

まさしくジャンボ。看板に偽りなし。
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「私の名前?『ジャンボのおばちゃん』でいいわ。みんなそう言うてるし」
前の店長であるジャンボのおばちゃんは、そう言って笑った。等持院近くで、お好み屋を始めて「多分30年ぐらい」とのこと。今では息子さんが店を切り盛りしているが、昼時になると、ジャンボのおばちゃんも店に立って、仕事を手伝っている。
「お客さんが満足してくれたらそれでいいねん。」ジャンボのおばちゃんは、取材中、何度もそう言った。もう息子さんに仕事を任せているせいだろうか、店を大きくしようとか、これ以上有名になろうとかいう欲はないのかもしれない。創業時から普通の2倍はあろうかというビッグサイズのお好み焼が定番だが、値段は700円で、しかも値上げは一度したきりだという。 |
卵4個、キャベツ4分の1個が使われ鉄板一杯に広がるお好み焼き。意外にも、これがすんなりとお腹に入る。秘密はホイップクリームのようにフワフワの生地だ。お腹にたまることもなく、見た目よりも楽に食べることができる。トロミのあるツクネ芋をミキサーにかけ、メリケン粉をツナギに使っているそうだ。そして、3種類の海の幸からとったダシが味に深みを与えている。その上に、業者に頼んで、ジャンボのお好み焼にあうようトロミや風味を調整したオリジナルソースがつく。
ヤキソバも、もちろんビッグサイズ。シャキシャキのキャベツの甘味が、ジンワリと染み出ている。特別なキャベツを使っているかと思いきや、そうではないらしい。「焼くタイミングで甘味が変わってくるんです」とは店員さんの言葉だ。
そういえば、ジャンボのおばちゃんは店員さんのことを「職人」と呼んでいた。店員さんたちは、普通の2倍はある大きなお好み焼やヤキソバを、器用かつ豪快に焼き上げ、最後は満月のように見事な円形に整えてくれる。その仕草は、確かに「職人」という言葉がピッタリだ。
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14:00から18:00は飲食はできないが、「生」といってお好み焼や焼ソバの素材を買って、家でジャンボのお好み焼きを焼くことができる。だからこの時間帯にもお客さんは、次々とやってくる。その中には、こんな客も来ていた。
「25年前に妊娠して、ツワリでご飯が口に入らなかった時があったんです。けど、ジャンボのお好み焼だけは食べられたんです。」それ以来の常連さんで、「孫はまだかいな」と今ではおばちゃんから、せっつかれているそうだ。
立命生なら一度は通る道、それがジャンボのお好み焼きだ。今日も誰かが、特大のお好みを食べて笑顔を浮かべる。 |
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ジャンボ
京都市北区等持院南町35-16
075-462-2934
11:00AMから2:00PM
4:30PMから11:00PM(土・日・祝は売り切れ次第終了)
第4日休、月・火休
駐車場:なし
カード:不可 |
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