによる1ヶ月半の入院。健康には気を遣ってきたつもりだったのに。ろくに勉強できず、気が気でない日々が続いた。しかし、それは同時に受験から離れ、これまでの、そしてこれからの人生について考える時間にもなった。これまでぎゅうぎゅうに詰め込まれていたものが解きほぐされるような気がした。あせりは消え、目標が確かなものになった。私には大失敗といえるような失敗がない。あるのは、今では成功の要因だと思えるような、小さな失敗だけであった。


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