 
いつもお客さんの立場で、がモットーです。
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| パン屋がたくさんある北白川界隈。その中でも古くからやっているのが、12年前にオープンしたCONA-CONAだ。銀閣寺道から一歩入った、少し静かな場所にあるその建物は、コンクリートや鉄筋で出来たものではない。瓦の屋根に窓の簾。中に入ると天井にはむき出しにになった梁。“おうち”を想わせるこのお店は、今ではすっかり定着している町屋の先駆けである。町屋ブームが訪れるずっと前から、変わらずここでパンを売ってきた。元々は、現在の店長である藤田さんのご両親が始めたお店。パン教室に長年通っていたお母さん。会社員だったお父さん。そのお父さんが会社を定年退職したことがきっかけとなり、もともと住んでいた家の1階部分を改装して、夫婦2人でパン屋としてスタートさせた。 |
| 藤田さんがこのお店で働き始めたのは、ちょうど1年ほど前。それまで横浜で飲食系のフランチャイズの店長として働いていたという。お客さんのために何か変えたくても、組織の中では身動きが取れず、限界を感じることが多かったらしい。そんな中お母さんの体調が悪くなったこともあり、実家の家業を継ぐことになった。今ではこのお店をお父さんと2人で切り盛りしている。いつでもお客さんのリクエストに応えたい、と考える藤田さん。「以前お客さんで手が不自由な人がいたんです。まん丸のパンって実は掴みにくい。だから掴みやすいように細長く作り直して提供したこともありますね。」と話してくれた。小さなことかもしれないが、お客さんの立場に立っているからできることだろう。 |
| お客さんは地元の人や、口コミでやってくる人、土地柄観光客のお客さんも多い。数ある商品の中でも人気なのは、丹波の黒豆が使われている黒豆食パン。取材に行った日もすでに売り切れ。「このパン食べたら、他のは食べられへんわ。」と言うお客さんもいるらしい。他には惣菜パンのジャーマンポテトがオススメ。ずっしり重たいと思ったら、なんとなんとジャガイモまるごと1個入ってた!生地は、しっかりとしていて絶妙な塩加減。ジャガイモは本来の甘さを残し、上にのったバターがコクをプラス。そして何より1個で十分満足できるボリュームで、何だか得した気分。 |
「これからもお客さんの立場に立って、自分も成長していきたいです。」と笑顔で話す藤田さん。本当にお客さんを愛している。お店のなかに入ると感じる温もりは、藤田さんがもつ温かさからくるものなのかもしれない。オープンして12年。CONA-CONAは今日もたくさんのパンを並べて、お客さんを待っています。
[メニュー]
・黒豆食パン(1斤) 250円
・ジャーマンポテト 140円
・りんごパン 140円
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CONA-CONA
京都市左京区北白川東久保田町27
075-781-2732
7:00AM〜8:00PM
日休
駐車場:なし
カード:不可
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