

いくつになっても色褪せない
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| [ぴかんて]のカレーを食べに行く。それは、店ができた21年前からの立命館大生の習わしのようなものだ。場所は立命館大の東門を出てすぐ。もとは喫茶店だったそうだが、おかみさんいわく「コーヒーよりカレーがすごく人気で、カレー屋にしちゃった」。利用客が食べ盛りの学生だから?と思ったが、詳しく聞いてみると、それは当然の流れ。「本格的なカレーを出したいと思って、店を始める前に、東京の有名なカレー屋で修行を積んだ」ほど、当初からカレーへの思い入れは半端なものではなかったのだとか。 |
| カレーは、じっくり炒めた玉ねぎに牛肉やスパイスを合わせたあと、2日間煮込んで作られる。牛肉も、ルーと同化するくらいトロトロになる。改良に改良をかさねてできあがったレシピだ。 |
| ひとくち食べてみると、爽やかな酸味がすっと舌を通過していった。この酸味はチャツネによるものだそうだ。後味がまったく残らないので、どんどん食べたくなる。「息子も立命館や、って親子2代で来てくれた人もいるの」というエピソードが表すように、立命館大生の舌に代々語り継がれている味だ。
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最初は「ビーフカレー」1種類のみだったが、それを基本にトッピングのバリエーションが増え、今では多彩な顔ぶれが揃う。カレーのベースはかなりの苦心作らしく「ヒミツかな」と多くは語らなかったおかみさんも、トッピングについては楽しそうに語ってくれた。「卵はね、目玉焼きをドカーンと乗せるの」。さらに「ナスはね、輪切りじゃなくてナスを縦に半分に切ったものを2つ乗せるの」。1皿でナスがまるごと1個分!「その切り方やとナスが食べにくいみたいなんやけど、その食べにくいのを結構楽しんではるみたいやから、そのまんま」。
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ユニークなカレーを介して、会話も弾む。「おばちゃんっぽくならんように」あまりしゃべり過ぎず、聴くこと重視のおかみさん。学校のことやクラブのことを毎日のようにしゃべりにくる学生は後を絶たない。「料理屋の魅力って、お客さんとのコミュニケーションやと思うから。食べて帰るだけの店にはしたくないな」。この言葉を聞いて、今までと同じように、この土地でずっと愛され続けていくのだろうなと思った。
[メニュー]
・ビーフカレー 480円
・卵とチーズのカレー 630円
・ナスとチーズのカレー 630円
・カレーオムライス 650円
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ぴかんて
京都市北区小松原町56‐21
075-461-0318
9:30AMから6:30PM
土・日・祝休
駐車場:なし
カード:不可
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